2005/7/31

差し迫った集会(7/31改訂)  ]平和
入手し得た情報を並べます。裁判は8月は夏休みのようです。

8月1日(月) 杉並区役所前緊急集会(杉並みんなの会)
        11:30〜 杉並区役所前(南阿佐ヶ谷)

8月2日(火) 嘱託不採用撤回裁判闘争
        10:00〜弁護士会館ロビー集合、10:30〜地裁へ提訴
        11:00〜弁護士会館502で報告集会・記者会見(霞ヶ関)

8月4日(木) 人間の鎖大行動(杉並親の会)
        10:00〜 杉並区役所前(南阿佐ヶ谷)

8月5日(金) 石原都知事に靖国参拝中止を求める市民の集い(平和遺族会)
        13:30〜 都議会棟6F第一会議室(新宿西口)

8月6日(土) 簡易裁判学習会(退職者会)
        13:00〜 ラポール日教済(神楽坂)

8月15日(月) 小泉首相は靖国参拝中止を(平和遺族会)
         9:45〜 日本教育会館8F第一会議室(神保町)
8月15日(月) 平和のための準備連帯を取り戻す(市民文化フォーラム)
        13:00〜 日本教育会館3Fホール(神保町)
8月15日(月) 憲法9条と靖国参拝(労働者市民の集い)
        13:00〜 中野ゼロ小ホール(中野)

8月20日(土) やっぱり音楽を(公立学校音楽教員6名)
        14:00〜 杉並産業商工会館ホール(阿佐ヶ谷)〔要予約〕

8月20日(土)10:00〜 教育労働者全国交流会
8月21日(日) 9:00〜

        渋谷区立神宮前区民会館(原宿or明治神宮前)

8月22日(月)13:00〜 全国学校労働者交流集会
8月23日(火)

        ふたき旅館(本郷三丁目or春日)

9月3日(土) 立川反戦ビラ控訴審闘争総決起集会
        13:30〜 国分寺労政会館(国分寺)

2005/7/31

中高一貫校歴史教科書採択結果  ]平和
「白鴎高校付属中学の教科書問題を憂慮する『白鴎有志の会』」の電子メール通信20号から一部転載。
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 7月28日(木)、都教委で来年度の中学教科書の採択が行われました。
 中高一貫4校(白鴎、両国、小石川、都立大附属)に、扶桑社の歴史教科書を採択しました。
 また、養護学校のうち、都立ろう学校、肢体不自由養護学校、病弱養護学校、青鳥養護学校梅が丘分教室に、扶桑社の歴史、公民教科書を採択しました。
 中高一貫校は公民は来年使わないので、採択がなし。盲学校も採択そのものがなし。
 すなわち、採択があった社会科の歴史、公民は、すべて扶桑社の「つくる会」教科書。しかも、すべて、6委員の全委員一致。
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 今回の採択は、「語らない」「隠さない」が特徴になっています。
 私たちは25日に要請に行きました。都教委は多くの都民、団体から扶桑社反対の要請を受けていました。公職にあるものとして、都民や諸外国からの「誤解は解かなくてはいけない」、とは思わないようです。
 なぜ、この教科書がいいのか、なにも説明がないのです。そして、「全員一致」!

 社会科地理を見ると、
  白鴎、小石川、都立大附属が、教出4、東書1、帝国1 で、教育出版
  両国は、帝国3、教出2、東書1 で、帝国書院

 国語を見ると、結果だけ書くと、
  白鴎が光村、
  都立大附属が東書、
  両国、小石川が学校図書、と3社に割れています。

 理科第一分野は、
  白鴎が教出、
  小石川は大日本、
  両国、都立大附属が東書

 割れている教科がほとんどです。

 全員一致は、歴史と書写(習字)、技術・家庭だけです。そのうち、技術・家庭は2社しか出してません。歴史は8社です。
 6人教育委員がいて、この「全員一致」は不自然ですよね。

 こういう一見不自然なときは、人間はつい「弁明」したくなるものです。「いやあ、扶桑社はいい教科書なんです。批判する人はちゃんと読んでるんですか?」とか。今回は、見事なまでにそれもない。なんの説明もない。
 都教委は扶桑社を採択することになってるんだよ、言わなくても分ってるだろ、ということでしょうか。
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 白鴎は「日本の伝統文化」を掲げ(させられ)ています。倒錯、偏向した形ではあれ、つくる会教科書が「日本の文化」を多く取上げているとはいえます。
 これに対し、都立大附属は国際化小石川は理数系の特徴を掲げました。
 だから、もしかしたら1校くらい、「別々にきちんと考えているんですよ」というポーズを見せるため、他社を採択するのでは、という観測もありました。せめて「自国の文化に誇りを持てなければ、国際化も理数系もだめなんだ」というような、独善的ではあれ、扶桑社を採択した理由らしきものを語るのではないかと推測されていました。

 こういう「異常な」採択、他教科は割れているのに、問題になっている歴史だけは全員一致、という採択をすれば、当然、これは政治的な採択だ、という声が起こります。それを避けるために、普通はいろいろ取り繕うものだと思います。

 しかし、それもない。それが先ほど書いた「隠さない」ということです。「異常さ」「不自然さ」を隠さず、弁明もしない。
 産経新聞は号外を出したそうですが、それですべてわかりました。都教委は、自分たちが「つくる会」支援というか、扶桑社=産経新聞と一体であることを、もはや隠していない。
 政治的な採択だと批判されることを、なんとも思っていない。
 組合も市民団体も、まさか7月に採択があるとは思っていなかったようです。我々も、昨年と同じく8月と思っていました。
 それが早まった。他地域で扶桑社採択を支援するためであるのは、もはや明らかです。

 なお、都教委のHPに、各校の調査資料が出ています。
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/kyokashosaitaku/18chugakutextbook.htm
 どこの学校も、扶桑社が一番とは読めません。
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 私は、同窓生として、白鴎附属中への偏った教科書採択を許せないと考えて、昨年から声をあげてきました。しかし、一人の人間としては、ろう学校、肢体不自由養護学校に採択したことが、今回最も許せないと思っています。

 すでに病弱養護、青鳥養護梅が丘分校には4年前採択されていました。しかし、主に判型の理由で、肢体不自由学校などでは、他社が採択されていました。

 言うまでもないことですが、「良い教科書」=「生徒にふさわしい教科書」ではありません。生徒にふさわしい教科書は、日々教えている学校現場の教員が一番知っています。
 中高一貫校にふさわしい教科書と、養護学校にふさわしい教科書は、違います。
 中高一貫校は、内容がくわしく、発展学習に向いている教科書がよりよい。
 それに対して、養護学校は、生徒が様々なハンディを背負っているのだから、より精選され基礎的な学習を重視した教科書が望ましい。
 両者は違っていい。生徒実態を考えれば違った方がいい。

 つくる会教科書の偏ったイデオロギーについては、今おいておきます。
 それをぬきにしても、もっとも人名が多く、リクツの説明が多い扶桑社を養護学校に採択するということは、ハンディを負った生徒の負担を考えない決定で、人間として恥ずべきことです。
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 今回の決定により、来年に予定される白鴎附属中の公民採択は、事実上、扶桑社に決定です。
 また、再来年に予定される、次の中高一貫校(武蔵、北多摩)も扶桑社です。
 最終的には都立中高一貫校は、10校となります。
 こんなにたくさん中高一貫校をつくる、真の政治的なねらいが、今回はっきりしました。


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