2009/4/9

東京における国旗・国歌の強制  Z国際人権
 《2・28人権シンポジウムでの発言》
 ★ 東京における国旗・国歌の強制

東京・教育の自由裁判原告団 新井史子

@ 東京都教育委員会は2003年10月23日に、都立学校の卒業式・入学式において教職員は国旗に向かって起立し、国歌を斉唱しなければならない,従わない者は処分するという内容の通達を出しました。私は退職1年前の卒業式でどうしてもこの命令に従うことが出来ず、君が代斉唱時に静かに座っていましたが、その40秒の不起立だけを理由に、退職後の嘱託採用を拒否されました。今日はこの東京の公立学校で行われている国旗・国歌の強制についてお話しさせていただきます。
 この問題は、残念ながら人権委員会の最終見解に具体的な形では盛り込まれませんでしたが、私たちはこれは自由権硯約第18条、19条で保陣された思想・良心・表現の自由の重大な侵害だと考えています。

A ただ、正直言って、私たちはこの問題が学校の外の方々にはなかなか理解されないといういもどかしさをいっも感じています。「確かに強制はいけないかもしれないけれど、あなたたちも何故そんなにこだわって反対するのか」というのが一般的な反応です。
 これにお答えするためには,まずその通達後に卒・入学式がどのように変わってしまったかとか、処分の厳しさをお話しして、強制というものの実態を知っていただきたいのですが、時間が限られていますので、それに関しては是非、別紙をお読み下さい。

2009/4/9

2・28シンポジウム報告  Z国際人権
 『国連人権活動ニュース』
 ★ 2・28シンポジウム
 「国際水準からみた日本の人権」

 ー150余名の参加で開催ー


 昨年10月に行われた自由権規約第5回日本政府報告審査を経て自由権規約委員会から出された総括所見(勧告)のなかにこそ、国際水準から遅れた日本の人権状況を変えうるカギと武器がある。この中身をしっかりつかみ、これからの運動にどう活かすか、みんなで考え、話し合おうと、カウンターレポートを共同提出した4団体、自由法曹団、日本国民救援会、治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟、国際人権活動日本委員会の呼びかけで、2月28日(土)午後1時30分から上記のシンポジウムが行われました。

 会場には、レポートや「民の声」に原稿を書いた団体・個人、10月の審査傍聴ツアーの参加者をはじめ、幅広い分野から150余名の参加者がつめかけ、広い会場もいっぱいとなりました。書籍や物品などの売店やビラや署名のコーナーも出現し、にぎやかで活気に満ちた集会でした。

 総合司会は日本委員会事務局長の山口弘文さん。
 最初の約1時間はパネル討論で、コーディネーターは鈴木亜英さん(日本委員会議長、国民救援会会長、弁護士)、パネリストは新倉修さん(青山学園大学教授)、伊賀カズミさん(国民救援会副会長)、吉田好一さん(日本委員会代表委員)です。
 国際規約に対する日本政府の対応、各人の国際人権活動への具体的な関わり、今回の勧告の特徴、審査を傍聴して感じたこと、勧告をこれからの活動にどう活かすか、などについて討論しました。



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ