いったん終息に向かうのかと思われた馬インフルエンザですが、乗馬界では危機感が現実のものになっています。このところ、ブリティッシュの方では競技会自粛をしているところが多いですが正解ですね。
4日のニュースで知りました。
3日、熊本県内でインフルエンザ症状に似た馬が4頭、検査の結果その馬たちを含め7頭が陽性反応。
5日、熊本県内さらに9頭陽性反応。
同日秋田で開催中の「秋田わか杉国体」全国各県から集まった170頭のうち熊本から来た3頭、徳島・長崎・沖縄1頭づつの6頭が陽性反応(熊本で出たのを受けて急遽検査したそうです。ちなみに出発時も入厩時も陰性だったそうです)これはかなりの大事ですよ!!!
6日、熊本で新たに陽性、全部で23頭に。
秋田国体では山梨の馬1頭陽性反応。
8日朝の時点で国体では香川・三重・京都・岡山・徳島・大分・山形の馬各1頭が陽性反応。とうとう国体では史上初となる競技中止になりました。
国体はどうも熊本の馬が潜伏期間中だったため30日の出発時、2日の入厩時には陰性で、その後会場で他の馬に感染拡大したようです。そして元の感染馬の行動をたどったらどの馬も9月末の流鏑馬祭りに参加していたということです。
いや〜、これって大変なことですよ。国体に来ている馬170頭はもうこの施設から当分移動できず施設ごと隔離になるのでしょう。そうなれば当然その馬の関係者も足止めでしょう。仲の良いクラブの選手も出場しているので、彼らも帰って来れないのかしら。これを見て行くと4日くらいの潜伏期間があると言うことですね。どこかに馬を連れ出したら4日間は動かさず検査するくらいの慎重さを持っていないとどんどん拡大してしまいそう。
馬を管理している皆さん、そして通う方たちも馬の施設のハシゴやたくさんの馬が集まる施設に行った際にはよく手洗いをして、服なども出来たら着替えて、それか塩素系の消毒がいいそうなのでそのくらい気をつけていきましょうね〜(靴底も忘れずに)
ちなみに私はここのニュースで経過を見ています。
http://news1.fresheye.com/clip/6022626/news/
3日からさかのぼって見れるし最新のニュースが見れます。
JWRAの競技会は、とりあえずは無事に終わったので一安心ですが、気は抜けないです。数日は様子を見たほうがいいかもしれませんね。

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