昨日は予定通り午後から伝貧。
ここ数年は慣れた職員が来てくれていたしJACも克服できたような雰囲気だし・・・と思いながら職員が到着したのを確認してJACに無口を掛けに行く。
職員はいつもの人じゃなかった。こういう場面でも馬のレッスンなんかもそうだけど、あんまり前もって「この馬は怖がりなので」とか「以前大暴れしたから」などと言ってしまうと人間のほうが構えちゃって、その構え(緊張・アドレナリン?)が相手(馬)に感づかれて余計悪くなるパターンがあるので、私はあえて何も言わず職員がリラックスした状態でゆだねました。
JACは勘が鋭い馬で、いつもの注射とは違うことは分かったみたい。首を少し固くして緊張を見せたけど、それでもじっと大人しく身を任せていました。えらいえらい。
私は軽く抑える程度で顔を撫で続ける・・・職員は血管を確認して針を刺す・・・血が出てこない・・・針を全部引き抜かずにいろんな方向へ刺してみて試すけど血は流れて来ず・・・結局全部引き抜いてもう一度刺す・・・また多方向へ刺す・・・また引き抜く・・・
この職員は経験が少なさそうでした(苦笑)仕事なんだからしっかりと決めていただきたい。でもその言葉はそのまま私にも言えること。私だって馬の管理者なんだからどんなに苦境に立たされたとしてもしっかりと自分の管理する馬をコントロールできなければいけない。
3度目、刺してまた多方向へこねくり回してやっと採血できました。JACは多少そわそわした様子だったけど身体の力は程よく抜けていて、最後まで身を任せていたといえる範囲でした。JACえらかった〜。終わった後は顔をすり寄せてきてほっとした様子。思わず「カワイ〜!」よ〜く褒めてやりました。
他の馬たちも順次やってもらって、スクーター・リル・Mimmy・フルーリーの勘の鋭い馬たちは案の定血管が探しづらいようで時間がかかったりこねくり回したり、刺し直したり。レナ・CC・ティカルは予想通り何の変わりもなくすぐ採血。フレニーは順番が来るまでずっと啼きっぱなしで馬房の中を走り回っていて、なんだか嫌な感じだったんだけどその時になればリラックスしていて簡単に採血。
カウボーイは、レナたちと同じくらいリラックスしていたんだけど血管が細いのか固いのか、今回ハズレくじを引いた感じに。5〜6回刺されていました。カウボーイ自体はまったく動じていなかったんだけど結局その職員は探せなくて他の職員にバトンタッチ。その職員は1回で成功。
まあ、いつまでもベテランが率先してやると若い者が育ちませんから、経験を積んで早く上手に出来るように育って欲しいと願うばかりです。(ま、それはお互い様だけどね)
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そして急遽入厩の新顔さん。向こう出発予定の間際になって先方さんがこちらの事情を気遣ってくれて土曜にずらしてくれました。受け入れの構えをしていただけにちょっとずっこけ(笑)まあ、でも助かりました。
最近は夕方の10分位鶏ちゃんたちは野放しにしています。
鶏舎のそうじと雑用を終えて、えさと水を入れてあげるとわらわらと鶏舎に戻ります。それまでは個々が気ままにそこら辺を探検。たまにCCの馬房に入っていって慌てて飛び出してくる(笑)鶏ちゃんたち、見てると面白い。

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