2021/6/14

大阪府教委に対する、高校教科書採択に関する要望書と質問書  ]Vこども危機
 2021年5月26日
 大阪府教育庁 教育長 橋本正司様
子どもたちに渡すな!あぶない教科書大阪の会

◎ 2022年度使用府立高等学校の教科書採択についての要望・質問書

 新型コロナウィルスが再度蔓延している中で、児童生徒の教育に力を尽くしておられることに心から敬意を表します。
 さて、貴教育庁は、5月11日の教育委員会議において、2022年度使用高等学校教科書採択「要領」及び「選定の手引き」を決定しました。私たちは、公正・公平な手続きに基づき、高等学校現場の選定を尊重した採択をおこなわれますよう、強く要望します。

 ◎ 要望内容

 1.貴教育庁による「検定教科書の調査」をやめてください。
 貴教育庁は、文科省が検討合格させた教科書について、「検定教科書の調査」を行うとしています。
 「調査結果」を過去の例からみると、「課題のある教科書」を示し、

続きを読む

2021/6/12

今の段階で「情報T」の共通テストを始めるのには無理があるこれだけの理由  ]Vこども危機
  《尾形修一の紫陽花(あじさい)通信から》
 ◆ 教科「情報」の大学入学共通テストに反対する
クリックすると元のサイズで表示します
(他教科の教員が教えている数)

 高校に「情報」という教科がある。そんな教科は知らないという人も多いだろう。21世紀になって始まった科目なのである。1998年告示の学習指導要領で初めて導入され、2003年から実施された。
 その時は2単位科目の「情報A」「情報B」「情報C」から1科目必修だった。(つまり普通科高校の場合、教科数は11になる。国語、地理歴史、公民、数学、理科、保健体育、芸術、外国語、家庭、情報。)
 2008年告示の学習指導要領では「社会と情報」「情報の科学」から1科目必修、2017年告示、2022年実施の学習指導要領で「情報T」「情報U」から「情報T」が必修とされた。

 何だか面倒くさいことを書いたが、「情報」という教科が始まって20年ぐらい経つが、今回初めて高校生全員が「情報T」という同じ科目を勉強することになったのである。

続きを読む

2021/6/10

「従軍慰安婦」用語について、教科書検定基準をめぐる攻防の続報  ]Vこども危機
  <萩生田大臣批判・関連情報>
 ◆ 5・18WEB会議開催は公知の事実・
   『Will』が「『従軍慰安婦』は抹消された」由のウソ記事掲載

   皆さま     高嶋伸欣です


 「従軍慰安婦」等の記述を教科書から排除しようとの策動を止める動きはまだまだ不足しているように思われます。
 関連情報の掘り起こしと共有化を宜しくお願いいたします。
 脈絡なしですが取り急ぎ数件の情報です

 1 @ 5月18日に教科書課が各教科書会社に対し緊急のWEB会議を開き、国会での質疑の状況と訂正申請の手順等について「情報提供」をした事実は、『産経』も(知っているはずなのに)報道していません。

 A そのためか、これは内密事項扱いにするように教科書課が指示しているのではないかとの声があります。
 けれども、このことは教科書課自身が神奈川県教委からの状況把握の照会に対して早々と明らかにしている事項です。

続きを読む

2021/6/8

萩生田文科大臣の重大な法規誤読、野党議員もマスコミも見逃している  ]Vこども危機
 <萩生田大臣批判B>
 ◆ 「従軍慰安婦」等記述排除の違法違憲の策動を立案・指南したのは萩生田大臣だった!?

   皆さま     高嶋伸欣です


 1 <萩生田大臣批判B>で藤岡「つくる会」とのなれ合い策動の<欠陥3>を、お届けします。
 話しがどうしても長くなるので、最初に結論、その次にその結論に到達した経過分析の骨子、そしてそれら骨子それぞれの説明という順にしてあります。


 2 <欠陥3>の[結論]

 1)今回の『従軍慰安婦』『強制連行』等の教科書表記排除を目指す策動の事実上の提唱者は萩生田光一文科大臣自身で、その立案は『政府見解条項』の歪曲解釈に基づいたものであることを、大臣自身の国会答弁が証明している。

 2)従って、今後の検定では『そういった表現は不適切』との大臣答弁に基づいた各教科書会社への訂正申請提出”指導(事実上の指示)”は、文科行政における職権乱用による違法行為、並びに憲法の禁じる「検閲」の違憲行為に該当する。

続きを読む

2021/6/8

より良い教員研修をデザインするA  ]Vこども危機
  《尾形修一の紫陽花(あじさい)通信から》
 ◆ 「常識研修」のススメ


 「教員免許更新講習」は「教育の最新事情」(必修)「教科指導、生徒指導その他教育内容の充実に関する事項」(選択)になっている。前者が12時間、後者が18時間という設定である。
 どちらも大学等が開講する講座を自費で受講することになっている。
 しかし、前者は校内研修や教育委員会の研修と同じだと評判が悪い。だから、その部分は校内研修などをポイント化して10年間で貯めていけばいいというのが前回の趣旨。

 問題は後者なんだけど、これはなかなか良かった、役だったという声も多い。先に紹介した「教員という人生」(朝比奈なを)でもそういう感想が出ていた。
 また開設する大学にとっても貴重な収入源になってしまって、いまさら止められては困るというのが実態だろう。僕はこの部分は継続しても良いのでは無いかと思う。ただし、「ポイント化」とともに「内容の拡充」が必要だ。

続きを読む

2021/6/6

より良い教員研修をデザインする@  ]Vこども危機
  《尾形修一の紫陽花(あじさい)通信から》
 ◆ 「ポイント制」


 「教員免許更新制」は廃止すべきだと書いた。ではそれに代わる、教員の研修はどのようなものが良いのか。
 長い教員生活の中で、「キャリアデザイン」をどう考えるか、教員自身にとっても、社会にとっても考えるべき問題だ。まあ僕にはもう関係ないし、何の影響力もないから「余計なお節介」に過ぎない。しかし、アイディアだけはあるので、一応書いてみたい。

 世の中は大きく変わって行く。いつの時代もそうである。
 もちろん教育のあり方も、子どもたちの世界もどんどん変わって行く。
 自動車も変われば、銀行も変わる。新聞も変わるし、音楽も変わる。当然教師も新しい世界に適応すべく学び続けなければならない
 教師だけでなく、現代ではすべての人に「生涯教育」が求められている。
 教師は「教育公務員特例法」「教育公務員は、その職責を遂行するために、絶えず研究と修養に努めなければならない」とされている。


続きを読む

2021/6/6

GIGAスクール構想は生徒のためなのか、政府・企業のためなのか?  ]Vこども危機
 ◆ 生徒の個人情報のセキュリティは大丈夫か?
外山喜久男(個人情報保護条例を活かす会)

 コロナ危機でGlGAスクール構想が加速しつつあります。「一人1台のPC」と高速大容量の通信ネットワーク環境を利用して、個人の理解に応じた「個別最適化」学習の実現、そこに民間企業参入のチャンスを与えるというものです。
 生徒の個人情報の取り扱い、セキュリティはどうなるのでしょう

 1 神奈川における生徒の個人情報の取り扱いの現状は?

 神奈川県では対策重要度ごとに管理方法を変えています。とりわけ機密性の高い入試、成績関連、進路、生活指導、健康診断、図書貸し出しなどのデータは対策重要度Tとして分類し、教育委員会ネットワーク暗号化システムで一元管理し、それ以外のU、V、Wは校内サーバに保管されることになっています。

続きを読む

2021/6/6

教科書採択「従軍慰安婦」記述をめぐり、神奈川県教委への対抗「請願書」  ]Vこども危機
2021年6月3日
 神奈川県教育委員会
 教育長 桐谷次郎 さま
東京都杉並区松庵 1−6−9
高嶋伸欣(たかしま・のぶよし)
(琉球大学名誉教授)

◎ 本年度実施の高校用教科書採択に関する請願

 貴職におかれては日々、適正な公教育遂行に精励されていることに敬意を表します。
 私は社会科教育担当の教育職に長く従事し、教科書執筆の経験も何度かあります。横浜市在住の間の1993年には当時の文部省による教科書検定で原稿撤回に追い込まれたことで、教科書訴訟を横浜地裁に起こした経験があります。定年退職した今日も、教科書検定や採択等を巡る動きに関心を持ち、看過し難い事案についてはこれまでの経験等に基づき、必要な行動をすることとしております。
 今般は、本年度に実施される2022年度用高校教科書採択に当たり、適正にして公正な手続きを歪めかねない文科大臣の発言や

続きを読む

2021/6/4

デモ・リサ放送、緊急特番  ]Vこども危機
  =デモリサTV 緊急特番!=
 ◆ 「大阪市(松井維新)のメチャメチャな教育行政」
クリックすると元のサイズで表示します
「大阪市(松井維新)のメチャメチャな教育行政
ー守ろう!勇気ある久保敬校長!!」
 ※ Part1
https://youtu.be/148i56Wl5hs
 ※ part2
https://youtu.be/8y9d9SEC_cM

 大阪の志水です

 大阪の現職校長が松井市長に提言を送ったことは多くの方の知られるところとなりました。
 デモ・リサ(Democracy Research・民主主義研究所)TVの森正孝さんから今回ゲストとして呼んでいただき、
  なぜ、現職校長が松井市長に提言を送ることになったのか、
  そもそも緊急事態宣言下、一体大阪で何が起こったのか
 とくと話させていただきました。
 二本立てとなっていますが、是非ご覧ください!

2021/6/2

教員免許更新制は本質的に「教員をバカにした制度」なのである  ]Vこども危機
  《尾形修一の紫陽花(あじさい)通信から》
 ◆ 教員免許更新制は廃止すべきだ
   〜「見直し」に止まらず本質論を


 5月30日付朝日新聞で、教員免許更新制について全国47都道府県、20政令指定都市の教育委員会にアンケートした結果を報じている。
 その結果「見直しが必要である」53教委「現行のままでよい」5教委「その他」9教委となっている。
 何らかの見直しが必須であるというのは、ほぼ教育界の共通認識になっていると言っていいだろう。

 「免許更新制の課題」としては、
   「失効で臨時任用不可」が53教委、
   「講習が教員の負担」が44教委、
   「年限確認が管理職の負担」が28教委、
   「講習内容が研修と重複」が11教委、
   「社会人の教職敬遠の一因」が教委、
   「大学生の教職敬遠の一因」が教委、
   「更新のタイミングで退職」が教委
 となっている。

続きを読む


teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ