2009/6/29

定期大会チラシ1  W板橋高校卒業式
 【定期大会チラシ】
 ◎ 板橋高校卒業式 藤田さんは無罪
   最高裁は事実審理を行い無罪判決を

福井 祥

 私たちは、「日の丸・君が代」に関わる唯一の刑事弾圧を蒙った藤田さんへの不当な「威力業務妨害罪」を無罪とすべく活動しています。
 会には、多くの都高教退職者が参加しています。私たちが現場を離れて数年、現役の方から余りにもひどい、変質した都立の現場状況を聞き、忸怩たる思いとともに、激しい怒りを感じます。
 そして大会に参加された都高教組合員のみなさん、そのような厳しい現実にあっても、職場の仲間を信頼し、職場の団結を基礎にがんばっている都高教の仲間たちに敬意を表し、支援に感謝し、可能な連帯の道を今後も探っていきたいと思っています。

 ● 地裁以上に杜撰で政治的な高裁判決を糾弾する
 一審東京地裁は、2006年5月、検察求刑懲役8月に対して、罰金20万円とする有罪判決を決定しました。<量刑の説明>の項では、藤田さんは熱心な教員であり、「式への影響は些少」と述べながら、無罪を回避する不当な政治的判断を行いました。
 東京高裁の控訴審では、刑法学者曽根教授の証言、卒業式を保護者席後方から見た貴重な保護者の証言、弁護団の核心的追求で、検察の恣意的・政治的主張を覆し、具体的論理的に検察を追いつめました。しかし、高裁は<事実>や<憲法論理>を一切無視して、控訴棄却の不当判決を強行しました。


 誰の制止もない藤田さんの「呼びかけ」(できたらご着席ください、はわずか5秒)を、その後の「管理職の制止行動への抗議」とともに威力妨害と認定し、「ピアノ判決」や「立川反戦ビラ判決」まで故意に引用して、更なる強権的「政治判決」を捏造したのです。

 しかも、一方で「保護者には起立・斉唱の義務はない」としながら、他方で藤田さんの保護者への呼びかけは「起立・斉唱させる校長の"権利"を侵害した」と言うあきれた論理矛盾を堂々と主張し、憲法の<表現の自由>を全く蹂躙したのです。

 その上、「藤田さんのビラ配布中に教頭は制止した」との<偽りの事実を証明>するために、とんでもない誤りをしでかしたのです。
 40分(判決分読み上げの半分)も時間を費やした<事実の説明>では、検察が根拠とする「指導主事の盗聴用」ICレコーダーの時間によれば、教頭は<体育館到着後に、校長室を出ている>のです。刑事事件に事実の誤りは許されません。この一事だけでも、検察、高裁の出鱈目さは明白です。ただちに無罪を表明すべきです。

 ● 都教委―石原―右翼都議―検察の教育現場への弾圧は許せない
 04年3月11日の板橋高校卒業式では、卒業生の9割が自主的に着席しました。それに驚いた横山(当時教育長)は「法的措置をとる」とし、そこから政治的陰謀と刑事弾圧が始まったのです。
 都立と教育現場、民主主義を抹殺せんとする動きには負けられません。
 私達は、弁護団の膨大で緻密な「上告趣意書」を土台に、支援を力にして、最高裁での「事実審理―無罪判決」を勝ち取ます。

 今後とも、熱い支援を要請します。そして、今日の都高教大会が実り多い結果と更なる団結を生み出すことを期待しています。ともにがんばりましょう。

2009年6月27日「藤田先生を応援する会」
タグ: 板橋高校

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