2009/4/19

東京「日の丸・君が代」処分取消し訴訟の判決  X日の丸・君が代関連ニュース
 ◎ 東京「日の丸・君が代」処分取消し訴訟(第一次訴訟)の判決について

尾山宏さん(東京「日の丸・君が代」処分取消し訴訟原告団弁護団長)

―――3月26日、日の丸・君が代の強制に反対して処分を受けた東京都立校の教職員が提起した処分取消し訴訟について、東京地裁で大変残念な請求棄却の判決がありました。これはどのような事件なのでしょうか。
(尾山さん)2003年10月23日、東京都教育委員会は都立学校長に対して、卒業式、入学式などにおいて、教職員らが国旗に向かって起立し、国歌を斉唱すること、国歌斉唱はピアノ伴奏で行うこと、国旗掲揚及び国歌斉唱に際して教職員が通達に基づく職務命令に従わない場合、服務上の責任に問うことを内容とする通達を発しました(いわゆる10.23通達)。この通達以降、すべての都立学校において、校長より各教職員に対し、卒業式・入学式等において指定された席で国旗に向かって起立し、国歌斉唱する(音楽教員はピアノ伴奏する)等という内容の職務命令が出されるようになりました。通達直後の卒業式・入学式等において、240名以上の教職員が通達及び職務命令に違反したとして、懲戒処分や嘱託再雇用拒否等の不利益処分を受けました。173名の原告は、いずれも10.23通達直後の周年行事・卒業式・入学式において、職務命令に従わなかったとして2004年に懲戒処分を受けた方々で、処分の取消しと慰謝料を請求しています

―――従来の都立校ではどんな卒業式がなされていたのですか。
(尾山さん)多くの学校で卒業生・生徒も教師と一緒になって卒業式創りをしていました。各学校によって創意工夫に溢れた個性的な、想い出に残るような楽しい卒業式が行われていました。

2009/4/19

3・26君が代処分取消裁判傍聴記  X日の丸・君が代関連ニュース
 ◎ 我々に怒る力があれば、我々には希望を生む力がある
H(二次訴訟原告)

1,3・26中西不当判決

 3月26日(木)「東京『君が代』裁判(第一次訴訟)」の判決があった。
 東京地裁前を埋め尽くした傍聴希望者の列は280を超えた。運良く傍聴券を手に入れたのは47人。私はその一人として103号法廷に入れたのだが…
 判決は不当にも「原告らの請求はいずれも棄却する」という無惨なもの。傍聴席は一瞬凍り付いてしまったかのようだった。判決要旨が4〜5分読み上げられたが、箸にも棒にもかからない無内容なもの。法廷の外に出てみると、待ちかまえている人たちも呆然としている。やがて「シュプレヒコールをやれ」の声に応えて「不当判決糾弾!」「最高裁で勝利するぞ!」の怒りの叫びが霞ヶ関の空に力強くこだました。
 引き続き虎ノ門のTKP会議室で開かれた報告集会では、弁護団から次々と判決批判の解説がなされた。決定的にひどいのは次の3点である。
 (1)校長の「職務命令」は、憲法19条「思想良心の自由」に違反しない。
 (2)「10・23通達」は、教育基本法の「不当な支配」にあたらない。
 (3)「戒告処分」は、都教委の「裁量権」の逸脱にあたらない。


2,根本的問題
 これを覆す道はあるのか。



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