2005/8/21

右翼保護者・マスコミ・都教委一体となった平和学習介入事件  \増田の部屋
九段中増田都子教諭への「第二の授業干渉問題」は、下記のような展開をとげています。

 7月上旬、平泉澄(皇国史観論者)を信奉する保護者から校長宛質問の手紙
→7/15、保護者・増田教諭・校長の話し合いが持たれる(幾つかの誤解を解き、継続中)
→7/25、都教委から「教材照会」(校長に職務命令を出させる内容)
→8/5、『産経新聞』朝刊に、都教委から提出を求められた「教材」が無断引用掲載される。
→8/5、区教委による「事情聴取」(伊沢都議立ち会いで応ずる)
→8/5、校長が「服務事故報告」を提出。
→8/16、都教委から「事情聴取」呼び出し(生徒指導優先で欠席)
→8/25、「定例教育委員会」で、一方的処分決定のおそれ。

さて、一体どんな理由で処分が発令されようとしているのか、転送されてきたメールを紹介しますので、ご覧下さい。

> 今後も状況をお知らせください。(いま現在は、まだ都教委が何を理由に新たな処分をしようとしていることすらわからないんですよね?)

 「都教委が何を理由に新たな処分をしようとしている」かは、都教委が「処分」を発表しないと、分からないのです!?
 千代田区教委・酒井指導課長に確認したところでは、「処分理由は『ただ一つ』しかなかった」ということです。即ち『生徒に対し、都議・古賀の個人名を挙げて『歴史偽造主義者』と誹謗中傷した』事、これが地公法『信用失墜行為に当たる』という以外にありません。
 つまり、都教委がグダグダと『指導要領に違反してないか調べろ』とか『授業で紙上討論するのに、生徒や保護者の許可を得たか調べろ』とか『千代田区文書管理規則に違反してないか』調べろとか『アジア侵略と植民地支配を教えるのに、へんなビデオを使ってないか』調べろとか、千代田区教委に『照会』したけれど・・・これらについては、千代田区教委が調べても、どうやっても『服務違反』に仕立て上げられなかった、ってことなんです。
 そして、やっと『唯一』見つけた、上記も、実は、まーーったく成立するモノではないんですけどね。でも『メンツ』上、何が何でも、厚顔無恥な東京都教育破壊委員会は、『増田処分』を強行することでしょう。
 25日の定例教育委員会で決定し、都教委がプレス発表して初めて被処分対象者に『処分内容』が分かることになります。詳しい『処分理由』は「○月○日、処分辞令を出してやるから都庁に来いよ」と都教委がエッラそうに言って、それで、しょうがないので、もらいに行ってやって、それを見て初めて「ちゃんとした処分理由が分かる」!? というスケジュールなんです。
 これも「郵送しろよ」と言ってやることもできるんですけど、でも、これは、行ってやって、都教委の連中が「処分辞令」を読みげるのと同時に、こちらもを彼らを上回る大音量で「抗議文」を読み上げてやる、というパフォーマンスをした方が楽しい!? かな、って思ってます。
 というわけなので、その日時は、是非、皆さん、ご都合を付けて都庁に支援参加していただけないでしょうか?
 最近のメールによると『ゼッケン着用者』の一人の方への「事情聴取が25日の午後に入った」とのことですから、25日午前の定例教育委員会では『ゼッケン着用者への処分』は決定できないはずです。25日の定例教育委員会で処分が決定するとしたら、増田処分だけかもしれません。「ゼッケン着用者」に対しては臨時の教育委員会を開いて処分を決定するつもりかもしれませんね。


◆件の古賀発言とは、下記のようなもの。

「日本の国旗というもの、今までいろいろ議論が尽くされてきていますので、嫌いな人はどうしようもないので、私はいいと思うんですけれども、侵略戦争云々というのは、私は、全く当たらないと思います。じゃ、日本は一体どこを、いつ侵略したのかという。どこを、いつ、どの国を侵略したかということを具体的に一度聞いてみたいというふうに思います。これをこれからもちゃんと日本の国旗のすばらしさ、それから、国際的な儀礼の場で、間違いなく国際人として恥ずかしくないような対応ができるような最低の儀礼は学校で身につけさせるというのは当たり前ですね。」

  全文を読みたい方は、下記にアップ済みです。
  「無法者達の珍問答、その3」2004/10/26都議会

さて、奇しくも、8・15「敗戦」記念日に、「植民地支配」と「侵略」を認める、小泉首相談話が発表されました。古賀都議は、どんな思いでこのメッセージを聞いたでしょうか。

◆8・15首相談話

「先の大戦では、300万余の同胞が、祖国を思い、家族を案じつつ戦場に散り、戦禍に倒れ、あるいは、戦後遠い異郷の地に亡くなられています。
 また、我が国は、かつて植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。こうした歴史の事実を謙虚に受け止め、改めて痛切な反省と心からのお詫(わ)びの気持ちを表明するとともに、先の大戦における内外のすべての犠牲者に謹んで哀悼の意を表します。悲惨な戦争の教訓を風化させず、二度と戦火を交えることなく世界の平和と繁栄に貢献していく決意です。…
 我が国の戦後の歴史は、まさに戦争への反省を行動で示した平和の60年であります。
 平成17年8月15日
 内閣総理大臣 小泉純一郎」


 古賀都議の、「侵略」戦争を否定する発言は、政府&自民党の公式見解と矛盾することがはっきりしました。これが「歴史を偽造」する発言でなくて何でしょうか。
 都議会という公式の場での発言ですから、弁明ないし撤回も公式の場でなされるべきでしょう。そうでなければ、増田教諭及び生徒たち、そして「平和」を希求する都民・国民、さらに国際社会が納得しないでしょう。
 この発言を引用したことをもって「誹謗中傷」とするなら、都教委はその歴史認識の非常識さを国際社会の中にさらすことになってしまう。これはコップの中の嵐で済まされる問題ではなく、「事実」の真偽をめぐる、教基法違反を超えた、国際問題なのである。


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