2005/11/2

板橋高校藤田裁判第8回公判(11/1)速報  W板橋高校卒業式
教頭の大胆なフレームアップ!?
  〜検察側証人同士で食い違う証言

 傍聴券をもらうための行列がいつもの2/3くらい。これまで満席だった傍聴席が、今日は空席がちらほらと目立った。証人が脇役(?)の教頭一人ということもあり、また人事委審理、本部委員会、都労連動員が重なって、少々苦しかったかもしれない。
 そんな中で、田中一彦教頭の「とんでも証言」に傍聴席は何度ものけぞることになった。

1,検事の主尋問(13:35〜)
<これまでの鈴木祐治検事に替わり、石嶋正貴検事。有能な検事が、この裁判のあまりの筋の悪さにさじを投げたのかと思ったら、10/1から刑事訴訟法改定に伴う検察の組織変更で、専従の公安部が所属した「特別公判部」が無くなり、「一般部」に配置換えになったことに伴う交替だという。公安専属が無くなったのは目出度いことだろう。リリーフ登板若手の石嶋君が敗戦処理(?)だとしたらこちらはお気の毒さま。>

[雑誌コピー配布を制止した!?]
 最初に式場に着いた時、藤田氏は保護者席中程で、「前屈み」になってコピー配布の最中だった。
 止めるように「耳元で」本人だけに聞こえるように注意した。引っ張って通路に出そうとしたら「何すんだよ」とか「いででで」とか言って抵抗した。
 その列が終わったと思ったら、別の列で配り始めたので、こちらでも制止した。
[演説を制止した!?]
 配り終わると、中央通路を保護者積載前列まで歩いていき、大声で演説を始めた。
 「止めてください」と小さな声で注意を続けたが、約30秒間話しきってしまった。
 話し終えてから、腕か肩をつかみ注意をしたら、「触るんじゃない」と大声をあげて振り払った。
[会場の外に物理力も行使して追い出した!?]
 いつの間にか来た校長が「退出しなさい」という声を聞いて、引っ張ったり押したりしながら追い出した。「静かにしてください」「止めてください」などと、大声で怒鳴り合いながら。
 TBSカメラがまだ会場入り口にいるのに気付いたが、取り込んでいたので、退去指示を出しそびれた。
[土屋都議ともめた!?]
 藤田氏が荷物を取りに来賓席に戻ろうとした時、土屋都議が立ちはだかって「管理者はだれた」と言ったのを聞いた。かなり大きな声だった。
 藤田氏の退席確認を林先生にゆだね、式場に戻り開式宣言をしたが、後から聞いたら5分ほどの遅れだったと聞いた。もっと長時間の印象だった。
[雑誌コピーの印刷は学校の印刷室でその日の朝行われた?]
 リサイクル・ボックスに、保護者席で配ったと同じ雑誌記事の試し刷りが捨ててあったので、当日朝藤田氏が印刷したことが分かった。
[保護者からは怒りの声ばかり!?]
 式後に行われた「卒業生を祝う会」の場で、「何と非常識な」という声が上がった。後のPTA役員会でも、誰一人藤田氏を支持する声はなかった。
 卒業式の厳粛な雰囲気を乱したので、厳罰に処して欲しい。

          <休憩14:25〜14:45>

2,反対尋問(14:35〜)
  (小沢、只野、田場、加藤、猿田各弁護人)
(座席表、会場図、見取図、実況検分調書・その時の写真などを材料に)
[会場内の位置確認]
 教頭の役割に、君が代斉唱時に、教職員の起立を現認することがあった。教職員席の中に、教頭の座席が、一番前と一番後ろにあったのは不起立を現認するため。
 配置図の中の教職員席の最後尾は、もっと後ろだったかも知れない。
[コピー配布を制止した行為は誰も見ていない]
 保護者席はほぼ埋まっており、立っている人はいなかった。鯨岡証言(第4回公判)では、教頭の制止行為は見ていないと言っているが、どうしてか私は分からない。(教頭は身長181p体重80sだそうだ)
[演説を制止した行為も誰も見てない、聞いてない]
 終わりの頃に、体をつかみ「止めてください」と大声で言ったら、「触るんじゃない」と大声で抗議された。最初から、制止していたのだが、無視して話したのだろう。
 鯨岡証言で、話し終わってから近づいたと言っていることに、私から言うことはない。
 「検面調書」では、最初から大きな声で「止めてください」と言ったというのは、記憶違いであった。最近ICレコーダを聞いて、間違いに気付いた。
[あたかもコピー配布途中に制止したような演出写真を撮らせた]
 実況検分の写真で、藤田氏のモデルが、紙のようなものを振りかざして演説しているのは、私が指示説明したことに基づいている。後にTBSのビデオを見て、何も持っていなかった(=既に配り終わっている)ことを思い出した。
[藤田氏に近づいたのはコピー配布が終わった後ではないか]
 体に触ったのは、数え切れないくらい。「触るんじゃない」と大声で抗議されたのは、演説の最後の時。その前にコピー配布を制止した時は、「イデデ」とか小さく言っていた。最初から抗議されなかったのは、触り方の違いによるもので、別に不自然ではない。
[土屋都議のケータイ写真撮影行為]
 君が代斉唱時に、土屋都議がケータイのカメラで卒業生を撮影したことは、私は直接観ていないが、後から聞いた。生徒からも、「式中は電源をお切り下さい」と、全体にお断りがあったのに不公平だと不満が出た。肖像権侵害、重大な非違行為であることは認める。職員会議で、抗議すべきだとの声が上がったが、事実関係を把握していなかったから抗議はしていない。厳粛な雰囲気を乱す行為であったが、藤田氏への扱いと比べて不公平とは思わない。
[10・23通達の適用範囲]
 10・23通達の名宛は、各学校長である。生徒・保護者名宛ではない。
 それ以前は、「内心の自由」を尊重する旨のコメントを言っていた学校があることは知っている。藤田氏の「内心の自由」発言を禁止したのは、学校管理者である校長からやめさせろと命じられたから。
[同窓会会長は「素晴らしい式だった」と絶賛した]
 同窓会会長が、「今年の卒業式は素晴らしかった。最後の合唱は強く心を打った」と挨拶したのは事実である。
<16:30終了>

…藤田氏と直接接触した人物の証言だけに注目を集めたが、満場監視下の出来事なのに、これまでの証人の証言とかなり食い違う内容であり、信憑性を疑わせるものであった。今後、弁護側証人が証言すると大胆なフレームアップぶりが白日下にさらされる可能性が高い。

次回は、12月1日(火)朝の10:00〜同じく104号法廷で。
 検察側5人目(最後)の証人と、弁護側から最初の2人の証人が、証言台に立つ。いずれも、板橋高校関係の教員
 事実関係の詳細がいよいよ明らかになってくる。多数の傍聴参加をお待ちしております。



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