こういうこと、書いていいのかどうか・・・・でも実際に私がつい最近知った現在の状況と以前から、今でも変わらぬ私の思いを書いておこうと思います――――
もうご存知の方も多いでしょう。日本ウエスタン乗馬協会(JWRA)の一連の騒ぎと会長の辞任。
もう我が家はずいぶんと中心核から離れた人間なので、組織の中枢がどうなっているのかなんて全然知りませんでしが、先日、会長代行から電話をいただきました。
もう昨年辺りから理事の中でも会長の意向と他理事の求める物の方向が違っていたようです。前会長は己の信念を曲げない人ですからなかは相当荒れていたと想像できます。
会長代行ほか現在の中心部が求めている物は、エンドユーザー視点(底辺の拡張)と上層部のレベルアップ(ピラミッドを大きく)のようです。健全な考えだと思います。
ただ、事務所が前会長の敷地内にありますし、改革をするのにはかなりのご苦労があると思います。すぐに良くすることも、また何より一旦離れてしまったお客さん達から信頼を取り戻すのはとても容易なことではないと思います。
でも、私は代行と直接話をしてみて、彼の言葉を信じてみようと思っています。
よく○○派とかアンチ××とか聞きますが、私はそんな肯定否定ではなく、同じウエスタン乗馬が好きな人間同士。事業者でも会員さんだとしてもウエスタン乗馬を世間に認知されるスポーツにしたいと願う気持ちは同じじゃないでしょうか?
こんな小さな世界の中で敵対し足を引っ張り合って何が生まれるのでしょう?敵対は馬場でやってください!!
私は、前会長のことは15年位前から知っています。良い事も悪いことも記憶としてあります。良いことを挙げれば、多くの人が知らない彼の普及のための経済力と行動力を知っています。それでもまだ私も知らないところでの色々な働きかけもあったと思います。今日のウエスタン乗馬界に多大な貢献をしてきたと思います。
でも、これまで私も本人に直接何度か意見や提案をぶつけてみましたが、全て即却下。納得のいく理由も聞かせてもらえませんでした。女だから言えた事でしょうが、本人に「会を良くするにはあなたが会長を降りないとだめです」なんて、普通だったらぶん殴られそうな言葉も5年前に言いました(苦笑してましたが)・・・なので、あの時からいつかはこうなってしまうのかも。とは思っていました。残念です。
現場にはいない私も含め、外野はやんやと騒ぎます。組織は潰れるのかもしれません。私は我が家の経営も苦しいのに業界のことまで視野を広げる余裕もありませんが、それを怠ればやがては自分にも跳ね返ってくることです。本来のウエスタン乗馬(私はナチュラルホースと同等だと思っている)は素晴らしい観念だと思っています。今の社会に必要な要素を持っていると思います。これによって馬への一般的になっている概念・扱いが変わってくるかもしれないことです。素晴らしいホースマンも各地にいます。お山の大将で他のクラブや個人への批判をするのではなく、特に馬を扱うスタッフの意識の底上げからしっかり考えて、勉強会や報告会など横のつながりを持たなければ未来は開けていかないでしょう。私もまだまだ勉強すべき点はたくさんあります。
私はもう個人的には競技会参加には興味がなくなっています。でも機会があればピエロ役(デモンストレーションとか)などで力を注ぎたい。
TOMOさんは装蹄先で誰に知れることもなく、依頼があれば悪癖馬の直し方をスタッフにレクチャーしてます。地道で私はもったいないな〜って思います。もし、組織レベルで聞き入れることが出来るのなら、皆に耳を傾けてくれるなら私はいつでもうちで出来ることでの協力はしていくつもりです。
最後に私は偉そうな事書いてるけど、じゃあ、全部やれって言われてもその覚悟(行動を起こすエネルギー)はありません。っていうか出来ません。なので書くのをためらってもいました。でも皆が出来ること。意見を出し合っていけば小さな力も大きなパワーになるはずです。「主軸」を忘れないでいればそう簡単にバラバラにはならないはずです。と、これは私の独り言。

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