昨日、農水省から県を通して通達書類が届きました。
「ウエストナイルウイルス感染防疫マニュアル」(の一部改正)
ちょっと前にニュースでも聞いたことありましたが、北米でこの「西ナイルウイルス」が流行しており、昨年のアメリカ国内での発生は馬:1075頭、人:2419人(うち116人死亡)
日本では現時点では確認例はない。
気になる感染経路は、
蚊の媒介で感染が広がる(野鳥→蚊→人・馬・家禽)ただ、人馬家禽が新たな感染源にはならない。
症状 馬の場合:つまづき、よろめき、旋回、起立不能、麻痺、歯ぎしり、急死
人の場合:急性の熱性疾患、髄膜炎、脳炎等症状は多彩
潜伏期間は
5日〜10日
改正というのは馬は終末宿主(感染源にならない)ということがわかり、隔離から移動制限になったことだそうです。
西ナイルウイルスのワクチンもすでに国内で大量に備蓄しているようですが、日本脳炎のワクチンを打っていれば、同じくらいの免疫ができるそうです。
今年は暖冬だし、温暖化の影響で今後は日本でもマラリアとか亜熱帯あたりの病気が出るといわれています。これからは蚊が一番の恐怖となるかもしれません。
これからの夏は、馬も人も虫除けが手放せませんよ。

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