今朝は、ラジオでもテレビの情報番組でも「北京五輪最年長の馬場馬術選手!」なんてやっていました。
法華津さん(66)が馬場馬術(団体)での五輪出場が決まったようです。あとの選手は八木さんと北井さんの女性お二方です。北井さんといったらTOMOさんがずいぶん前に装蹄に行っていたところだったような・・・。
よく、ウエスタンの世界ではプロとかノンプロとか、結構皆さん意識しているように思いますが、先出の3選手のうち、「プロ(クラブインストラクター)」はお1人だけだと思います。あとはいわゆる「ノンプロ」でしょう。
クラブ業務やレッスンに追われるようなプロより、返って毎日自分と馬のために時間を費やせる状況下のノンプロの方が選手として腕を磨けるのかもしれません。
「選手」として考えた時、私はプロとかノンプロとかの壁はないように思います。
法華津さんは60歳で製薬会社の社長職を退き、以来ドイツで武者修行。
どうもオリンピックの選考対象に海外での出場成績が絡むそうです。
だからなのか、ブリティッシュの世界では海外に拠点を置いて転戦している方を聞きますね。
ちなみにオリンピックはじめ、大きな海外試合の際日本代表として参戦するには
日馬連(日本馬術連盟)を窓口にするのが決まりです。
JOC(日本オリンピック委員会)も
FEI(国際馬術連盟)も日馬連が窓口です。
日馬連から世界に参戦すると(当時の話では)3分の2だか3分の1だか(うろ覚え)の費用を出してくれるそうです。
数年前のスペインヘレスでの世界選手権に出場した私含む4選手も、もちろん日馬連を通して(会員になり)出ることが出来ました。
アメリカの「USET」というのもアメリカ馬術連盟(2000くらいからレイニング公認)で、日馬連と同じ並びです。
ヨーロッパ各国でもレイニングが公認され始めています。
日本は・・・というと。
ヘレスの世界選手権の時にそういう話が持ち上がっていたはずなのですが、どうもそれっきりのようですね。同じ頃に同じ話題になっていたエンデュランスの方は公認になったようです。
レイニングも日馬連の公認種目になって欲しい!とは思いますが公認になったら世界へ参戦する人馬がいなければならないんじゃないでしょうか?
毎日のように自分と自分の馬の腕磨きをしている、経済的にも時間的にも余裕のある方は、是非世界に出て行ってもらっていろんな刺激を受け、いつしかまた日本に戻ってきてその技術を広めていただきたい!
そういう人間が何人か出てきてくれないと日馬連のレイニング公認は難しいのかな〜。
・・・と、法華津選手からずいぶん話がそれてしまった。

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