2006/9/26

思うところあって、演奏についての教材を少しまとめてみようかな
という気になり(そのうち、っていう話ですが)、
取材(は大げさ!)と来年夏の道内演奏活動の打ち合わせ、気分転換を兼ねて
昨日から千歳に来ています。今日も素晴らしいお天気!

空気も景色もスイスに似ている。
すでに夜はだいぶ冷え込みますがやっぱり北海道はいいなあ。

スイスから日本へ移動後、コンサートの準備、練習、原稿、など
色々と重なり、自分ではそれほどと思っていなくても
気が重かったり、張り詰めていたり、で、この北海道への移動は
良い気分転換、です。

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さて本題。

今年も、作曲家たちの生みの苦しみを経た作品を何曲か
世に送り出すことにかかわっています。

7月23日、大阪のそごうホールでの「悲の海は深く」(前田智子作、
ソプラノ、ヴァイオリン、コントラバス)に続き、

先週金曜日、白寿ホールでのコンサートでのワルターの
谷川俊太郎の詩への音楽「a flight of songs」
も、もちろん大いなる気がかりのひとつでした。
子供を世に送り出す育ての親、みたいな心境です。

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荒牧小百合さん、谷川俊太郎さん、白土文雄さんと共に
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2006/9/13

ピカピカ  

今日のチューリッヒは暑くもなく寒くもなく、一日さわやかな良いお天気でした。
差し込む日の光は明らかに秋のもの。

あまり気持ちよいので、かねてより気になっていながら
なかなかその気にならなかった家中の窓ガラスを磨くことに。

完璧、とはいわないまでも
気持ちいい〜!

あさって日本に着いたら、翌日からリハーサルですが、
少しくらい今日の練習時間けずっても、こんなに気分が良くなるなら
バチはあたらないわね。

いかに、普段掃除を怠っているか、ってことですが、
心の窓のほうも、気分転換にたまには磨くのもいいのかもね。


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2006/9/13

夏の思い出 I  舞台裏のひとりごと

8月は一日も日記を書けませんでした。

たくさんのことがあり、たくさんのことを思い、色々な出会いや感動も一杯あったのに。
備忘録のつもりで書いておこう。

館林文右衛門ホールコンサート(8月5日 音を楽しむ会)

館林の駅の直近にある正田醤油本社の、歴史ある醤油蔵、
醤油の色がしみついていい味を出しているその骨組みをそのまま残し、
現代的にリニューアルした170席ほどのホールがあります。

去年、10月、ヴァイオリンひとりの第2回目、3回目をやった
駒込のケヤキハウスで、偶然手にした建築雑誌。
そこに紹介されていたのが正田醤油本社とその社内にあるこのホールでした。
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2006/9/12

ヴァイオリンひとり Vol. 20-23  スケジュール

ヴァイオリンひとり Vol. 20

2006年9月16日 20時
八王子 ギャラリーカフェ ロア

バッハ 無伴奏ソナタ第1番、 無伴奏パルティータ第1番

問い合わせ先 石原(090-7410-1981)

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ヴァイオリンひとり Vol. 21

2006年10月29日 14時
大阪富田林オーディオカフェ 音楽の森

バッハ 無伴奏ソナタ第2番、無伴奏パルティータ第2番

問合せ先 WMY企画

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ヴァイオリンひとり Vol. 22

2006年11月3日 13時
奈良・東大寺二月堂北参篭所
華の仏さま展(11月1日〜5日) 特別奉納演奏

バッハ 無伴奏ソナタ2番、無伴奏パルティータ第2番

問合せ先 常楽寺

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ヴァイオリンひとり Vol. 23

2006年11月4日 11時
東京国立博物館 表慶館 改修記念イベント

バッハ シャコンヌ、G線上のアリア、無伴奏パルティータ第1番

問合せ先 Umewaka International(株)Tel 03-3363-7718


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2006/9/12

ヴァイオリン一丁一人旅  舞台裏のひとりごと

ちょうど一年前の9月14日、札幌の小さな可愛らしい
(そしてケーキたちが素晴らしく美しくて美味しい!)
パティスリー・アンジュで、「ヴァイオリンひとり」のプログラムを始めました。

尺八の田嶋直士さんに奨められて、一念発起、
どのくらいかかるか分らないけど、100回連続を目指し、
ツアーで動いている間、東京に滞在している間に、
お客さん5人でも10人でもいい、
主催者にも人集め・オーガナイズ・経済的なプレッシャーを感じずに
コンサートを催すこと、人が集うことを一緒に楽しんでもらうこと、を条件に
バッハの無伴奏ソナタで行脚を始めたわけです。

札幌、東京、大阪、京都、長崎、チューリッヒ、山梨、和歌山、横浜、茨城、ニセコの
カフェ、教会、お寺、ハウスコンサート、ギャラリー、レストラン、日本家屋、
学校、ペンション、ホテルなど、様々な場所で、様々な形で行なってきました。

演奏の回数の問題ではもちろんないけれど、繰り返し一つのプログラムを
演奏できる、ということは演奏者にとって、厳しくも幸せなこと。
作品の力が実に大きいです。
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2006/9/11

Marder  
テン、という動物、ご存知ですか?

聞いたことない、という方も
名前は知っているけど、姿は見たことない、という方も
たくさんいらっしゃるでしょう。

辞書によれば、日本語ではこの「テン」だと載っているのですが
(漢字、出てきません、「特殊文字」で探しても、よくわかりません)
ドイツ語で、マーダーという動物です。いたちの仲間らしいです。

私も姿を見たことはないのですが、この、マーダーに、
ウチでは昔からどれだけ被害をこうむっていることか・・・。
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2006/9/10

A flight of songs  スケジュール

谷川俊太郎の詩への音楽

2006年9月22日(金) 18時開演

ハクジュホール

演奏
ヴァイオリン・河村典子 コントラバス・白土文雄 ソプラノ・荒牧小百合

入場料 3,500円 (全席自由席)

プログラム
ヘンデル「パッサカリア」、カタラニャ民謡 「鳥の歌」 前田智子 組曲「風」 
日本の歌より 「出船」「荒城の月」「琵琶湖就航の歌」

W.ギーガー「A Flight of songs」谷川俊太郎の詩への音楽(初演)
笛、歌、葉書、顔、けいとのたま、うみのきりん、羊水、影法師、かえってきたバイオリン

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お問合せ・お申し込み先 Umewaka International (株) 
Tel  03−3363−7718 Fax 03−3363−6882
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2006/9/10

感情移入の達人たち  舞台裏のひとりごと
20年来オーケストリオで一緒に弾いているギター奏者のワルターは、詩人です。
いや、詩を自分で書くかどうかはさておき(書くと思うけど)、
詩人の心を持った作曲家です。

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以前、「モノを見るときの見方」、の話をしていて

私は、少し距離を置いて、それがナンなのか、何でできているのか、
どうしてそこに存在するのか観察するタイプ、

夫は、手にとって質感と重さを感覚的に量り、それで遊び始めるタイプ、

ワルターは、そのものの中に入り込んで、その気になってしまうタイプ、

という結論でした。

(知りたがり屋、遊びたがり屋、その気になりたがり屋、のトリオです。)

そんな感情移入の達人のワルターですが、私たちとの長年のつきあいで
日本を題材にとった作品が、たくさんあります。
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2006/9/10

弓付け、って何のことか分かります?

弦楽器を弓で弾くのに、方向は上げるか、下げるか、二種類しかないけれど、

いざ、曲を演奏するときに、フレーズをどうするとか、
アクセントをどうするとか、クライマックスをどうもってくるとか、
はたまた、長い音を弾くのに長さが足りなくなるから、とか

様々な理由によりその使い方は実に千差万別。

その弓使いを予め決めるのが「弓付け」、ということです。

普段は、室内楽やソロで、弓付けといっても、おおむね自分のために、
好き勝手に(もちろん、それぞれ理由があってのことですが)
やっています。

オーケストラの練習で、この弓付けがしっかりと決められる、というのは
ひとつの重要なポイントでもあります。
同じセクションの人たちが本番で弓使いをバラバラで弾いていたら、
見た目の統制がとれないだけでなく、音楽的にも具合悪いですからね。
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2006/9/9

スイスな日々  私の中のスイスと日本
あ〜あ、なんて久しぶり!

怒涛のような日本の生活からチューリッヒに戻って、まずはその気温差に震え上がり、

(8月20日長野戸狩では平均気温より5度!高い40度、
21日飛行機の乗り継ぎの遅れで一泊を余儀なくされたミラノの夕方27度、
22日朝チューリッヒに帰り着いたときは15度・・・)

追いかけるように、日本からのお客様(新進気鋭のソプラノ歌手S.A.嬢)と、
室内オーケストラの仕事を頼んだ、才能ある若い演奏家二人
(ドイツ留学中のコントラバス奏者H美嬢とスロヴェニアで活躍するヴィオラ奏者I君)
の我が家での逗留が重なり、10日間若い彼らとわいわい過ごし、
この間の長野の合宿の延長みたいでした。(それにしても毎晩すごい騒ぎだった・・。)

室内オーケストラはオール・モーツァルトのプログラムで30日から3日間リハーサル
「チューリッヒ湖畔 音楽の夏」フェスティヴァルコンサート(9月2日無事終了)。

これがまた、チューリッヒ湖畔の端っこのシュメリコンという小さな町なんですが
湖を見下ろす小高い丘の上に建つゴシックの簡素な教会、とおもいきや、
中は素晴らしいバロック様式で・・・。

平和で静かで半分眠ったような、湖畔の小さな町の、
何気なく日常に存在しているこんな教会でも、1500年建立、
という歴史があったりするのです。
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