今日は少し遅れた初詣に、車で20分くらいの浅間大社本宮に行って来ました。
商売繁盛の熊手を買って、おみくじ引いて(吉でした)気持ちも新たに気を引き締めて。
これは源頼朝の銅像。うちの地域は見返地区と云われていて、昔頼朝がこの近くの高台まで馬で駆け、駿河湾からの敵を見下ろした(見返した)のだそうです。その高台は今は馬頭観音が祀られていて、毎年春にお祭りをします。
さて、話を変えて、昨日の流れでちょっと思い出した事がありました。
以前、うちでまだ外乗をやっていた頃、普段は5頭くらいを一緒に放牧していました。
その馬たちの中で、リーダーはスクーター。NO2はジョーでした。
ジョーは1番気が強かった。というより喧嘩っ早かったのかな。例えば発情中のメスに近づいて(ジョーは去勢馬ですが)嫌がるそぶりを見せると咬む蹴る等力を誇示します。
一方スクーターは来るものは拒まず、去るものは追わず。(スクも去勢馬ですが)ルール違反はきちっと律しますが、いつも冷静です。ジョーもスクーターには一目置いているようでした。
そのうち発情メスはみんなスクーターの後を追い、他の馬に嫌がらせをされるとすぐにスクーターの元へ逃げ、皆から信頼されるように。
外乗ではいつもスクーターを先導馬に使っていました。
コースはバラエティーに富んでいて、初めてのところや見たことない物体があったり、色々でしたがスクーターは鼻を鳴らしながらも慎重に進み、物体に触れたりして安全を確かめます。後続馬は躊躇せずついてきます。たまにジョーでも先導しましたが、ジョーも同じように進みますが後続は止まってしまう馬もいました。
これって偶然ではないと思います。力だけでの征服は上に見るけど信頼できない、勇気と自信に溢れた馬本当の強い馬でそれがリーダーの条件なのかなと。
ちょっと話が長いかな。
あと、もう1つ。大昔、馬狩りを人間がしていた頃、ヨーロッパやアメリカでは馬のリーダーを追い立てて崖から落としたそうです。すると他の馬はためらいもせず崖に飛び込んでいったと・・・
今日馬たちにあげたリンゴ。

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