2008/5/31

6・2東京君が代裁判案内  X日の丸・君が代関連ニュース
◆ NPJ 訟廷日誌(2008/5/15)
 ◎ 日の丸君が代強制反対裁判
〜東京「日の丸・君が代」処分取消し訴訟第1次訴訟〜

事件名:日の丸君が代強制反対裁判
〜東京「日の丸・君が代」処分取消し訴訟第1次訴訟〜
係属裁判所:東京地方裁判所民事第19部(中西茂裁判長)
        平成19年(行ウ)第68号 懲戒処分取消等請求事件
次回期日:6月2日(月) 午後1時10分から 101号法廷
       傍聴抽選予定 (詳細は下記連絡先まで)
次回期日の内容:被告側証人 (都立学校校長2名) の尋問
        終了後報告集会があります。午後5時ころ (閉廷後) から
        虎ノ門オカモトヤビル会議室にて
紹介者:雪竹奈緒弁護士
連絡先:「日の丸・君が代」 不当処分撤回を求める被処分者の会
     東京 「日の丸・君が代」 処分取消訴訟原告団
     事務局長 近藤 徹
     携帯:090-5327-8318 e-mail:qq947sh9@vanilla.ocn.ne.jp
【事件の概要】
1 当事者
  原告:東京都立学校の教員173名 (元教員含む)
  被告:東京都

2 請求の内容の概要
  原告らが受けた懲戒処分の取消し請求
  各原告へ55万円の慰謝料請求

3 事件の概要

続きを読む

2008/5/31

君が代刑事弾圧裁判傍聴記  W板橋高校卒業式
 ● 不当判決!「都立板橋高校卒業式君が代弾圧刑事事件」
ひらのゆきこ

 5月29日午後、東京高裁で「都立板橋高校卒業式君が代弾圧刑事事件」(平成18年〈う〉第1859号)の控訴審判決があり、被告の元教諭の控訴が棄却されました。

 ● 「都立板橋高校卒業式君が代弾圧刑事事件」について
  (略)

 ● 判決言い渡し

 あいにくの雨にも関わらず、大勢の人が東京高裁に詰めかけました。傍聴席89に対し、傍聴希望者は135名。運よく筆者は抽選に当たり、裁判を傍聴することができました。法廷に入る前にボディチェックを受け、さらに、バッグの中身を見せてほしいといわれ、見せました。裁判所に入る時すでにボディチェックをしており、荷物のチェックもしているので、2回もやる必要があるのか疑問に感じました。多人数でやっているので人件費もかかることから、財政難の折一考を要するとの感想をもちました。

 法廷に入ると、今日はテレビの撮影があるらしく、カメラが設置されていました。2時58分ごろ、須田まさる裁判長、秋吉淳一郎裁判官、横山泰造裁判官が入廷しました。ボディチェックが手間取っているのか、傍聴人が全部入ったのは、3人の裁判官が入廷したあとでした。2分間の撮影のあと、被告人の藤田さんが入廷し、判決言い渡しがありました。

 須田まさる裁判長が「本件控訴を棄却する」と言い渡したとき、法廷には一瞬、重い沈黙が流れました。

タグ: 板橋高校

2008/5/31

動画ニュース2件  W板橋高校卒業式
 ◆ 『TBSニュース』(動画リンク)
 「君が代」不起立要請、2審も有罪

 都立高校の卒業式で「君が代」斉唱時の着席を呼びかけ、進行を妨げたとして、威力業務妨害の罪に問われた元教諭に対し、東京高裁は1審と同じ罰金20万円の有罪判決を言い渡しました。
 都立板橋高校の元教諭、藤田勝久被告(67)は4年前、卒業式で保護者らに対し、国歌斉唱の際に着席するよう呼びかけ、式の進行を妨げたとして威力業務妨害の罪に問われています。
 裁判で無罪を主張した藤田被告に対し、1審は罰金20万円を言い渡していました。
 29日の判決で、東京高裁は呼びかけを“威力”と認めた1審判決を支持したうえで、「式の進行が現に阻害されており、処罰しても憲法の表現の自由に違反するものではない」として、藤田被告側の控訴を退け、罰金20万円の判決を言い渡しました。

 「自由で活発で誇りのあった都立高校が死滅している」(元教諭、藤田勝久 被告)
 藤田被告は、判決を不服として上告しています。
(29日19:41)

 ◆ 『TOKYO MX NEWS』(動画リンク)
 「君が代」斉唱義務付け反対 元都立高教員に二審も有罪

タグ: 板橋高校

2008/5/30

判決要旨  
 板橋高校事件弁護団の田場です。

 判決内容は、増田さんが紹介してくださったとおりです。
 この事件は、立川ビラ事件ほど注目されていませんが、こういった行為が犯罪となることは、どういうことか、について、1人1人が、声を上げていくしかないと思っています。

 NPJに、判決要旨と弁護団声明をアップしましたので、ご覧下さい。

 ●判決要旨
http://www.news-pj.net/siryou/pdf/2008/itabashi-kousaihanketsu-20080529.pdf
 ●弁護団声明
http://www.news-pj.net/request/pdf/2008/itabashi-seimei-20080529.pdf
 ●NPJ記事
http://www.news-pj.net/npj/2007/itabashikoukou-20071113.html

2008/5/30

『板橋高校事件』、冤罪成立!?  \増田の部屋
 ◆ 『板橋高校事件』、冤罪成立!?

 こんばんは。犯罪都教委&3悪都議と断固、闘う増田です! 重複ご容赦を。

 金澤さんから、新聞記事の提示がありましたが、本日の「板橋高校事件」控訴審判決を直接、聞きました。卒業式に来賓として呼ばれた元同高教諭の藤田勝久さんが、開式前の雑然とした中で『国歌斉唱時の不起立』を呼びかけたことで威力業務妨害罪に問われたものです。いつもクジ運が悪いのに、運良く1・5倍の傍聴抽選に当たり、90分の判決言い渡しを聞きました。藤田勝久さんと大学の同窓という鎌田慧さんも傍聴されていました。いやはや・・・予想はしていましたが全くヒドイものでした。裁判官席に法服を着て座っていたのは都教委の代理人だった!? としか思えません。

 「藤田さんが保護者に不起立を呼びかけている時の、教頭の田中による制止」なんて本当に無かったのです。藤田さんが話し終えてから教頭は来たんですから・・・だから、指導主事が録音していたテープにも教頭の田中の制止の声は入ってなかったんです。体育館にいた200人からが見ている、この事実(保護者の一人も証言)を、裁判官は「田中が『小声で制止した』と言っているから、テープに録音されてなくても不自然でない」「都教委側の5人の証言には矛盾がないから、田中は真実を証言しているといえる」なんぞと・・・当たり前ですよ、都教委側の5人は口裏を合わせているんですから・・・

2008/5/30

板橋高校卒業式裁判新聞報道  W板橋高校卒業式
 ■元教諭、二審も罰金 都立高君が代反対 『円滑な卒業式、阻害』

 東京都立板橋高校の卒業式で、君が代斉唱に反対し保護者に着席を呼び掛けて式典を混乱させたとして威力業務妨害罪に問われた元教諭藤田勝久被告(67)の控訴審判決で、東京高裁は二十九日、罰金二十万円(求刑懲役八月)とした一審東京地裁判決を支持、被告側の控訴を棄却した。被告側は即日上告した。

 須田まさる裁判長は「保護者に大声で呼び掛け、退場を要求した校長らに怒号で抗議したことは威力業務妨害罪に当たり、社会的相当性も欠いている」と一審判決を追認した。
 一、二審ともに被告の行為が「威力」に当たるか否かが争われた。弁護側は「君が代斉唱を義務付けた都教育委員会の通達は民事訴訟で違憲と判断され、通達に反対する呼び掛けは正当防衛」と訴えた。しかし、須田裁判長は「外部に対する積極的な表現行為により円滑な進行を阻害した」として威力性を認定。「憲法二一条は表現の自由を無制限に保障したものではない」と述べた。
 判決によると、藤田被告は二〇〇四年三月、来賓として招かれた同校卒業式の開始約二十分前に、保護者に向かって「国歌斉唱の時は着席をお願いします」と呼び掛けた。退場を求める校長らの指示に従わず、怒号をあげるなどして式の開始を約二分間遅らせた。

 ◎元教諭『でっち上げ』と憤り
 「見せしめとして(都教委に事件を)でっち上げられた」。藤田勝久被告は東京・霞が関の弁護士会館で会見し、東京高裁判決を批判した。加藤文也弁護士は「これが刑事罰の対象なら表現行為が許されない暗黒社会になる」と語気を強めた。


タグ: 板橋高校

2008/5/30

板橋高校裁判控訴審抗議声明  W板橋高校卒業式
クリックすると元のサイズで表示します
「旗出し」 《撮影:平田 泉》

不当判決に対する抗議声明

 2008年5月29日
板橋高校威力業務妨害事件弁護団

1 本日、東京高等裁判所第10刑事部(須田まさる裁判長)は、2004年3月の都立板橋高校卒業式に来賓として招待され,板橋高校に赴いた同校の元教員である藤田勝久氏に対し,卒業式開式前の行為が「威力業務妨害罪」にあたるとして罰金20万円(求刑懲役8月)を課した東京地方裁判所の判断を是認し,藤田氏の控訴を棄却する判決を言い渡した。
 われわれは、この信じがたい不当判決に対し、本日直ちに上告する手続をとった。そして、不当判決をくだした東京高裁第10刑事部に対し、怒りを込めて抗議するとともに、最高裁判所において藤田さんの汚名を晴らす無罪判決を獲得するため、全力でたたかう決意をここに表明する。

2 そもそも本件は,2004年3月の板橋高校卒業式において「君が代斉唱」の際にほとんどの卒業生が着席し,来賓として列席していた土屋都議会議員が卒業生らに起立斉唱を大声で命じたもののほとんど誰も応えなかったことに端を発する。
 土屋都議は式から5日後の都議会質問で「生徒を扇動した犯人探し」を求めるとともに,開式前の時間帯に保護者らに対して教員への「君が代」強制問題の深刻さを訴えた藤田さんをやり玉にあげ,横山教育長がこれに呼応し「法的措置」をとると答弁したことから,公安警察による「捜査」が始まった。
 しかしながら,藤田さんは、卒業式開式18分前に平穏に週刊誌コピーを配布し,その直後,やはり平穏に数十秒間だけ保護者に「君が代」強制問題の説明を行い,説明終了後の管理者らの退去要求に対して来賓として招待されていたことなどを申し述べ抗議をしたものの,卒業式開式前には式場から退去していたのである。

タグ: 板橋高校

2008/5/29

「君が代・強制」解雇裁判通信  X日の丸・君が代関連ニュース
 「君が代・強制」解雇裁判通信77号

  =控訴審第三回口頭弁論=
 ◎ そこには自由と伝統を重んじた教育があった。
  控訴人、当時の学校現場の状況を陳述


 五月十三日(火)、午後三時から東京高裁101法廷において、第三回口頭弁論が開かれ、控訴人の久保田正雄さんと控訴人代理人の新村響子弁護士が意見陳述を行い、水口弁護士からは、証人申請など、今後の訴訟進行についての意見を述べました。なお、前もって都側の準備書面の反論(一部)である控訴人側の準備書面(2)を裁判所に提出しました。
 また、冷たい北風の吹くあいにくの空模様にもかかわらず、101名の方が傍聴抽選に並び、また。裁判終了後の弁護士会館での報告集会にも、102名の方が参加されました。ありがとうございました。

 ▼ 教員であるからこそ「命令」に従えなかった
  =久保田さんの陳述要旨

@三十一年間、インテリア科の教員として、工芸高校で教育を行ってきた。そこでは自由と伝統を重んじ、「最後まで議論し、納得する」という教育の原則が守られていた。
 卒業式や入学式でも、自主性を重んじた「形式的でない式」が行われていた。しかしそこに、「君が代・日の丸」が強制されてきた。
A戦後の「一家離散」という筆舌し難い経験をとおして、その原因を作った「あの戦争と国家主義を許せないという強い思い」を持った。「君が代・日の丸」は、国家主義や軍国主義の象徴である。それを強制されることは納得できないことであった。
B白熱した職員会議の議論を経て、「内心の自由」の説明を行うことを条件に、「日の丸・君が代」は式に入った。しかし、「10・23通達」はそれさえも禁じ、全員に起立斉唱を命じてきた。

2008/5/29

歌わせたい男たち  X日の丸・君が代関連ニュース
 ▲ 「歌わせたい男たち」(永井愛 而立書房 2008年3月)を読んだ。

 舞台は卒業式当日の都立高校の保健室。
 登場人物は、元・売れないシャンソン歌手で1月に講師に採用されたばかりの音楽教師・仲(戸田恵子)、君が代不起立を貫く社会科教師・拝島(近藤芳正)、15年前には教員雑誌に「学校での『日の丸・君が代』の義務づけに抗議する」という文章まで発表していた国語科出身の与田校長(大谷亮介)、都教委の方針を先取りする若い英語科教員・片桐(中上雅巳)、そして体制順応型の養護教員・按部(小山萌子)の5人。
 たった40秒不起立し、歌を歌わないだけで2回目には減給、4回目には停職1か月処分という異常な世界。この物語はそんな世界に迷い込んだ、音楽を職業とする女性の物語である。
クリックすると元のサイズで表示します

 終盤で、拝島が処分されないよう不起立を断念した在日コリアン、チョン君が、ヨン様のようにマフラーを巻き片桐のクラスに乗り込む。「今日不起立だった女の子とは、必ずデートする」と微笑みながら語りかけると女子全員が不起立を表明する。片桐は「あなたを助け、僕を陥れようとするこんなやり方は汚い。チョン君を説得してほしい」と拝島に泣きつくというドンデン返しがある。
 シナリオを文章で読むと、ブラックジョークの連続だ。しかし、たいていのことは都教委が2003年以来積み重ねた事実に基づく。累積処分で生涯賃金は何百万ものマイナスになること、1人でも不起立の教員がいると連帯責任で翌年その学校の全教員が再発防止研修の校内研修を受けること、生徒が不起立だと担任が処分されること、

2008/5/28

福島判決と名古屋高裁判決  Z国際人権
 ◎ 憲法9条判断、 空白35年の理由
   長沼ナイキ基地判決裁判長 福島重雄さんに聞く


 航空自衛隊のイラクでの活動を違憲とした先月の名古屋高裁判決。憲法九条違反を認めた判決は一九五九年の「砂川事件」東京地裁判決、七三年の「長沼ナイキ基地訴訟」札幌地裁判決を含め、戦後三件しかない。三十五年もの間、裁判所が憲法判断を避け続けてきたのはなぜか。ナイキ判決の裁判長で現在弁護士の福島重雄さん(77)を訪ねた。 (橋本誠)

 ◎ 「違憲」出せば総攻撃 身分保障も口先だけ

 「長沼事件なんて思い出したくないし、なるべく触れたくない。だから、当時の新聞を読んだこともないし、資料も寄付してしまったんです」
 富山市内の弁護士事務所。自衛隊を違憲と断じた唯一の判決の裁判長は、穏やかな笑顔から、一瞬語気を強めた。歴史に名を刻む一方、癒やされない傷を抱えていた。
 富山市生まれ。十五歳のとき海軍兵学校で終戦を迎え、帰郷すると自宅は空襲で焼かれていた。京大を卒業し、司法試験に合格。弁護士志望だったが、誤判に興味を持ち、裁判官に。
 六九年、札幌地裁で判事になり、間もなくナイキ訴訟を担当。基地予定地の保安林解除の停止を求める仮処分の審理中、平賀健太所長(故人)から「農林大臣の判断を尊重すべきだ」などと書かれた手紙が届いた。

 ◎ 札幌地裁所長"認容するな"

 「最初は所長室や自宅に呼ばれ、口頭で『重要な事件だから、慎重に』と言われた。認容するなということです。所長と顔を合わせないようにしたら書簡が届いた。ブツまで突きつけられれば、なんぼなんでも裁判干渉になる。



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ