ゲーテアヌム建設現場で講義するルドルフ・シュタイナー(唯一の写真)        「ラディカル」とは「ラディッシュ」と同じ語源で、「根源的」という意味。表面のみならず、その「根」を見ようとすること。このブログはそういった意味でラディカルでありたい。

2008/6/10


 1920年代のいつ頃までかは定かではないが、ルドルフ・シュタイナーはよくタバコを「吸って」いた。「煙草」ではなく、「嗅ぎタバコ」を鼻から吸っていたのである。これは火を使わないタバコで、英語で「スナッフ」とも呼ばれている。昔はこれが定番で、多くの場合、タバコとはこの嗅ぎタバコのことを言った。非常に細かいタバコの粉に薄荷やエーテル油、または色々な香料を混ぜたものだ。手の甲に小豆大のスナッフをのせ、鼻の穴からこれを吸い込むとスナッフは鼻の粘膜に付着、そこからニコチンが吸収される。心地よい刺激が脳天にまで至り、涙が出て、鼻水が出る。それをハンカチか鼻紙で勢いよくかむのである。

 人によってはくしゃみが出るが、これがまた楽しみの一つとなる。花粉アレルギーは御免だが、勢いの良いくしゃみはストレス発散になり得る。吸収されたニコチンは煙草同様の「ぼわー」っとした感じを生じさせる。無煙なので人に迷惑をかけることなく、タバコが楽しめるというので、今、欧米では静かなブームだ。しかしドイツでは昔から現在に至るまで愛好家が多く、どこのキオスクでもスナッフは売られている。ドイツ語では「シュヌップフ・タバーク」という。「シュヌップフェン」、すなわち「嗅ぎタバコを吸う」という動詞もあるくらいだから、いかに定着しているかが分かる。南ドイツのバイエルン地方では愛好家が特に多く、多くの種類が売られている。

 日本でもネットで購入できるようだ。シュタイナーの好きだった「快感」を体験されたい方はどうぞ。因みに昔は鼻をかむのに赤いハンカチが使われたそうな。何度か吸った後、ぬるま湯に塩を入れたもので「鼻うがい」をするとスッキリします。
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