2019/9/17

福島原発事故刑事裁判、9月19日に判決。争点は東電の「結果回避義務」。  ]Xフクシマ原発震災
 ▼ 東電原発事故強制起訴裁判
   迫る判決 結果回避義務
(福島民報)


 ○ 指定弁護士 対策すれば防げた
 ○ 被告側   想定超える大津波

 東京電力福島第一原発事故をめぐり、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東電旧経営陣の被告三人は「想定外の津波で、対策を採っていても事故は防げなかった」と法廷で責任を否定し続けた。
 過失の立証には、三人に予見できた損害を回避する「結果回避義務」があったかどうかが重要になる。
 検察官役の指定弁護士は、対策を講じていれば事故は防げたとみており、「対策が終わるまでは原子炉の運転を止めるべきだった」と主張する。

 二〇〇八(平成二十)年に新潟県中越沖地震対策センターで原発の耐震性をチェックしていた東電元幹部は「津波対策に膨大な費用がかかることが分かり、収支が悪化するため対処を見送った」と震災後、検察による聴取に答えていた。

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2019/9/17

原発事故刑事裁判9月19日判決「東電元幹部に有罪判決を」武藤類子さん  ]Xフクシマ原発震災
  =原発事故刑事裁判9月19日判決へ=
 ▼ 告訴団が関東をキャラバン「裁判に関心を持ってください」
(週刊新社会)


 世界を震憾させた福島第一原発事故は、多くの犠牲者・被害者を出し、8年6カ月経った今日も被害者を出し続け、非常事態宣言は出されたままだ。しかし、その責任は未だに誰も取っていない
 事故の刑事責任を問うために全国1万5000人が告訴・告発を行い、検察庁が不起訴とするも、市民で構成する検察審査会が東電の旧経営陣3人を業務上過失致死傷罪で強制起訴することを決めた。

 2017年6月30日初公判の裁判は、1年9カ月後の今年3月12日、第37回公判をもって結審した。勝俣恒久元会長、武黒一郎元副社長、武藤栄元副社長の3人に9月19日、東京地裁で判決が言い渡される。

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2019/9/11

原発自主避難者 高校生の意見表明  ]Xフクシマ原発震災
  たんぽぽ舎です。【TMM:No3739】
 ▼ 僕たちが避難しているのは被曝を避けるという合理的な理由があるから
   鴨下全生(まつき)(避難者)


 僕は16歳。高校2年生です。原発事故の時は8歳。小学校2年生でした。
 これから僕が言うことは、生意気に思えるかもしれませんが聞いてください。
 僕は、今日、ここにおられる皆さんが原発事故をわざと起こしたわけではないことを知っています。
 だから皆さんの中には交通事故の加害者の様に、たまたま不遇だったと感じられている方もいらっしゃるかと思います。自分が運転していたわけでもないのにと思っている方もいらっしゃると思います。
 でも、車が無ければ交通事故は起きませんし、車があったとしても、動かしていなければ、交通事故はおきないのです。

 原発事故も同じです。8年前のあの日、原発が稼働していなければ、今僕が、ここに来ることもなかったと思います。

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2019/9/7

脱原発の市民団体「たんぽぽ舎」“地震国日本に原発の適地はない”を掲げて30年  ]Xフクシマ原発震災
  チェルノブイリ事故後から活動継続
 ▼ 脱原発ぶれず訴え30年 たんぽぽ舎
   (8月29日東京新聞朝刊24面「こちら特報部」「ニュースの追跡」より)


 脱原発を訴えてきた市民団体「たんぽぽ舎」(東京都千代田区)が設立30年を迎えた。チェルノブイリ原発事故をきっかけに産声を上げ、東京電力福島第一原発事故後は放射能に関する知識を求める人たちの受け皿に。活動を振り返ると、原発に対する世論の変化も浮かび上がってくる。(榊原崇仁)

 ▼ 阪神大震災「地震国に原発の適地はない」掲げ
 たんぽぽ舎の母体は都職員有志らの公害研究会。設立のきっかけは、1986年4月に旧ソ連で起きたチェルノブイリ原発事故だ。
 研究会で食品の放射能汚染を調べる測定器を買いたいという話が出たが、1台(600万円)と高額で手が届かなかった。
 全面的に負担したのが東京・有楽町などに店舗を持っていた服飾デザイナーの鈴木千津子さん(72)。

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2019/9/5

9.16さようなら原発全国集会(代々木公園)  ]Xフクシマ原発震災
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 ◆ あさこはうす (東京新聞【本音のコラム】)
鎌田 慧(かまたさとし・ルポライター)

 久しぶりに「あさこはうす」へ行った。
 青森県下北半島の先端、大間崎にあるログハウスである。薄曇りだったが、津軽海峡のむこうに、函館山がくっきり見えた。
 あさこはうすは、故熊谷あさ子さんが、自分の畑に建てた原発拒否の館である。彼女は死ぬまで畑を電源開発に売らなかった。

 「一基でいいのですから、ご協力を」と二代にわたって、電源開発社長が畑に足を運んで説得に来たが、彼女は首を縦に振らなかった。
 結局、原発の設計を変え、二百メートル先に移動した。
 夫と太平洋側まで、魚を追って漁をしていたあさ子さんの持論は、「海と畑があれば生きていける。海と畑がなくなれば、生きていけない」というシンプルなものだった。

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2019/8/31

マスコミが報じない柏崎刈羽原発に関する東電発表のまやかし  ]Xフクシマ原発震災
  =たんぽぽ舎です。【TMM:No3731】=
 ▼ 東電の発表には「実質的な意味は何もない」
   「柏崎刈羽原発6,7号機再稼働後5年後」では既に1号機は廃炉のはず

山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

 桜井柏崎市長の「2年以内に1〜5号機についての廃炉計画を時期を明記して提出すること」との要請により、小早川東電社長は8月26日に「6、7号機の再稼働後、5年以内に1基以上の廃炉も想定したステップに入る」と表明、これについて新聞等は「柏崎刈羽「一部廃炉も」東電社長、初めて言及」(東京新聞)などと報じた。
 東京電力のホームページにも「柏崎刈羽原子力発電所の再稼働および廃炉に関する基本的な考え方」として8月26日の文書が公開されている。

 しかし、残念ながらどの報道機関も言及していない現実がある。
 この発表には「実質的な意味は何もない」ということだ。

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2019/8/25

原発事故から8年福島県浜通りの今、核災害の爪痕はとくに農地に多く見られた  ]Xフクシマ原発震災
  ハーバービジネスオンライン<短期集中連載・全国原子力・核施設一挙訪問の旅2>
 ▼ いまだ線量計が鳴りまくり、復興進まぬ帰宅困難地域の今
牧田 寛
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7/5 南相馬市原町区(遠方に磐城太田駅が見える) 牧田撮影
国道から農地を目隠ししているが、大量のフレコンバックが並んでいる

 ▼ 福島県浜通りは今どうなっているのか?
 第二日目朝、8時過ぎにはコロラド号に荷物を詰め込み、いわき市を出発しました。Aさんは、コロラド号の撮影、実況機器を設置するために30分以上前には作業を開始していたようです。これは毎日続き、四谷の事務所から補給物資が届くごとに装備が増えてゆきました。

 いわき市では、後部座席に乗せた線量計は殆ど鳴動せずに静かなものでした。むしろ東京からずっと誤検知でピィピィ泣くことがしばしばあり、そういうときには大概大型車や特殊車両が近くに居ました。何か強い電波でも放射しているのでしょう。

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2019/8/3

東海第二原発は老朽・被災で危険なだけでなく経済性もない。再稼働するメリットはどこにも見いだせない  ]Xフクシマ原発震災
  たんぽぽ舎です。【TMM:No3710】
 ▼ 原電の卸売電気料金単価がいかに高いか…利益なしでも17.6円程度
   (LNG火力9.2〜13.7円、電力卸売市場の平均単価9.7円
   日本原電の電気を買った会社(つまり東電)も共倒れ
山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

 とにかく異常である。
 誰もが分かっているのに誰もが問い質さず、誰もが不合理と思っているのに、それが前提となって物事が進む。
 こんなこと、今は枚挙に暇がないので、一体何のことを言っているのか、何でも当てはめられる現代なのが恐ろしいが、この際は「東海第二原発の再稼働をめぐる経済性と東電との関係」である。

 ▼ 東京電力は原発に幾ら費用を掛けるつもりか
   (柏崎刈羽原発工事費用は6800億円)

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2019/7/15

世界の再生可能エネルギーに関するニュース記事  ]Xフクシマ原発震災
 【脱原発世界ニュース2019 vol.13】から
http://npfree.jp
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ▼ 世界の脱原発 米国で拡大する再生可能エネルギー
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 ■ 「米国エネルギー省、地熱エネルギーをもっと活用すべき」(6月18日 財経新聞)
https://www.zaikei.co.jp/article/20190618/516433.html

 ■ 「今年の米国の太陽光発電設置、25%増に上方修正=報告書」(6月18日 ロイター通信)
https://jp.reuters.com/article/usa-solar-outlook-idJPL4N23P154

 ■ 「ニューヨークで全米初の石炭火力全廃へ 他州に波及も期待」(9月26日 ヤフーニュース)
https://news.yahoo.co.jp/byline/minamiryuta/20190626-00131593/

 ■ 「中国より後れている日本の再生エネルギー政策」(6月28日 東洋経済)
https://toyokeizai.net/articles/-/288515

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2019/6/29

新潟・山形県地震:東電の重大な誤連絡で翻弄された自治体の首長達の怒り  ]Xフクシマ原発震災
  たんぽぽ舎です。【TMM:No3682】
 ▼ 新潟・山形県地震で東電が重大な誤連絡
   「東京電力に危機管理能力があるのかという根本的な私の強い疑念がまた新たなものとなった」(柏崎市長)
今井孝司(地震がよくわかる会)

 ▼ 初めに
 今回の新潟・山形地震で、東電が、誤って、燃料プール冷却に係わる所内電源に異常があるというファックスを送ってしまいました。
 誤連絡した先は、新潟県や柏崎市、刈羽村など計37自治体と原子力規制庁、経済産業省資源エネルギー庁で、山形、栃木、長野3県と長野県内3市村も含まれます。
 NHKのニュースから切り取った誤記入のカ所を以下に示します。
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 ▼ 上記の誤連絡の記事を中心に、今回の地震についての記事26件
   を、当会HP( http://jishinga.com/ )にアップしました。
 当会HPトップの特集コーナーの「新潟・山形地震」からたどれます。
 直接のリンクは以下の通りです。
http://jishinga.com/tokushuu/NIIGATA_YAMAGATA/main.html

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