2007/8/4

≪連載≫7人の答辞(2/4)  X日の丸・君が代関連ニュース
 ある都立高定時制 ☆ 7人の答辞 ☆ その2(Dさん) 2007年3月

 ☆ 「答辞」 ☆
卒業生代表 D

 私のクラスには、ベトナムやタイなど外国籍の生徒が入学しました。皆、いろいろな事情があって、日本に来ました。私もその一人で、生まれは中国です。今日卒業式を迎えるに当たって、私は中国帰国子女としての私の経験を聞いて頂き、それを区切りとしてこれからの人生を歩んでいきたいと思います。

 私は中国で生まれ、育ちました。私の母は日中戦争の始まる頃、前の夫と五人の子どもを連れて、満州に渡りました。五人の子どものうち、二人は餓死したそうです。その後母の前の夫は戦死し、日本も敗戦を迎えました。
 日本には帰れない。母は子どもを育てるため、そして中国人からいじめられないため、そのために中国人と結婚しました。その人が私の父です。そして、私と姉が生まれました。
 小学校時代、私のあだ名は「小日本」。日本人は背が低い、そういう日本人へのさげすみの意味を込めて、ずっとそう呼ばれていじめられたのです。中学二年の時に「文化大革命」という事件が起こり、学校では「毛沢東語録」ばかり読まされ、他の勉強は全くしてもらえないまま、そのまま卒業しました。もっと勉強したい気持ちがあったのですが、この文化大革命の時は、母が日本人という理由で、高校に行くことが許されませんでした。

2007/8/4

参院選結果社説  ]平和
2007.07.31 参院選結果社説 際だつ中央紙と地方紙の差
安倍路線の評価を巡って
田尻孝二 (生協役員)

 参院選挙は自民党の歴史的敗北という結果で終わりました。当然のことながら30日の朝刊各紙の社説は選挙結果の論説で埋め尽くされています。
 戦後レジームからの脱却を掲げて安倍政権はこの10ヶ月に教育基本法の改正、国民投票法、防衛庁の省昇格と荒業を次々と繰り出してきました。今回の国民の審判はこれらの施策にもはっきりとNOを突きつけたのか…。新聞は民意をどう汲み取ったのでしょう。各社説を読んでの印象はまったくバラバラです。ならば、それらを比較検討してみることは各新聞の姿勢をチェックする格好の方法ではないでしょうか。

 産経、読売、日経の全国紙三紙は「選挙の結果が安倍政権の示した国の形の方向を国民が否定した」とは考えていないようです。むしろ、敗因を意図的に別のところに切り離して述べています。



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