2008/7/20

道徳を語る資格のない教育者集団  ]平和
 大分県では、教員採用試験に関わる汚職が明るみに出て、教育長・教育審議監(県教育委員会ナンバー2)・県教委参事・校長らが、地方公務員法違反(不正任用・守秘義務違反)に問われているという。
 『新学習指導要領』の特徴は、「教育活動全体を通じて行う」<道徳教育>だそうだが、善悪の区別のつかない人間にそれを任せられるのだろうか。
 県教委幹部の総取っ替えなしに、大分県での新学習指導要領の実施はあり得ない話だろう。このような輩が子どもたちや保護者に「道徳」を説いたら「道徳教育」が戯画化してしまう。


 全教科での「道徳化」をうたう
 『新学習指導要領(小学校)』

第1章 総則

第1 教育課程編成の一般方針

 (略)
2 学校における道徳教育は,道徳の時間を要として学校の教育活動全体を通じて行うものであり,道徳の時間はもとより,各教科,外国語活動,総合的な学習の時間及び特別活動のそれぞれの特質に応じて,児童の発達の段階を考慮して,適切な指導を行わなければならない。
 (略)
 道徳教育を進めるに当たっては,教師と児童及び児童相互の人間関係を深めるとともに,児童が自己の生き方についての考えを深め,家庭や地域社会との連携を図りながら,集団宿泊活動やボランティア活動,自然体験活動などの豊かな体験を通して児童の内面に根ざした道徳性の育成が図られるよう配慮しなければならない。その際,特に児童が基本的な生活習慣,社会生活上のきまりを身に付け,善悪を判断し,人間としてしてはならないことをしないようにすることなどに配慮しなければならない。

2008/7/20

教員採用汚職  ]平和
 ◆ 捜査の渦中、大分で教員採用試験 倍率13倍超

 教員採用汚職事件に揺れる大分県で、来年度の公立学校教員採用に向けた1次試験が19日午前、始まった。県教育委員会は事件を受けて採用事務を見直し、県人事委員会が加わるなどの不正防止策を取った。
 1次試験は19、20日の2日間で、出願者は小、中学と高校などを合わせて約1800人。19日の実際の受験者は1704人で、倍率は13・4倍。
 試験会場となった大分市内の2つの高校には、問題漏えいを防ぐため県人事委が保管していた試験問題を県教委の職員が早朝に搬入。19日は教養と作文などの筆記や音楽、美術の実技、2日目は面接と水泳の実技などを予定している。
 教員汚職事件では、2006、07年の試験で県教委の元義務教育課参事江藤勝由容疑者(52)=収賄容疑で再逮捕=が、受験者の成績を改ざんして不正に合格させたとされる。
 1次試験の結果は8月14日に発表、2次試験は面接や模擬授業などで、9月中旬に実施する。
(共同)

(TOKYO Web)2008年7月19日 13時06分
URL:http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008071901000091.html

 ◆ 23道県市で個別連絡 教員試験合否 通知前も 県議、議員秘書に

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2008/7/19

東京「君が代」裁判傍聴者の声  X日の丸・君が代関連ニュース
 東京「君が代」裁判原告団・被処分者の会」星野です。
 東京「君が代」裁判(第1次)・第7回口頭弁論傍聴者の声を送ります。沢山の声が寄せられましたので長くなりますが、感動の証言でした。

 ☆ 東京「君が代」裁判(第1次)・第7回口頭弁論傍聴者の声【2008・7・17】 ☆
 ◎ 教育に「強制」はなじまない!


原告証人
○茂木俊彦桜美林大学大学院教授(元都立大総長):障害児教育学
 …尋問担当(坂田弁護士)
○梅原 利夫さん(和光大学教授):教育課程教育学
 …尋問担当(井口・白井・加藤各弁護士)


*「茂木・梅原二人の研究者の学問的信念を持っての証言は力がありました。特に梅原さんの陳述は弁護士陣との連携もよく、論理的、心理的にも説得力がありました。反対尋問のエゲツなさがはねかえされ、みじめさが残りました。ただ中西裁判長の常識的『強制もあるのでは』に対しては今後もう一度くだき直しの説得陳述ができるといいですね。」
   (M・K 都高教OB)

*「茂木さんの証言は『教育』というものをどう考えるか、という本質的な問題を、『障害』児教育を中心に、わかりやすく答えて良かった。弁護士さん御苦労さん。にもかかわらず、裁判長は居眠りしとるし、被告側代理人は『教育』につい質問しょうとせず、下劣な、いやらしい質問ばかり。嫌になる。梅原さんの証言も『教育』の本質や『学習指導要領』とはどういう性格のものなのか、ということについて、わかりやすく説明していて良かった。
 裁判官が『教育』とか『学習指導要領』について、しっかり認識してくれるといいのだが…。被告側代理人は、(先のM代理人ほどの嫌らしさはなかったが)『教育』論では、やっぱり底の浅い質問しかしなかったナ。」   (K・S 被処分原告)


2008/7/19

連載:「国旗」をデザインしてみたら(2)  Z国際人権
 ☆ 「国旗」をデザインしてみたら(2)
遠藤 勝

 一年前,この学校に異動した。新卒以来5校目の学校となった。
 この学校で一年間を過ごす中,これまで経験したことのない新たな体験の数々・・・3年間にわたる都教委の研究指定校で,発表会を実施する年度にあたっていたこと。自分以外,東京教組の組合員のいないたった一人の分会であったこと。そして「日の丸・君が代」に関しては驚きの連続だった。
 卒業式当日には,体育館ステージ正面に大きな大きな「日の丸」が掲揚されたばかりか,正門に2枚,掲揚ポールに1枚,合計4枚もの「日の丸」が掲げられたこと。
 職員会議では「日の丸」あり「君が代」ありの率業式の提案が,なんとたった5分で終了。体育館にはりだされた式次第には「君が代」とか「君が代斉唱」ではなく堂々と「国歌斉唱」と記載されていた。
 さらに驚いたことは,教職員組合に属する人が「国旗」「国歌」と何のためらいもなく言う姿があった。まだ「国旗・国歌法」が制定される前のこととは,とても思えない状況にただただ驚くことばかりだった。

 そんな卒業式が終わり春休みになって,たまたま学校へ行ったとき,卒業式の前日に一人の5年生の女の子の母親から,担任宛に一通の手紙が届いていたことを知った。
 「わが子は『日の丸』に対する礼と『君が代』の斉唱をしない。そのときに着席する。そしてそれらを強制しないでほしい」という内容だった,と聞いた。
 この子が6年生となり,卒業生となる今年度。先月の卒業式でたった一人,静かに座ったこの女の子。その子の存在に気づかずに,放送担当として体育館の2階の放送室にこもり,ぼんやり卒業式を送つてぃた自分の情けなさ。

2008/7/18

7・26市民講演会  X日の丸・君が代関連ニュース
 市民講演会
 ◆ 国際条約と「日の丸・君が代」強制
 −学校での「日の丸・君が代」強制を国際法から検証する


 みなさん、東京都が10.23通達を出し「日の丸・君が代」強制を強めて5年、その間処分された教員は410名になりました。
 都立北養護学校教員・渡辺厚子さんは大泉ブラウス裁判、不起立裁判を闘い、いま、さらにその闘いを国連へと広げようとしています。
 人権に国境はありません。人類が多くの血を流して築き上げてきたものです。国際的に訴え、異様な東京都をかえていきましょう。

 講演・世取山洋介さん(新潟大学)
 日時・7月26日(土)
18時〜
 場所・ハイライフプラザいたばし
 (JR埼京線「板橋」1分、都営三田線「新板橋」2分、東武東上線「下板橋」7分)


主催:「良心・表現の自由を!」声をあげる市民の会
賛同団体:●アンポをつぶせ!ちょうちんデモの会●学校と地域をむすぶ板橋の会●「君が代」強制解雇裁判を共に進める会●出版労連・教材共闘会議●戦争への道を許さない北・板橋・豊島の女たちの会●千葉学校労働者合同組合●都労連交流会●練馬アクション●練馬教育問題交流会●練馬区職労●ねりま・人権センター●ねりま全労協●藤田先生を応援する会●部落解放同盟練馬支部●北部労働組合協議会●北部労働者共同闘争会議●連帯労働者組合●渡辺厚子さんを支援する北区民の会(50音順6・23現在)

 渡辺厚子さんへの「日の丸・君が代」減給・停職処分撤回!
 ◆ 7.26講演会のご参加を!


2008/7/18

連載:「国旗」をテサインしてみたら(1)  Z国際人権
 ☆ 「国旗」をデザインしてみたら(1)
遠藤 勝

 1999年2月28日広島県立世羅高校長の自死を口実に、野中官房長官(当時)は3月2日の記者会見で「内閣として法制化を検討する時期に来ている」と発言。その発言をきっかけに、「日の丸・君が代」に関する新聞やTVの報道が一挙に増大した。
 新年度4月。6年生最初の授業。「いま、国旗・国歌を法律で決めようという議論がおこっていますが、もし国旗のデザインが公募されたら、みなさんだったらどんなものにしますか?」と問いかけた。すると一瞬、子どもたちはとまどいのようすを示した。
 子どもたちのイメージを具体化するため、テレビ朝日の『ニュースステーション』で放映された「世界各国に見る『国旗と国歌』論 国旗と国歌お国の事情」の録画を見せた。
 そこには、オーストラリアで現在進行中の国旗公募のようすがわかりやすく報道されていた。

 子どもたちは、ビデオを見おわるとすぐに作品づくりに取りかった。図工室に常備してある図鑑やイラスト集などをめくる子。友だち同士で相談しあう子。図工室の中をうろうろと歩き回る子。友だちのやっているのをのぞき込む子。一人で黙々とアイディアをねる子。しばらくして突然「できた!と大きな声。その後、次々と作品が完成。
 「日本といえば富士山」「いいえ、桜よ」「いやいや、鶴だ」と、図工室中にぎやかになった。たった1回、90分間の授業だったが、子どもたちは色を塗ったり、色画用紙を切ったりはったりして、さまざまなデザインの「国旗」を仕上げた。

2008/7/17

国分寺市議不起訴  ]平和
 ■ ビラ配り市議不起訴処分に 地検八王子支部

 東京都国分寺市のマンションの集合ポストに市議会活動のビラを投函した幸野統・共産党市議(27)が住居侵入容疑で書類送検されガ問題で、東京地検八王子支部は十七日、幸野市議を不起訴とした。
 幸野市議は「不起訴は当然だ。市政の情報を伝えるのは民主主義に欠かせないので、これからも続けていきたい」と話している。

『東京新聞』(2008/7/17 夕刊)

2008/7/17

進路指導主任研修  Y暴走する都教委
 ◎ リーダー育成研修に参加して

 組合員が減少し、主任制が強化され、「主幹」が導入されて以降、いわゆる「校内委員で主任を独占するか多数を占め、管理職による職場の上意下達化を阻止する」組合方針をまがりなりにも貫く分会は極めて少なくなったと思う(ちなみに自分が属する分会は、その数少ない分会の一つである)。
 その主任(進路)に何年ぶりかで任命され、5月27日(金)、水道橋の研修センターで行なわれた「第1回都立学校進路指導主任研修」に参加した。
 かつて都高教は主任研修に関しては「自主・民主・公開」の実現を主張し、持ち回り参加や不参加の分会を守るという方針を掲げた時もあったのだがそれも今は昔。代理参加も不参加も厳禁となり、各支部の学校で行なうのでなく、研修センターに任命主任一同を集めるというスタイル自体に、「主任の資質向上を目指し、主任としての学校運営における中心的役割を自覚させる」という研修の目的がはっきり現れている。

 地下の大会議場で行なわれた講義は「組織的な進路指導における主任の役割」と題して教育庁指導課の統括指導主事なる女性が行なった。実態に即してというより抽象的な内容と割り切ればさして腹も立たなかったが、「管理運営規則」だの「中教審答申」だの、一方的な発表に組合が抗議したはずの「第2次東京都教育ビジョン」がしっかり引用されており、都教委の方針にどっぷり染まった「主任の役割」を自覚せよと暗に強制されてるようで、そこには疑問が残った。

タグ: 再雇用廃止

2008/7/17

石原都知事に靖国神社参拝中止を求める声明  Y暴走する都教委
平和遺族会全国連絡会事務局の佐々木です。
 今年も以下のように石原都知事への靖国参拝中止要請の集会と申し入れー「声明」の提出、共同記者会見を行います。
 「声明」への団体賛同集めと集会参加にご協力をお願いします。
 長文ですみません。以下、転送大歓迎!

 ▼石原都知事に靖国神社参拝中止を求める「声明」への団体賛同と、
  8・4都庁集会への参加のお願い


 石原都知事は、2000年8月15日に国内外の反対を押し切って靖国神社参拝を強行して以来、毎年参拝をくり返しています。都知事としての参拝は、「国及びその機関」(自治体を含む)の宗教的活動を禁じた憲法20条の政教分離規定に違反するものです。また、侵略戦争を今も「偉業」「自衛戦争」と正当化する靖国神社への参拝は、日本の侵略戦争で被害を受けたアジアの国々や民衆を深く傷つけるものです。
 しかし石原都知事は、「憲法違反で何が悪い」(都議会での答弁)と居直るばかりか、天皇に靖国神社参拝を強く求め続けています。また、石原都政の下で、教育現場に日の丸・君が代が強制され、これに抵抗する教員が大量に処分されるなど、憲法に保障された内心の自由、思想・信条の自由が踏みにじられています。
 福田首相の靖国神社参拝の可能性はほぼないと見ていいと思いますが、1200万人が居住する国際都市・首都東京の行政の長が、憲法違反で、戦争の美化につながる靖国神社参拝をくり返すことは、断じて見過ごせません。
 都政に憲法政治を取り戻すためにも、アジアの平和と共生のためにも、私たちは石原都知事の靖国神社参拝中止を強く求めます。

タグ: 再雇用廃止

2008/7/16

処分撤回を求めて(82)  X日の丸・君が代関連ニュース
 東京・全国の仲間の皆さんへ。(転送・転載歓迎。重複はご容赦下さい。一部報道関係者にも送信しています。)
 被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。

 ◎ 東京「君が代」裁判正念場へ!

■東京「君が代」裁判、正念場へ! 争点が鮮明に!

 東京「君が代」裁判一次訴訟(04年処分取消訴訟、原告173名)は、第5回弁論より証人調べに入り、正念場を迎えています。
 争点は、@処分を振りかざして「日の丸・君が代」を強制する06年10・23通達が「思想・良心の自由」(憲法19条)を侵害しているか、A同通達が教育課程の「大綱的基準」である学習指導要領をも逸脱する「教育の自由」の侵害にあたるか、です。

■7月17日の第7回弁論 学者証言を聞いて下さい!
 東京「君が代」裁判第7回口頭弁論では、原告側証人として、茂木俊彦桜美林大学教授(元都立大総長)、梅原利夫和光大学教授が法廷に出ます。
 茂木教授は、障害児教育と発達論の立場から10・23通達による「教育の自由」侵害を証言します。
 梅原教授は、学習指導要領の専門家の立場から、学習指導要領と教育活動の関係を証言し、10・23通達の違法性を明らかにします。
 意義深い証言が聴けると思います。多くの皆さんが傍聴に来てください。

■12月25日に結審、来春に判決!処分取消訴訟の勝利へ!
 同裁判は、第8回弁論(9月4日)、第9回弁論(10月23日・10.23通達5周年)を経て、12月25日に結審して、来春3月の卒業式の最中に判決が出ます。



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