2009/4/19

3・26君が代処分取消裁判傍聴記  X日の丸・君が代関連ニュース
 ◎ 我々に怒る力があれば、我々には希望を生む力がある
H(二次訴訟原告)

1,3・26中西不当判決

 3月26日(木)「東京『君が代』裁判(第一次訴訟)」の判決があった。
 東京地裁前を埋め尽くした傍聴希望者の列は280を超えた。運良く傍聴券を手に入れたのは47人。私はその一人として103号法廷に入れたのだが…
 判決は不当にも「原告らの請求はいずれも棄却する」という無惨なもの。傍聴席は一瞬凍り付いてしまったかのようだった。判決要旨が4〜5分読み上げられたが、箸にも棒にもかからない無内容なもの。法廷の外に出てみると、待ちかまえている人たちも呆然としている。やがて「シュプレヒコールをやれ」の声に応えて「不当判決糾弾!」「最高裁で勝利するぞ!」の怒りの叫びが霞ヶ関の空に力強くこだました。
 引き続き虎ノ門のTKP会議室で開かれた報告集会では、弁護団から次々と判決批判の解説がなされた。決定的にひどいのは次の3点である。
 (1)校長の「職務命令」は、憲法19条「思想良心の自由」に違反しない。
 (2)「10・23通達」は、教育基本法の「不当な支配」にあたらない。
 (3)「戒告処分」は、都教委の「裁量権」の逸脱にあたらない。


2,根本的問題
 これを覆す道はあるのか。

2009/4/18

「治外法権」宣言会社  ]U格差社会
 ▼ 「返さないからです」
関根秀一郎(派遣ユニオン書記長)

 バブルがはじけて、日本経済がどん底に落ちていった一九九四年。当時の経団連会長は「雇用情勢が厳しくなった今こそ、雇用の維持に努力が必要だ。働く人は労働資源でなく人間である」と語った。立派だ。
 一方、今回の不況ではトヨタやキヤノンなどのトップ企業が率先して派遣切りを実行した。「必要なときに必要な人材を」というキャッチコピーで派遣を導入したのだから、いらなくなったら切り捨てるのが当然ということか。働く人が部品扱いされている。
 日雇い派遣のグッドウィルは、ワーキングプアから一稼働二百円を不当天引きしていた。この「デー夕装備費」を返せという運動が盛り上がった二〇〇七年五月、グッドウィルは「返還します」と回答した三週間後に姿勢を覆し、「やっぱり返さない」と回答した。
 私が「前回の話し合いで返すと約束したのに、なぜ返さないんですか?」と追及したら、グッドウィル曰く、「返さないからです」。
 こんな会社を率いていた折口会長が日本経団連の理事だった。経営団体も、モラルをかなぐり捨てて急成長する企業をもてはやした。
 極め付きは、私が交渉したあるIT企業の就業規則。第二条に「治外法権」と書かれていた。曰く「会社及びこの規則は労働基準法その他の法令に拘束されない」

2009/4/18

法廷で投げつけた 怒りの数珠と靴  
 ◆ 法廷で投げつけた 怒りの数珠と靴

 原告席に座っていた下川正和さんは、意を決したように、手に持っていた数珠を裁判長に投げつけた。三月二六日、東京高裁で下された「控訴棄却」の主文を聞いた二秒後だった。
 「あなたたちは偽善者だ!」と発言し、今度は右足の靴を脱ぎ、大きく上段にかまえると裁判長に向かって思い切り投げ放った。傍聴席はほぼ満席、通常ならば「法廷侮辱罪」。数珠は裁判長をかすっているので「傷害」の現行犯で衛視に拘束されるところ。「退廷」ですんだのは、司法の側の後ろめたさからだろう。

 一九九八年一一月、東京在住の下川さんの息子、浩央さん(当時二六歳)が全国をバイクで旅行中、熊本県の清和村(当時、現山都町)で、急に左折した乗用車に巻き込まれ接触、事故死した。乗用車を運転していたのは地元の「名士」の娘。
 これを熊本県は、前方不注意の浩央さんが乗用車後部に追突した不注意と実況見分を捏造、浩央さんを加害者に仕立て上げた。

2009/4/17

「外国人追い出しデモ」に抗議した2名が逮捕!  \増田の部屋
 ◆ 「外国人追い出しデモ」に抗議した2名が逮捕!

皆様
 おはようございます。犯罪都教委&3悪都議と断固、闘う増田です! これはBCCでお送りします。重複・長文、ご容赦を。この声明について、どなたか転送されるかと思っていたのですが未だなく、声明に「転送・転載歓迎」とありますので実行させていただきます。

 文京区民センターであった「日韓100年市民」ネットの「2・14竹島・独島」学習会に、表面上は「集会ルール」を守りながら参加し、講師の方のお話を盗み録音(無断録音)したものをあとで勝手に歪曲捏造して「朝鮮人は嘘つきだからな」などと誹謗中傷する動画を、現在も流し続けている村田春樹=3悪都議応援団長格!? は、この『外国人「追い出しデモ」』=ヘイトクライム・デモ『を主催した』『「在日特権を許さない市民の会」という右翼団体』の中心人物です。

 逮捕された方は、「カルデロン一家は日本から出て行け」などというまさに『心無い』横断幕を、13歳の少女カルデロンのりこさんには見せたくない・・・彼女に見せ付けるべく、彼女の通う中学校の傍の道を通るという心無さ・・・、という、やむにやまれぬ感情から発した行動だったのだろうと思います。救援の輪を広げたいです。

2009年4月12日
「外国人追い出しデモ反対行動」救援会

 この追い出しデモに対する抗議行動も行われましたが、抗議した男性2名が逮捕されたそうです!
 詳しくは以下の救援会声明を読んでください。

2009/4/17

3・26根津・河原井裁判中西判決  X日の丸・君が代関連ニュース
 ▼ 君が代で起立するのは当たり前だろ
  …という「中西判決」徹底批判の集会


 先日の根津さん・河原井さんの判決の後、報告集会が開かれました。
 中西判決のどこがおかしいかということがかなり論じられました。
 もちろん弁護士の皆さんは自分たちの力不足を認めお詫びしていました。
 ここでは皆さんの主張するこの判決のどこがおかしいのかという部分の要旨を、かける範囲で書いてみました。
 この弁護士の方々が言っていることは根拠がないことではないということだけは確実です。

和久田弁護士

 次の控訴審に向けて頑張っていきたいと思います。
 争点としては憲法19条思想・良心の自由に抵触するかという問題が1点、2点目が旧教育基本法10条に抵触し教師の教育の自由を侵害するかという争点、3点目が地公法の規定などに反するか32条、33条の問題。処分権の乱用に当たるかどうかです。

 僕らはこの訴訟で一番何を訴えたかったかというと、教育というのは子供と生で接する場ですから停職、君が代不起立を何回か繰り返して根津さん河原井さんが期間を限定したとしても教壇を奪われるという、そういう危険を冒してまでなぜ君が代不起立をしたかと。それは根津さん、河原井さんの長年の教育実践、どんな教育をしてきて、どういう教育実践してきたのか、だから立てなかったのだとという教育的な信念、信条を裁判所にわかってほしかった。
 そのための実証をずいぶんしたつもりです。ところが裁判所の判決はそれらの点についてはほとんど触れられていません。

2009/4/16

2009年春の闘い(29)  X日の丸・君が代関連ニュース
<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」・「新芽ML」。の渡部です。

 新年度。
 東京都の教育現場の話を一つ紹介します。
 今年度から都教委は、「主任教諭」制度を導入しました。

 1970年代に「主任制度」と「主任手当」が出来る時、それは職場の民主化破壊、教育の国家統制、に道を開くとして、全国的な大きな反対運動が起きました。
 それ以来、全国各地では、「主任制度」を形骸化させるために「主任手当拠出」運動などが行われ、この拠出金を、千葉高教組などでは授業料の支払いが困難な生徒のための「就学援助金」などにあてました。(現在も続いています。)
 東京ではその資金で様々な事業を行ってきたようです。
 こうして、「主任制度」を形骸化しようとしてきたのです。
 (日教組中央が1995年、文部省との「五項目合意」で、主任制反対闘争の旗を降ろしたにもかかわらず、都道府県教組単位では闘いが堅持されてきました)

 しかし、東京都では、さらなる教育統制のために、今年度から「主任教諭」という制度を導入、「教諭」と「主任教諭」では別々の給与体系にし、「主任教諭」にならなければ給与は上がらない仕組みを導入しました。
 そして、その「主任教諭」を選考するために、昨年度誰でも受かるような選考試験が行われました。
 「主任手当」はなくなり、「主任手当拠出」も出来なくなりました。
 そして、「主任」は原則として「主任教諭」が当たるとなりました。

2009/4/16

新任教師 パワハラ、退職強要、長時間労働(後編)  Y暴走する都教委
 【教育が危ない2009】
 夢も希望も奪われて 命を落とす悲劇も(続)
 ★ 新任教師 パワハラ、退職強要、長時間労働…


 ■ 免職事由をでっちあげ


 京都地裁は昨年二月、京都市教育委員会が行なった新採教員への分限免職処分に対し、「裁量権の行使を誤った違法」として処分の取り消しを命じる判決(中村隆次裁判長)を下した(注)。これは不当な退職強要や分限免職に歯止めをかける画期的な判決といえる。
 提訴していたのは高橋智和さん(三五歳)だ。高橋さんは〇四年四月、京都市の小学校教員として採用された。五年生の担任となったが、このクラスは低学年のときに学級崩壊を起こしていた。授業妨害やいじめがあり、難しい学級運営が求められた。高橋さんは管理職の指導助言を受け、それに対する報告・連絡・相談を欠かさずに行なった。
 だが、高橋さんに対する指導助言は、校長や教頭、学年主任、教務主任によって内容がバラバラで、学校全体で取り組む体制にはなっていなかった。やがて、クラスの混乱が収まらなくなると、校長は高橋さんを児童の前で叱り飛ばすようになった。叱責が繰り返されるたびに、児童の信頼も失った。それでも、高橋さんは児童のことを最優先に考え、指導の改善とスキルアップに努力して誠実に職務を遂行した。

2009/4/15

「君が代」強制解雇裁判控訴審第六回口頭弁論  X日の丸・君が代関連ニュース
 ◎ 「君が代」強制解雇裁判控訴審第六回口頭弁論
 控訴人側証人は注目の土肥信雄・都立三鷹高校校長
 4月21日(火)
午後2時〜4時101法廷
 傍聴抽選のため、午後一時半までに裁判所正門までお越し下さい。
 裁判終了後、報告集会があります。


▽土肥証言のもつ重要性について
 すでにお知らせしましたように、一月二九日に行われた進行協議において、裁判所は、私たちが申請していた土肥信雄都立三鷹高校校長を証人として採用しました。
 土肥氏は、一○・二三通達、これについての都教委の説明と一連の指導、現場での受け止め方などを、現場の校長としてつぶさに経験しています。
 土肥氏の証言によって、「職員会議での多数決の禁止などの都教委の過度な介入が、いかに都立高校の教育の自由を奪い、教育現場に大きな混乱と荒廃をもたらしているか」といった事実関係が明らかにされるでしよう。

 ▽立証の趣旨
 主な立証趣旨は次の三点です。
 @一〇・二三通達発出以前の都立高校において、この通達の必要性・合理性を裏付けるような事実があったかどうか
 A一〇・二三通達のもとで、「国旗に向かって起立し国歌を斉唱すること」を個々の教職員に命ずる職務命令を出すか出さないかについて、裁量権限が各校長にあるのかどうか
 B一〇・二三通達およびこれに基づく職務命令の違反を理由とする大量の懲戒処分や嘱託の合格取消、採用拒否等が学校現場にどのような影響を与えているか

2009/4/15

新任教師 パワハラ、退職強要、長時間労働(前編)  Y暴走する都教委
 【教育が危ない2009】
 夢も希望も奪われて 命を落とす悲劇も
 ★ 新任教師 パワハラ、退職強要、長時間労働…

平舘英明(ジャーナリスト)

 今春もまた、新任教師たちはそれぞれの学校に配属される。
 しかし彼らを待ち受けるのは、パワハラや退職強要、長時間労働といった強権的な管理支配だ。精神疾患で命を落とす悲劇も繰り返されている。

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 松本貴史さん(仮名、三三歳)が、東京都の小学校教員になったのは二〇〇七年四月である。
 松本さんは中学校と高校の教員免許を取得していたが、臨時教員時代に「九九」ができない中学生と出会い、衝撃を受けた。基礎学力の大切さを痛感し、小学校教員を目指して大学に再入学した。
 教育者として、どんな教育現場にも役立つ技能を身につけたいとの強い思いもあった。
念願の教員採用試験に合格し、希望に満ちての就職だった。
 だが、松本さんの教員生活はまさに地獄の日々だった。

★ 「お前なんか辞めちまえ」

 松本さんは二年生の担任だった。経験のない新規採用(新採)教員にとって、管理職や先輩教員のサポートは必要不可欠だ。
 ところが、赴任先の学校では管理職によるパワーハラスメント(パワハラ)やいじめが横行していた。教員たちは萎縮し、学校全体で児童の指導にあたる体制はまったく整っていなかった。

2009/4/14

「主任」制度反対を貫こう!  Y暴走する都教委
 ◎ 「主任」制度反対を貫こう!

・制度に反対、が執行部の基本姿勢のはず

 昨秋、妥結を伝える本部委員会で配付された「都労連見解」では、「『新主任』にはあくまで反対であり、これを設置すべき理由を都教委は何も示せていない」と断じている。この点を質された執行委員は、「反対の気持ちは変わらない。断固反対の姿勢を貫いていく」と回答した。また、その次の本部委員会で質問を受けた委員長は、「主任が導入されたのは敗北である」と明確に総括している。
 これにもかかわらず、その後の執行部の取り組み姿勢は、「なるべく多くの人が受けること」にのみ集中しているようである。受ければ殆どの人が通る(少なくとも区分Iは)、あるいは、そうした状況が作れる可能性があるような発言もあった。しかし、今回の結果は高校においては4,202名の応募者のうち合格は2,916名、その半数に近い1,300名ほどが不合格とされている。「ユーシー」紙上では既に2000年に同様な制度が導入された英国でも、「応募すれば受かる」と言われていたのに現在は制限枠(クオータ)があるとして、最大の教員組織NUTが問題にしているという情報も伝えながら、「主任」の制度に懸念を示してきた。今回の結果は、この状況をいっそう意識させるものである。

・OJTの枠組みを突き崩すための情報も指針もきわめて不十分な執行部方針
 少なくとも、副委員長の答弁からは、きわめて不明な中で、事態に対処してきたとしか思えない。たとえば、3/6日付け人事部長名の「主任教諭制度の導入に当たって」という文書には、「主任教諭が若手教員一人一人のOJT責任者」として動くこと、自己申告において「後輩や若手教員の人材育成について具体的な内容」を明らかにすること等重大な記述がある。



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