私は誰かに付いた経験はなく(TOMOさんがそうか!)誰かのトレーニングを毎日見ることもなく、ただ模索しオリジナルなトレーニング方法をしてきたんだと思う。
でもそういう人ってけっこう多いんじゃないかな。アメリカでヘッドトレーナーのアシストに付いてもきっと教えてくれるということはないはず。
自分で模索して、解決策を見つけていって成功すれば確実にその技術は自分の物になるんだから。
でも、たまにどんなに解決策を探しても、自分だけの頭と感覚では良い答えが出なかったりして、そんな時、他のトレーナーの意見だったり、やり方なんかを見るとハッとさせられ、その時は吸収率も倍増ですね(笑)
私が自馬にこだわるのはそこが原因かな。 ま、でもそれはある程度まで言った人にいえることで、そこまでに行くための猶予があって、そのために体験乗馬も設けている訳ですが・・・(汗)
まあ、どのレベルになってもきっと私は「人馬とも少ない摩擦で、いかに自分の思う方向へ導けるか」を模索し続けるんだろうな〜。
(ちょっとカッコつけすぎだし、前置き長すぎっ!!)
昨日は貴重なお天気。早速Goldyに乗りました。
Goldyは3歩進んで2歩下がる。そんな感じで進んでいます。新馬はみんなそんなものなのかな?
このところはサークル&スピンは◎、でもストップが×でした。
特に前後の動きを求める(前進→後退)が上手くいかなかった。止まってバックするまでに「ウッ」という間(固まるというか、力んでしまう)があって、上手くごまかせば(こちらで形を作っちゃえば)スムーズに行くけど、いつまでもごまかしていられない。
そこで力比べを何度か試して(左右の手綱を同じに引いて真っ直ぐバックを求めることに対して相手は摩擦を起こしてくる)も解決しそうにないのでとりあえず封印。
ここ5回くらいはサークルで鋭角なUターン(駆歩を止めずに初めは2mくらいで最後はスピンくらい)、その次にいったんストップしロールバック(これも初めは斜め前くらいから始めて最後は180度近く)
これだと全く抵抗なく受けてくれる。摩擦を起こそうとしても左右の進行方向に抜けるのだろう。でも、決してこの抜けるというのは軸がずれてはいけないんだけど。
この動きを覚えてきたら、左右ロールバックと、真っ直ぐバックをランダムに指示。そうするとスムーズにいくように。
そして昨日はこれが初めから出来た。ストップの時にどの方向にもすぐ動ける体制をとってくれたのは昨日がはじめて!けっこう嬉しかった(笑)理解してくれてありがとう。Golちゃん。
そして昨日はその調子でリードチェンジも積極的に取り入れました。左から右が変わりづらいのはヒップが左に逃げてるから。右の肩を起こすのと同時にしっかりヒップを押し込んで、これが軽い扶助で出来るようになったらもう一度、今度は直線でトライ。何度かやってるうちに何を求められてるか、何となく理解した様子。
まだ成功率は半々くらいだけど、多分できる。
昨日は頭いっぱいに詰め込んだGoldyでした。
ある程度すし詰めして、定着したら緩めの調教に入ります。

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