2005/6/9

都立中高一貫校の教科書採択に関して  ]平和
本年4月25日行われた都高教対都教委要請での、当該校の発言を紹介します。

都立大学付属・全
 拉致問題が公民の教科書に今回載った。それにあわせた請願が各地で出ている。
 都立大附属の中高一貫校は国際化を目指している。(現在も中国語、ハングルなど5つの第2外国語をおいている。)東アジアの人々がいい国際環境をつくろうとしている。この目標にふさわしい教科書の採択。
 日中韓の学者研究者・教員が3カ国語による共通の歴史教材をつくっていることを紹介する。こうした研究が生かされた教科書を望んでいる。
 他府県のような、開設準備室の希望あるいは、母体校の意見を聞いてほしい。
 昨年説明会を行ったが、どういう教科書を使うのか注目されている、それによっては志望を変えるとのアンケートの回答があったことを紹介しておく。

小石川・全
 文京地区中高一貫6年制校(仮称)の都の基本計画検討委員会専門部員、校内の中高一貴校検討委員会の委員としての経験から意見を述べたい。
 小石川高校は、理化学研究所に隣接して建てられ、理化学教育を目的とする学校の伝統を引きついでいる。教育理念などでは、確かな学力を育み、世界的視野をもつ生徒の育成、特に科学的な考え方、見方を育てる自然科学教育を根幹においている。
 こうした点からみると、自国の歴史の肯定的な面は認めるが、否定的な面は触れない、意図的にオミットしていく教科書を使用するのがいいのでしょうか。
 すべてを見つめた上でなぜそうなったのか明らかにして、同じ轍を踏まないようにしていくのが重要である。
 理科、数学だけでなく、すべての教科で科学的な見方を貫いていけるようにしていきたい。
 中学だけでなく6年間一貫して生徒を育てていける教科書の採択を保障するため、開設準備室に任せるなどの措置をしていただきたい。

白鴎
 全国的に採択率の低い教科書を昨年採択されたことに納得がいかない。
 この教科書を使うのにあたっては、様々な副教材が必要とのコメントもある。
 職員会議でも心配する声が相次いでいた。
 同窓生有志からの「採択しないで」との要請もあったと聞く。
 白鴎中高一貫校は、現在の白鴎高校の進路を基本としたものを引き継いでいくとしているが、ある県の中高一貫校の評価では、この教科書は進路に対応できないとされている。
 都教委はこのことをどう考えるのでしょうか。
 各校の教育目標はそれぞれ違う。画一的に採択するのではなく、それぞれの学校の教育目標そって、各校の意見を聞き、採択すべきである。

両国・全
 保護者が年度当初の要望の欄に、「つくる会」教科書の採択はやめてほしいと書いている。
 学年の保護者の会でも話題になる。
 後援会の役員からも心配の声が寄せられ、同窓会の方々が心配して読書会を開く動きもある。
 本校には比較的外国籍の生徒も多い。そういう生徒が多い中で、「つくる会」教科書は、アジアの国々との友好関係を育むという視点から見て心配される内容があるのではないか。
 その教科書に、近代に入ってからの日本、中国、朝鮮との分かれ目という記述があるが、中国や朝鮮は外国の脅威を十分認識できなく、列強に侵略され、日本はそうではなくなどとある。このようなとらえ方は、生徒にどういう影響を与えるのか心配される。
両国・全
 進学指導を担当しているが、ある大手の予備校の講師は、公立の中高一貫校はうまくいっていない、東京を注目しているとのこと。
 各学校の基本計画がそれぞれある。それを尊重してほしい。


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