先日の「ナチュラルホースマンシップ」の講習会。
持田氏はPat Parelli(パット・パレリ)のライセンスを取得しています。パレリのスクール(?)にはレベルがいくつかあるようで、先日はその「さわり」の部分をちょこっと体験した感じでした。
パレリといえば「セブンゲーム」という言葉が浮かびますが、これは乗ったり道具で馬を動かすのではなくて「目」と「気(圧力)」で(これは私の表現の仕方ですが)馬を前後左右、前肢のみ後肢のみなど馬の全身をコントロールするというもの。
分かりやすいのはやっぱり動画ですね。YOU TUBEからセブンゲーム
http://jp.youtube.com/watch?v=0ukspOPvtH8&feature=related
最初は馬に触れますが、これは馬との打ち合わせ(と私は言ってます)です。打ち合わせできたら触れずに目でその部分を見るとか、念じるというか(笑)でも「気持ち」を送って動かします。それに馬が答えてくれて(思ったように動いてくれて)初めて意思疎通が取れたということなんでしょうね。
昨日いらしたお客さんとのレッスンの流れで、乗る以外でも「ホースマンシップ(精神)」は学べるとの説明でレッスンに使っていたCCでそのセブンゲームもどきをやってみた。CCにやったのは全くの初めてだったんだけど、乗った直後と言うこともあり人によく集中していたので自分でもビックリするほどうまく出来た(笑)
その馬の人に対する集中力だったり学習するスピードにもよると思いますが(やる人の馬に対する観察力と対応が1番だと思うけど)このセブンゲームのようなことはどの馬にも出来ることだと思うし、このゲームをやることで馬とのコミュニケーションのとり方やその馬の個性、その馬のマナーも向上する(ヒトに集中するから)と思います。
馬は乗らなくても、乗れなくても充分楽しむことは出来ますよ♪
昨日はあまりにもうまく出来たので今日は放牧中のCCを直撃です。他の馬も放牧されていたしボーっとしていたところをいきなりだったから、ちょっと嫌だったかもしれませんが動画を撮ってみました。
でも注意! これはゲーム、遊びとしてやってるから馬はこの場から逃げることなくやっているのであって、ヒトの気持ちが命令調だったり(圧力が強すぎる)不安定な気持ち(おどおどだったり統一してない)だと馬は逃げてしまったり動かなかったりするかも。ウマもヒトも楽しんでやること。出来てもできなくても。
そして出来たからといってしつこくやるのも良くないでしょう。馬は飽きてしまいます。馬も人も「もうちょっとやってみたい!」と思えるくらいでやめておくと次回は意欲的になるかも。

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