今日は午前中、ちょっと用事で出かけたのですが、ある問題に悩み、自問自答を繰り返し、ブルーでした。
その問題とリンクしているかどうかは別として、自分が(私たち夫婦が)馬をやっていこうと決めた時から決して変わらぬ「志」は今もあります。
最近、いろんな方から「いつ試合復帰するの?」とか「またショーイングを見せて欲しい」とか嬉しいお言葉をいただき、本当にありがとうございます。
本音を言えば、私もレイニングを極めたい!常にショーに出て行って、選手としてもっと上を目指したい。出来ることなら1度垣間見た、世界のあの舞台で戦いたい。
私たちに良い経験を与えてくれたフルーリーも、いい人が見つかれば売ってまた機会があれば今度はオーナーさんに頼まれた馬で勝負したいと思っている。
まあ、そんな思いで私たち夫婦は自分に投資してきました。それで運良くアメリカやヨーロッパのレイニングを肌で感じることができて、更にモチベーションは高まっています。
私はそこで出産・育児が入り、でもそれで世界と日本の現状の差と、自己投資に関して冷静に見れるいい期間となりました。夢から覚めたという感じでしょうか。
産後復帰試合となった3年ぶりの2005アマハカップは、結果としてはオープンクラスで優勝。オープンで初のタイトルでしたが内容としては良くなかった。昔ならあそこで安心してたと思う。そう思ったのは自分だけに集中し、自分を客観的に見れるようになったからかも。とにかくあの時点から意識は変わったのは事実。TOMOさんも2003の三木でそうだったよう。
レイニングはウエスタンのホースマンシップ(精神)の真骨頂だと思う。レイニングほどスポーツカーのようなスピード感と遊びのないギアチェンジ、スライディングストップの気持ち良さはないと思う。クォーターホースのマインドといい、もっと人気が出てもおかしくない馬術です。
できるなら私かTOMOさんが選手として日本で世界で戦いたい。けど私たちにはもう資金的余裕がない(悲)でも私たちがやらなくても世界に出て行く日本人選手は他にもいる。
その人たちには私たちの分も日本の顔として(個人としてでもいいが)頑張って欲しい。そして本場で掴んだものを日本で披露してもらいたい。
それでは逆に、私たちができることは?
装蹄で色々な施設に行くTOMOさん。
彼ができるのは問題馬を「ウエスタンホースマンシップ」で直していくこと。
私ができることはスクーターの調子を万全にしておいてウエスタン乗馬・レイニングの醍醐味を伝えること。
すっごく地味で、広める人数はと〜っても少ない。でも少なくっても「本物」を味わってもらいたい。そしてそこから何人かが興味を持ち、レイニングの世界に踏み込んでくれたなら結果的には人口を増やして自分たちに返ってくるんじゃないか。
すごく遠い道のりかもしれない。うちはライダーの「ホースマンシップ」を養うためにはどんな馬でもいいからとにかく自分の馬を持つことを推奨しているし。
でもこれは金儲けのためとかではなく、本当に「馬」を知りたいのならそうでなければ限界があると思うから。(でももちろんお金も落としていってね)
そしてレイニングホースを持つ人にもその人にとってプラスになる(勉強になる)馬を勧めます。
すごく長い道のりかもしれない。
でも着実に愛好者を増やしていきたいし、いつかはまた最先端を走りたいと思ってますよ!まだまだ目は輝きを失っていませんよ☆キラリ
ちなみにこれは、今日頭の中をめぐってた。
ため息の度に何かが 乾いていく気がして
通り過ぎる人並みに 紛れ込んでも独り
日暮れまで走り続ける 影踏みの子供たち
つまづきながら 涙の意味を 体で感じて・・・
Keep On Keeping On 夢へ急ぐのなら
こんな日もあるよね・・・あるよね?
Keep On Keeping On 大切なものは
素直にならなきゃ 探せはしないから
(永井真理子/KEEP ON KEEPING ON)
こんな歌だったと思ったなぁ。私って根暗だなあ〜(笑)

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