2011/4/30

小佐古内閣官房辞任・記者会見資料全文掲載  ]Xフクシマ原発震災
【全文掲載】
平成23年4月29日
内閣官房参与の辞任にあたって
(辞意表明)
内閣官房参与
小佐古敏荘

 平成23年3月16日、私、小佐古敏荘は内閣官房参与に任ぜられ、原子力災害の収束に向けての活動を当日から開始いたしました。そして災害後、一ヶ月半以上が経過し、事態収束に向けての各種対策が講じられておりますので、4月30日付けで参与としての活動も一段落させて頂きたいと考え、本日、総理へ退任の報告を行ってきたところです。
 なお、この間の内閣官房参与としての活動は、報告書「福島第一発電所事故に対する対策について」にまとめました。これらは総理他、関係の皆様方にお届け致しました。

2011/4/30

わが内なる原発体制  ]Xフクシマ原発震災
 ▼ わが内なる原発体制
鎌田 慧(ルポライター)

 福島原発が放射能を放出しつづけている。その陸側の集落には、津波に呑み込まれた遺体が放置されたままだ。亡くなった数百のひとびとが、建物の下敷きになり、雨に打たれ、放射能をふくんだ風に曝されている。その壮絶な光景を、わたしは想像できなかった。

 「毒まんじゅう」と「モルヒネ」

 しかし、津波が原発に襲いかかるのは、「想定内」だった。海水が去って海底があらわれる。取水口がむなしく露呈して、原子炉が空だきになる。あるいは震動によって配管が破断され、緊急炉心冷却システム(ECCS)が作動せず、炉心が溶融する。
 今回は外部からの電源が切れたあと、非常用発電機が、津波によって押し流された。さらに格納器の容量がちいさかったので、ガス放出弁をあけ、爆発を防ぐため炉内に充満したガスと放射性物質とを大気中に逃がした。

2011/4/30

合意なき国策  ]Xフクシマ原発震災
 ▼ 合意なき国策
内橋克人(経済評論家)

 「この国においては、人びとの未来を決める致命的な国家命題に関してさえ、国民的合意の形成につとめようとする政治意思は見受けられなかった。エネルギー政策が原発一辺倒に激しく傾斜していった過程をどれだけの国民が認知し、同意していたであろうか」
 二十九年前にまとめた「原発への警鐘」を緊急復刻し、「日本の原発、どこで間違えたのか」として再び世に問うことにした。冒頭の言葉を私は書き加えた。
 民主党は二〇〇九年のマニフェストで、自然な再生エネルギーを生かした分散型電力供給システムを構築するとしている。
 それが、政権を掌握した途端に紙切れとなった。去年六月、民主政権の打ち出した「エネルギー基本計画」は電力エネルギーの半分を原発に依存する、このため原発の新増設十四基。既存の五十四基に加えて合計六十八基。
 私たちの生きる島国を海沿いに原発で囲い込む。いったい、いつ、国民は同意したであろうか。
 「市民の不安」を素人の戯言(たわごと)として鼻先でせせら笑ってきた。いまは口を喋(つぐ)んだままの自民党である。

2011/4/30

小佐古放射能防護担当内閣参与が辞任  ]Xフクシマ原発震災
 『ジャーナリスト 木下黄太のブログ  「福島第一原発を考えます」』
 ▼ 菅艦隊から放射能防護担当官房参与離脱
   「子どもを被曝させたくない」


 福島第一原発の問題で、官邸に入れた、内閣官房参与の小佐古氏が辞任を表明した事から、大きな波紋が広がるのではないかと僕は思っています。大きな変化につながるスタートが、ここから始まる可能性が否定できません。
 子どもを被曝させたくない学校は年間1ミリという主張は、極々真っ当なものです。こんな話を彼は内部で続けていたそうですが、それを「厳しすぎる」と判断して、専門家としてのメッセージを官邸内の政治家や官僚がくみ取らなかったということです。その事の専門家の話を聞かないと言う事です。勿論、そのトップは菅直人総理です。彼がきちんと資料を見て、専門家の話を聞けば判断できるレベルです。
 小佐古氏は、どちらかというと、これまで国がらみの原爆関連訴訟で一貫して国側の立場で証言してきた人物で、国に対して、反発の声を上げることを今までしてきた人物ではありません。そうした人物であっても、普通に考えて、国際水準で許容されない事まで、容認した場合、学者としての生命が立たれることもあります。子どもに二十ミリシーベルトはまさにそういうことです。


2011/4/30

都教委定例会、加重処分撤回近藤裁判  X日の丸・君が代関連ニュース
 ★ 都教委定例会、加重処分撤回近藤裁判

 <転送歓迎>(重複ご容赦)
 ・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」・「新芽ML」の渡部です。

 本日(4月28日)、<「君が代」解雇をさせない会>の早朝都庁前ビラまきがありました(5名参加)。
 ビラには、
 @「今年の入学式でも『君が代』不起立教員がいます。抵抗の火は消えていません。」
 A「福島第一原発発電所の事故と『日の丸・君が代』」

 について述べてありました。
 後者については次のような記述がありました。
 「・・原発について学校教育では、『日の丸・君が代』と同じように、原発の素晴らしさを羅列した教科書と電力会社の宣伝リーフレットのごとき副読本を使って教えてきました。」

 その後、都教委定例会を傍聴しました。傍聴者は計7名。
 前回同様、30階のフロアは戒厳状態
 今回一緒に傍聴した都高教組役員のTさんに聞くと「異常だ。いつもはこんなことはない。」と言っていました。
 私たちが行くとこういうことになるのかもしれません。

2011/4/30

処分撤回を求めて(180)  X日の丸・君が代関連ニュース
東京・全国の仲間の皆さんへ。(転送・転載歓迎。重複はご容赦下さい。一部報道関係者にも送信しています。)
被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。

 ◆ 再雇用拒否撤回二次訴訟報告、
   5・3憲法集会へ!


 ◆ 『再雇用拒否撤回を求める第2次訴訟』第7回弁論報告

 4月25日、再雇用拒否撤回を求める第2次訴訟第7回弁論が行われました。弁護士の陳述の後、私近藤を含む原告3名の陳述がありました。100名の法廷はほぼ満席となりました。ご支援に感謝します。
 ●弁護士陳述
  1、国旗・国歌の一律強制には法的根拠がない。
  2、10・23通達などの一連の仕組みは、学習指導要領に基づくものではない。
 ●原告陳述 Aさん、近藤徹、Tさん
 私たちは毎回原告が個人の準備書面を作って法廷で陳述しています。今回の3名の陳述では、戦争をくぐりぬけて来た父親に向かい合いつつそれぞれが自分自身の考え方や信念を育て、今回の10.23通達による「日の丸」「君が代」強制にどのように臨んだかを述べました。

2011/4/30

再雇用拒否二次訴訟第7回<3>  X日の丸・君が代関連ニュース
 《再雇用拒否二次訴訟第7回原告意見陳述》<3>
 ◎ 押しつけや教え込みではなく、複数の見解を示して生徒に考えさせる
原告 田中行義

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「報告集会」 《撮影:平田 泉》

 1.教職志望まで

 私は、母が再婚したので養父に養育されました。養父は国語・漢文の教師で、剣道4段。戦前・戦中の教育をそのまま正しいと信じ込んでいる人でした。
 「武道によって日本精神を養う」、ということで、小学校5年から3年間剣道場に通わされました。そこは東京中野の修道館という道場で、稽古の前に神棚に向かって礼拝し、「高天原に云々」という祝詞を唱えさせ、「君が代」は歌いませんでしたが、月に一度詩吟の先生の指導で「敷島の大和心を磨かずば、剣帯ぶとも甲斐なからまじ」などの明治天皇御製という和歌を朗詠させられました。
 私の剣道2段の免状は名誉館長だった荒木貞夫元陸軍大将からもらいました。
 高校で歴史を学んで、荒木貞夫が1936年の二・二六事件の黒幕であり、その後も文部大臣として武道や軍事教練必修化など、軍国主義教育を推進し、戦後東京裁判でA級戦犯として終身刑の判決を受けたことを知って驚きました。
 養父は戦前、荒木文部大臣のもとで「現人神である天皇のために死ね」と教えていたのでしょう。

2011/4/29

書き起こし『チェルノブイリ原発事故・終わりなき人体汚染』  ]Xフクシマ原発震災
 『Peace Philosophy Centre』(Monday, April 25, 2011)
 大原発事故から25年:『チェルノブイリ原発事故・終わりなき人体汚染』(NHK・1996年放映)が伝える大事なこと


 4月26日はチェルノブイリ原発事故25周年です。亡くなった方たち、今も被害に苦しむ人たちに想いを馳せています。
 福島事故が「レベル7」と発表された後、4月13日に仲間たちにこう書きました。
 もうレベル7となった以上、危機意識を喚起する必要はないと願いたい。しかし今度は、福島がチェルノブイリと比べいかに軽度かと強調し、そしてチェルノブイリの被害自体の過小評価の傾向がエスカレートしているようだ。(略)

 上で触れているチェルノブイリ後10年、20年の節目で制作されているNHKの2つの番組は YouTube 等で出回っており、もちろん著作権侵害で削除されるのは仕方ないことですが、非常に重要な番組なので、内容を書き起こして記録することにしました。まずは10年目、1996年放映の『チェルノブイリ原発事故・終わりなき人体汚染(1996)』。書き起こしをしていただいた原京子さんに深く感謝します。関心のある方は、NHKからDVDが販売されているか、「オンデマンド」で視聴ができるかなど調べられてはいかがかと思います。

2011/4/29

大津波に呑まれた大川小学校のこどもたち  ]Xフクシマ原発震災
 どんなに理不尽であろうと失われた命は帰ってきません。
 この上いま生きている子どもたちの命を見殺しに出来るでしょうか?
 死んで痛ましいのは、津波でも、放射能でも、一緒です。


 『原子力発電を考える石巻市民の会』(2011年4月16日)
 ▼ 大津波に呑まれた大川小学校のこどもたち
   108人の全校児童中64人死亡、10人行方不明


 (略)北上川の右岸に沿って道を下り釜谷(かまや)の新北上大橋に近づいて初めて、対岸には渡れなくなっていることに気づきました。橋の一部が対岸の手前でなくなっていたのです。
 杖を頼りに橋のたもとに立つと、近くに建つ大川小学校の土砂に覆われた姿が目に入りました。津波で108人の全校児童中64人が亡くなり、10人が行方不明となった石巻市立の小学校です
 以下の写真は、娘と見て回ったその大川小のありさまです。
◆ ◆ ◆
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 土砂で埋まった校門にはいくつもの花束がささげられていた。
 教員も、当時学校にいた11人(事務員1人を含む)のうち9人が亡くなり1人が行方不明だという。

 ★児童たちが津波に飲まれた前後の事情は、『証言3・11:東日本大震災 児童、泣き叫び嘔吐 学校最多の犠牲者、石巻市立大川小』(毎日新聞4月19日付)で知ることができます(地図と大川小の航空写真付き)。

2011/4/29

福島県教組の教育委員会宛要請書  ]Xフクシマ原発震災
 2011年4月26日
 福島県教育委員会
 教育委員長 鈴木 芳喜 様
 教育長   遠藤 俊博 様
福島県教職員組合
中央執行委員長 竹中 柳一

 ★ 放射線による健康被害から
   子どもたちを守るための具体的措置の要請


 東日本大震災及び原発事故から、子どもたち及び教職員の安全確保に努力されていることに感謝申し上げます。
 文部科学省は4月19日、「学校等の校舎・校庭等の利用判断に係る暫定的考え方」を示しました。学校現場及び保護者からは、「本当にこの基準で大丈夫なのか」「これでは子どもたちの健康を守れない」といった不安の声が多く出されています。
 県教組は20日「放射線による健康被害から子どもたちを守るための県教組声明」を発し、今回の基準を直ちに撤回し、子どもの健康を第一にした安全策を示すとともに、子どもたちの受ける線量を減らすための具体的な対策を示し早急に実施することを訴えています。
 現在、多くの子どもたちは、通常値を大きく超える放射線量の中での生活しています。
 県教育委員会は、福島県内の学校現場の実態を直視し、文科省の示した基準よりも厳しく状況を受け止め、将来にわたり、子どもたちの健康に絶対に影響がないといいきれる安全策を示し、具体的措置を早急に講ずるよう以下の点について強く要請します。



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