2021/8/2

東京「君が代」裁判・第5次訴訟の意義と概要  X日の丸・君が代関連ニュース
  《澤藤統一郎の憲法日記から》
 ◆ 東京「君が代」裁判・第5次訴訟始まる
   〜何が争われているのか


 本日、東京「君が代」裁判・第5次訴訟の第1回口頭弁論があった。
 石原慎太郎都政時代に発出された、悪名高い「10・23通達」以来18年余にもなる。以来今日までこの通達にもとづいて、都立学校の入学式、卒業式では、全教職員に対して、「国旗に向かって起立し、国歌を斉唱せよ」という、文書による職務命令が発せられる。これに違反すれば懲戒処分が科せられる。

 職場の労働組合は闘わない。「国旗・国歌」ないし「日の丸・君が代」に敬意を表することはできないとする教員たちが、組合の援助なく「予防訴訟」を起こした。
 処分される前に「起立斉唱の義務のないことの確認」「不起立での処分の差し止め」を求める訴えである。次いで、処分の取消を求めての東京「君が代」裁判が、第1次〜第4次訴訟まで取り組まれ、いま第5次訴訟が始まったのだ。

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2021/8/2

東京「君が代」第5次訴訟第1回口頭弁論原告側意見陳述B  X日の丸・君が代関連ニュース
2021(令和3)年7月29日
 東京地方裁判所民事第36部合A3係御中

◎ 意 見 陳 述 要 旨

原告ら訴訟代理人
弁護士 平松真二郎

1 本件訴訟においては、まず、原告らは、2014年3月から2017年4月の間に都立学校で実施された卒入学式の際に起立斉唱命令に従わなかったことを理由として科された懲戒処分の取消しを求めています。
 加えて、これまでの第4次訴訟までで減給以上の処分の取り消し判決が確定した者に対して、取り消された処分と同一の事実について、7、8年前の起立斉唱命令違反行為について、さかのぼって処分の対象として科された再度の懲戒処分の取消を求めています。


2 原告らは、まず、教職員に対する卒業式等における国歌の起立斉唱の強制自体、思想良心の自由を制約し、教育の自由を侵害するものであるから、そもそも起立斉唱命令違反を理由とする懲戒処分はいずれも違法であって取り消されなければならない。

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2021/8/2

明けない夜はない(67)<第五次東京「君が代」裁判、第一回口頭弁論(2)>  X日の丸・君が代関連ニュース
<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。

 ▲ 前回の続きです。
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 A 田中聡史さん
   (原告団で一番若いです。少し長いですが、是非お読みください)


 私は、教員という仕事を通じて、差別のない社会を作りたい、
 誰もが平和に生きることのできる社会を作りたい、と願ってきました。
 そのような私にとって、2003年に発出された「10・23通達」に基づく
 校長からの職務命令は、耐えがたいものがありました。・・

 「日の丸」や「君が代」は、かつての日本政府によるアジアに対する
 侵略戦争や植民地支配のシンボルです。「君が代」斉唱時に、「日の丸」
 に向って起立し、それらに敬意を表すという所作は、私にとっては、
 平和に生きる権利を否定し民族差別を肯定する行為なのです。

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2021/8/2

明けない夜はない(66)<第五次東京「君が代」裁判、第一回口頭弁論>  X日の丸・君が代関連ニュース
<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。

 東京五輪を前後して、世界や日本社会の古い体質が暴露されてきた。
 アメリカではキャパニックが国歌斉唱時に片膝をつき(不起立)、その後「ブラックリブズマター」の運動が広がった。
 IOCは五輪での人種差別に抗議する片膝をつく行為を容認した。
 そこでサッカーでは、女子のイギリス代表や日本代表選手らが試合前のピッチ上で、片膝つく行為を行った。

 また、組織委員会会長・森氏の女性蔑視発言を始め、開会式責任者・佐々木氏の容姿蔑視発言、開会式楽曲担当・小山田氏のいじめ、開閉会式演出・小林氏のユダヤ人大量虐殺をパロディー化、などなどで、次々と暴かれ辞任や解任に追い込まれた。
 コロナ禍での五輪強行中でも時代は進みつつある。

 本日(7月29日)東京地裁で、▲ <第五次東京「君が代」裁判、第一回口頭弁論>が開かれた。(原告15名)

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2021/8/2

先生になることを断念した大学四年生の投書  ]Vこども危機
  【発言=若者の声(『東京新聞』)】
 ◆ 教師の道を諦めた
大学生 内尾真優子 22 (東京都大田区)

 私は大学四年生で教職課程を履修している。教育実習にも出向いた。
 しかし、教員採用試験は受けず、民間企業に来春入る予定だ。
 教壇に立つ父の姿に撞れ、本当は教師になりたかった。
 なぜ、教員採用試験を受けなかったか。

 それは、文部科学省が教員に仕事の魅力を会員制交流サイト(SNS)で発信してもらおうと募集した「#教師のバトン」プロジェクトの投稿を読んだからだ。
 投稿は現役教員たちの苦しみに満ちていた。こんな世界で働ける気がしないと私は教師の道を諦めた。

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2021/8/2

オリ・パラ教育問題都教委質問状、イスラエルはヨーロッパ?首都はエルサレム?  ]Vこども危機
◎ 「東京都オリンピック・パラリンピック教育」で提示されている
イスラエルとパレスチナの資料の問題について
〜問題点の指摘と質問〜

2021年7月28日

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 様々な意見がある中でオリンピックが始まりました。これに向けて東京都教育委員会(以下、都教委とします)は、「東京都オリンピック・パラリンピック教育」実施方針(平成28年1月)を策定し、都教委傘下のすべての学校に「オリンピック・パラリンピック教育」の実施を指示し、各校で取り組んできました。
https://www.o.p.edu.metro.tokyo.jp/opedu/static/page/admin-school/pdf/20q1e202.pdf
 都教委の「オリンピック・パラリンピック教育」についても様々な意見がありますが、この取り組みの目標の(4)として、「多様性を尊重し、共生社会の実現や国際社会の平和と発展に貢献できる人間」の育成が掲げられています。

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2021/8/2

安倍前首相「桜を見る会」懇親会で検察審査会「不起訴不当」  ]平和
 ◆ 検察審査会、安倍晋三不起訴不当議決 (『前田朗blog』)

 令和3年東京第一検察審査会審査事件(申立)第8号
 申立書記載罪名 公職選挙法違反,政治資金規正法違反
 検察官裁定罪名 公職選挙法違反,政治資金規正法違反

 議決年月日 令和3年7月15日
 議決書作成年月日 令和3年7月28日

議  決  の  要  旨

 被 疑 者  安 倍 晋 三
 被 疑 者  配 川 博 之
 被 疑 者  阿 立 豊 彦
 被 疑 者  西 山   猛

 不起訴処分をした検察官 東京地方検察庁 検事  田 渕 大 輔
 議決書の作成を補助した審査補助員    弁護士  宇田川 博 史

 上記被疑者安倍晋三に対する公職選挙法違反,政治資金規正法違反被疑事件(東京地検令和2年検第18325号),被疑者配川博之に対する公職選挙法違反被疑事件(同第18326号),被疑者阿立豊彦に対する政治資金規正法違反被疑事件(同第18327号),被疑者西山猛に対する政治資金規正法違反被疑事件(同第32650号)につき,令和2年12月24目上記検察官がした不起訴処分の各当否に関し,当検察審査会は,上記審査申立人の申立てにより審査を行い,次のとおり議決する。

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