2008/2/29

問いと答え  舞台裏のひとりごと
西洋音楽というのは、たくさんの「問いと答え」から成っている。

そんな気がします。
それは自問自答かもしれないし、ディアローグかもしれない。
ディスカッション、シュプレヒコール、色々とあるはずなのだけれど
とにかく、

どのフレーズが「問い」で、それに対する「答え」がこれ、

色々な??があり、
!があり、
フレーズを形作り、起承転結に繋がる
?!
!!
...!?!がある、

というように見ていくと、想像が膨らんで楽しいです。

もちろん、演奏解釈のすべてをそれで解決することは出来ないけれど
クラシック音楽の源には、言語のフレーズや抑揚や流れ、語感、
その基にある思考やコミュニケーションの形、というものが
日本人の私たちが想像する以上に大きな要素を占めているような気がするのです。
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2008/2/14

名画、盗まる  
チューリッヒの閑静な高級住宅街にある目立たないヴィラ、

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実は、個人のコレクションとして世界に名だたる名画の宝庫、という
ビュールレ美術館から、ゴッホ、モネ、セザンヌ、ドガの
名画、総額170億円、が白昼、武器を持って押し入った賊に
盗まれたという事件が昨日あったそうです。

美術の教科書によく載っていた、あの、あまりにも有名な
セザンヌの「赤いチョッキの少年」も盗まれてしまったんですって・・・。

昔、すぐそばに住んでいたこともあり、また、
日本からお客様が来るたびに、お勧めの観光スポットで
よくお付き合いもする場所だったので、なんだかショックです!

目立たずひっそり、でも世界に名だたる作品が展示される
いかにもスイスらしい趣のある美術館が狙われるなんて。

一週間前には、やはりチューリッヒ郊外で行われていた
展覧会でも、二枚のピカソの作品が盗まれたばかりだったとか。

盗まれた名画が何年かして、突然戻ってくる、というのも少なからずある話ですが
(何年か前、ムンクの「叫び」もそうでしたよね)
そうであってほしいです。
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2008/2/11

春のソナタ  スケジュール
私のレパートリーリストには
この2年ほど、そこに加わりつつあるバッハの無伴奏ソナタを除くと
邦人・ヨーロッパの現代作品の他には、サラサーテ、ロッシーニ、ムソルグスキー、
など、スペイン・イタリア・北欧・ロシアなどの民族的な作品が圧倒的に多いのです。

ギターや、アコーディオン、尺八との室内楽では
ベートーヴェンや、モーツァルト、シューベルトはちょっと考えにくいのですよね。

振り返ってみると、
オーソドックスな、いわゆる「正統派クラシック」「ヴァイオリンの定番プログラム」
(などという言葉があるとすれば)というのは、ほとんどありませんでした。

昔、ロシア人のパートナーと一時、デュオを組んでいたことがありましたが
ピアノとヴァイオリン、私にとって意外なほどに疎縁だったわけです。
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2008/2/1

"パウル・クレーの魔法の庭にて"  スケジュール
先日お伝えしましたように、ベルンのパウル・クレー美術館
「クレーの魔法の庭にて」という5月の特別展関連で行われる、
オーケストリオのコンサートのお知らせです。

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ベルンの新名所 パウル・クレー美術館 (設計レンツォ・ピアノ)

一昨年白寿ホール(初演)、昨年吹田メイシアター、梅若能楽堂で演奏した
ワルターの A Flight of songs のほかに、クレーの小さな絵から
インスピレーションを受けたという、「コロンブスの魚」(卵、ではなくて・・・)
の初演、また、クレーと親交の深かったバルトークのピアノ曲を
トリオのために編曲した作品も初お目見えです。
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