2020/10/27

世界平和アピール七人委員会、核兵器禁止条約発効を祝す声明  ]平和
 ◎ 核兵器禁止条約批准50か国達成を祝す (2020.10.25)

 アピール WP7 No.143J 2020年10月25日
 世界平和アピール七人委員会(World Peace 7)  
 [Committee of Seven for World Peace Appeal]
 武者小路公秀 大石芳野 小沼通二 池内了 池辺晋一郎 高村薫 島薗進


 2017年に採択された核兵器禁止条約の批准国数が50に達し、90日後の条約効力発生が確定したことを、私たち世界平和アピール七人委員会は心から喜び、これまで営々と核兵器反対の声を上げ続けてきた世界の人々に祝意を表明したい

 核兵器は、広島・長崎以来、世界各地で多数の命を奪い、被爆者の苦しみは今日なおも続いている。核兵器は保有国によって実戦配備され、実際に使用される危険性が存在し続けてきた。それが今や化学兵器・生物兵器と共に法的に禁止される世界が実現することになった。

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2020/10/27

壊れたもの、捨て去られたもの、朽ち果てるもの、死にゆくものに宿る再生の可能性  ]平和
  〔週刊 本の発見・第176回〕《レイバーネット日本》
 ◆ 〜やさしさはどこから?
   『分解の哲学―腐敗と発酵をめぐる思考』
(藤原辰史著、青土社、2400円+税)
評者:志水博子

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 「書評」を引き受けるとなった時、取り上げたい本として真っ先に頭に浮かんだのは藤原辰史著『分解の哲学―腐敗と発酵をめぐる思考』だった。
 藤原辰史という名前をお聞きになったことのある方は多いだろう。本年4月岩波書店から「緊急寄稿」として公開された『パンデミックを生きる指針−歴史研究のアプローチ』の筆者である。多くの方が渇望していた論考ではなかったろうか。
 感染症の危機にさらされる中で私たちが真に恐れるべきことは何か、歴史と社会を冷徹に見つめる眼差しを通して警鐘が鳴らされたように思う。その鐘の音を聞かなければ、私たち自身が弱者を追いやる差別者にすらなりかねない。

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2020/10/27

コロナ禍の自衛隊、変わったこと、変わらないこと  ]平和
  =立川テント村通信=
 ◆ 朝雲レポート(7/30号〜9/17号)


 ★自衛隊はコロナ事態の中でも厳しい訓練を貫徹するのだ。−暑い夏、各地で展開された訓練記事を読むと、なりふりかまわない軍隊の姿が浮かび上がる。
 富士学校学生270人参加の生死を分ける「近迫射撃研修」(7/30号)、対馬戦闘団初編成による上陸部隊迎撃「ゴーストウルフ作戦」(8/6号)、11、39戦闘団9日間の激闘「矢臼別陸自実動対抗演習」(8/13号)、空自戦闘機・米B1爆撃機の日本海・沖縄空域共同訓練(8/20号)、空自、米3軍の39機参加日本海、東シナ海、沖縄周辺共同訓練(8/27号)。これにはF15、F12戦闘機、E3早期警戒管制機FA18、F35ステルス戦闘機が参加した。
 空自−米軍の訓練移転にともなう共同訓練も8/24から9/3にかけて千歳で展開。三沢・嘉手納・千歳・小牧・入間・美保から参加した米軍・自衛隊2百人は全員宿泊先ホテルから外出禁止だった(9/10号)。

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2020/10/27

「ヘリパッドいらない」住民の会は、工事が終わっても抗議の意思を示すため毎日座り込みを続けている  ]平和
 ◆ 高江刑特法弾圧は、不起訴 (『月刊救援』から)

 高江刑特法事件は八月二八日付で不起訴となった。仲間の皆さん、全国の支援者の皆さん、弁護団の皆さんありがとうございました。
 逮捕後、留置場での扱いはひどく、毎日遠くから届く皆さんの激励コールにはとても励まされた。感謝しかありません。

 二〇〇七年七月から始まった高江ヘリパッド建設反対の座り込み満一三年を超えて今も続けられている。
 高江区民総会での二度の反対決議、村長の反対公約撤回の裏切り、国による高江住民に対するSLAPP訴訟などを経て、二〇一六年一二月に六か所のヘリパッドは一応完成した。
 一応と言うのは、二〇一六年の完成及び北部訓練場の半分四〇〇〇ヘクタールの返還式典までには本当には完成してはいなかったのだ。

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2020/10/25

赤木俊夫氏が改ざんの詳しい経緯を書いたファイルが存在する  ]平和
  =たんぽぽ舎です。【TMM:No4058】「メディア改革」連載第46回=
 ◆ 自死の財務省・赤木俊夫氏の妻、雅子氏が元上司の音声提出
浅野健一(アカデミックジャーナリスト)

 ◆ 「改ざんは佐川さんの判断」と池田靖統括国有財産管理官が明言

◎ 「赤木(俊夫)さんは改ざんを指示された際の経緯を記録したファイルを残している。めっちゃきれいに整理してある。どこがどうで、何がどういう本省の指示かっていうこと。これを見てもろうたら、我々がどういう過程で(改ざんを)やったのか全部分かる
 「初めから赤木さんは改ざんに抵抗し、涙を流していた」
 「もちろん、改ざんは佐川さんの判断だ
 「少しでも野党から突っ込まれるようなことを消したい、ということでやった」
 「8億円の算出(値引き)には問題がある」
 無機質なトーンで生々しい事実を伝える声がテレビでオンエアされた。

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2020/10/25

政権とメディアの関係、記者会見が緊張感のない予定調和になっていないか  ]平和
  =メディアの今 見張り塔から(『東京新聞』【日々論々】)=
 ◆ 政権との関係
   オフレコ取材偏重から脱却を

ジャーナリスト・津田大介さん

 七年八カ月続いた安倍政権から菅政権に代わり、政権とメディアの関係がクローズアップされる機会が増えている。
 とりわけ、メディアへの統制を強める菅首相が十月三日、内閣記者会の記者たちとパンケーキ店で行ったオフレコの懇談会は、それに参加するマスメディアに対して多くの批判が寄せられた。

 政治報道の現場では、記者は取材対象に「食い込む」ことが求められる。
 政治家ら取材対象と親密な関係を築き、情報をオフレコで取ってくるということだ。そうした取材によって得られた情報が「党幹部によると…」といった匿名で報道される。公益に適(かな)う情報が得られることもあるが、同時に危険性もはらむ。

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2020/10/23

『月刊 救援』連載の「救援川柳」が書籍化  ]平和
 ◆ 知ってほしい獄中者の生活と思い
   〜『救援川柳句集』が発刊される
(レイバーネット日本)
   乱鬼龍
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 「ゴクイリイミオーイ」という「電話番号」で、知る人は知る「救援連絡センター」の機関紙「月刊救援」紙上に、川柳を募集し私が選をしてきた。このほど2009年から2020年までの句を選んで『救援川柳句集』を世に出すことにした。
   「死刑囚あなたに夢はありますか」
   「獄中でたった一人のデモ行進」
 など約400句が収録されている。

 シャバに生きている私たちには、ほとんど縁のない獄中の人たちが、日頃、どんなことを思っているのか、あるいは、どんな毎日を生きているのか。獄中者の一句一句の中にこめられ、表現されている。
 「その国の人権のレベルは、その国の監獄の実態を見ればわかる」という言葉があるが、これらの川柳の中に、それが表れていると思う。

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2020/10/21

学術会議の弱体化が、菅内閣の隠さざるねらい「学術会議パージ事件」  ]平和
 ◆ それでも想いは捨てない (東京新聞【本音のコラム】)
鎌田 慧(かまたさとし・ルポライター)

 年間十億円も支給しているのだから政府を批判するな。菅義偉首相の分かりやすい「学術会議パージ事件」
 抵抗組織は「行政改革」するぞ。その前に、批判学者六人の首級(しるし)を掲げての、血なまぐさい出陣となった。
 ときあたかも「行政改革、民営化」の大先輩、中曽根康弘氏の内閣・自民党の合同葬を迎えた。
 加藤官房長官は、文部科学省に対して、葬儀に合わせて、全国の国立大学などに、弔旗の掲揚や黙祷(もくとう)を捧(ささ)げるよう周知させよ、との文書をだした。
 萩生田文科相は待っていたとばかりに従った。

 学者を支配して学問と言論を制約し、学生や生徒を内閣の行事に動員する。軍事教育と言論・思想弾圧が、日本の戦争を支えていた。

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2020/10/21

政府寄りの学者は、学術会議よりも報酬が高額な政府の各種審議会を優先する  ]平和
  《尾形修一の紫陽花(あじさい)通信から》
 ◆「行革」すべきは「審議会」だ!―学術会議問題D
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(審議会委員の兼職状況)

 政治・社会の問題で考えたいことが多い。新型コロナウイルス問題も日々情報が更新されるので、なかなかまとめて書く機会が取れない。最高裁で非正規労働者の待遇をめぐる訴訟の判決が出たが、問題の枠組に詳しくないので簡単には書けない感じだ。そんな中で「学術会議問題」のスピンオフとして、気になっている問題を書いておきたい。

 どうも菅義偉首相は学術会議を敵視しているようだが、それに合わせて「反学術会議キャンペーン」のフェイクニュースが飛び交っている。
 その中で国費を10億円使っているという話がよく使われている。しかし、職員50人の人件費、事務費で約5億5千万円国際的な学術会議の分担金が1億円なんだそうだ。

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2020/10/19

戦前の特高的手法が蘇る今必要なのは、日本の歴史から教訓を学びとること  ]平和
 ◆ <私見>ニーメラーの「ナチスが共産主義者を攻撃したとき〜」よりも
   日本での弾圧の教訓化不全に注目を!

   皆さま     高嶋伸欣です


1 学術会議の任命選別問題を論じる中で、ドイツの牧師マルティン・ニーメラーの警句「ナチスが共産主義者を攻撃したとき私は声をあげなかった。私は共産主義者ではなかったから。〜」に学ぶべきとの指摘がしきりにされています。
警句の内容そのものは極めて的確ですが、今回の問題に併せてこの警句が強調されている日本国内の状況に、私は違和感が強く覚えています。

2 そうした他国の知識人の警句を持ち出す一方で、日本の明治以後の歴史にそれとそっくりの事態があったことを想い起こし、そのことを教訓として権力者の横暴を許してはならないという提起があまりされていないからです。

3 しかも早くから指摘していたように官邸では、政権にたてつく不都合な人物についてのブラックリスト類の作成、

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