フルーリーは結局1度注射(バナミン・プリンペラン)を打ってもらっただけで好調になった。我が厩舎では大体3年に1度の割合で、この程度の疝痛があります。(私の気が緩む隙間かも)
さて、17日に入厩してきたアラビアン。もうそろそろここの環境に慣れてきたころ。
昨日は雨も降ることなかったのでとりあえず気になっていた所を馴致。
馬着を着せる際に、毎度ビックリして逃げ惑うので今日はここからマナー(お勉強)を入れて行きましょう。
まず、ロープをかけて追い運動を10分位。
(追うのを止めると私の方へ身体を正面向けて、両方の目で私の動きを見てる・・・うんうん、お手本どおりです)
そして簡単な動きをさせて(小さな合図でバックや横に動くことを教えて)いったん落ち着かせてから馬着登場。
ロープは1mくらいのところを持って、逃げたければ逃げられるような少しの自由を与えておく。
そして馬着を身体に触れさせて・・・背中に載せて・・・背中の上でズリズリ動かして・・・
初めの何度かはぴょんと前に跳んだり、耐えられなくて歩いていったり、そしてだんだんブルブル震えながらもじっと待っていられるようになり・・・第一関門は通過。
その次に今度はちょっと大げさにバサッ!と載せる。首の辺りに、お尻の上に。
反対側からも載せたり、わざと一部を引きずらせたり。これも何度もくり返して「馬着は怖いものではない」と馬自身に理解させて第二関門通過。
そしていよいよ今日のおさらいテスト。
TOMOさん登場。
違う人間がやってもやっぱり怖くないんだってことを理解させる。
人が変わると最初はバタつき(特にTOMOさんオーラ強いし)ますが、でもすぐに学び、
思い切り「バサーッ!」と載せてもじっとしていられるように。
このときに大切なのは押さえつけないことだと思う。怖ければいつでも逃げれる余裕(ある程度)を与えた中で「馴らす」ことで馬自身に(逃げる必要はないんだ、またはじっとした方がいいんだ)と悟らせる。
*ちなみに怖くて動く時は構わないけど、悪戯に動き回る(まったく緊張がなく)場合はリードでショックを与えて律することもあり。
ついでにこの馬は人間に近寄りすぎる部分があるので、この点もちょこっと直して終了。厩舎に戻る際、リードが緩んだ状態で引く私の少し後ろを歩いていて、私が止まれば彼女も止まり、私が後退すれば彼女もバック。
合格(笑)

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