10月6〜8日は、山梨の競技場で全乗振の主催する指導者巡回指導講習会があります。
ブリティッシュでは以前から行っている講習会で、指導者資格保有者のスキルアップのため、馬場馬術の北原氏が主に依頼されてやっているそうです。
ウエスタンでは今回が初の試みですが、これは今後、今までのように資格更新が書類申請だけの方法を取りやめになることによるものと思われます。
全乗振の打ち出している資格更新の条件は(全て全乗振が主催する)
@指導者競技会に参加した者
@各種講習会を受講した者
等があげられています。
今現在、ウエスタンでは指導者競技会はないし、講習会も今までは試験を受けるための養成講習しかなくて、それでは合格した者は更新条件を満たすことが出来なくなります。この制度はH25かH26年度からです。後日ちゃんと調べてUPします)
と、いうことで巡回指導講習会の必要が出てきているのです。
でも、本来あるべき意味は本当にスキルアップなどの為であるべきだけど。
私は今回講師として依頼されて、役不足ではありますが健全で公正な組織の下、ウエスタン界が充実していけるために快諾しました(くっさ〜ッ)
「巡回指導」という響きには抵抗を感じながらも、受講される方たちには私の今までの馬経験で学んだことを出来るだけ多く披露して、皆さんの持つ引き出しの1つになれば、と思っています。そして今後も、例えタイトルは巡回指導であっても、内容は研修披露会でも勉強会でもいいと思います(個人的には)競技とか云々抜きで、お互いの事例や成功例・失敗例、いろいろ交換できればそれだけで充分意識向上し、更新条件の意味をクリアできると思っています。
さらには、ウエスタンでも指導者競技会ができるよう努めています。
「指導者競技会」はブリティッシュでは金曜に有資格者が出場。取得級別であったり、新馬戦であったり。そして休日には「普及大会」と称した一般愛好者どなたでも参加できる競技会があります。
この指導者競技会および普及大会は、ブリティッシュでは全国7地区と、全国大会とがあります。来年3月に今年度の全国大会があり、ここでウエスタンのデモンストレーションは決定しています。そこに普及大会競技の枠をもらえるか、今協議中です。
この問題には以前から興味があったので、こんな私に実現できる力があるかどうか分からないけど、少なくとも4年間は責任持って努力しようと思っています。
と、妙な宣言になったけど、なんとか形になるまでは全乗振に協力したいと思っています。
そしてさらには一般愛好者向けの「ウエスタン乗馬技能検定」の制度もあるべきだと思っています。技能検定は履歴書にも欠ける資格です。こういう資格があるとまた一層意欲が湧くと思います。
今は全部同時にできないけど、風向きと折り合って少しずつでも充実できればいいな〜と思っています。

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