先週は2回しか乗れなかったリルは、昨日は乗りました。
私が触ってから今までの経過
@触る前はコレクションビットでショーモード。
@確認作業のためツイストスナッフルにするも、全然効かずケンカになって口角が切れる
@乗る前段階からと判断し、ダブルレイン(スナッフルだと受けすぎるので無口にした)
@ダブルレインでのボイスキューと2本のレインの指示で、3種の歩様・歩様の移行・ストップ・バックアップ・サークルの大小・ストレート走行・ヒップコントロールがひと通り出来るようにする。
@普通のスナッフル(2歳馬に使う)にして騎乗前にダブルレインで簡単に確認してから乗る。少しでもハミに重くかかってきたらバックアップ(バックアップはハミに乗ってる一瞬だけはしっかり握ってあとは軽くあて、丁寧に脚も使って長い距離をやらせる)
*この時にバックアップの脚・重心と全身の脚・重心をしっかり使い分ければ前進させたいのに後ろに下がっちゃう。ということにはならない
@だいぶハミにかかることはなくなったけど、頭が高く、形を作ればすぐに下がるんだけど首だけ(体幹は反ってる感じ)なのであえてここでは小手先でごまかさず、でもマルタンガールを着けてヒントだけ与えた。
@マルタンを着けるだけで首の筋肉の使ってる所が変わった。リラックスしてしなやかに落ちてきた。でもスナッフルなのでスナッフルなりの形(反りもしないけど大して丸くもならない。でも準備が出来ていればハミを替えるだけで理想形になるから大丈夫)
昨日は間があいたので、スナッフルで軽くダブルレインでおさらいしてから乗った。マルタンは今回で3回目?もう少ししたら外してテスト。ダブルレインを始めたころからはストップもスピンも一切やってません。
はじめ簡単に確認して、気分よくジョグやロープをさせて走るコースも決めないでまっすぐしたり急カーブにしたり大回りしたり普通にサークルしたり・・・新馬とまったく同じ方法。
急いで作った分馬がショーの先読み、とまでは行かないけどでもある程度予測してて、身体がこわばるので、その予想を裏切り続けていつも私の指示待ちをさせる。
心も身体もリラックスしたらヒップコントロールやショルダーコントロール。
細かいこと難しいことをやって体がこわばったらまたリラックス。
こんな感じでリラックスと緊張感を上手く使い分けて30分くらいで終了。
スライディングストップはあえてしないけど、走ってる途中にストップさせることはたくさんある。
基本シートでストップさせるのだけど、馬が私の手元より先に行っちゃってる時(このニュアンスは伝わりにくい?)はシートで止めても前に抜けちゃう(後肢がスライドしない)レインを引けばそりゃ止まるけどそれは物理的に止まってるだけ。馬自身がやろうとしてやってるのではないので理想ではありません。この時は強く引いて乗っかってくる馬を負かせて譲ってきたら譲り返して褒めてやる(わたしは「良い子だね」とか声をかけたり首をなでたり)
それでもそういうの(手元より前にいる)は乗り初めだけで、途中からはどんな時でもすぐに正しい反応をしてくれる。そして昨日はテストでスピンターンの指示を出してみた。
最初はピンと来ていなかったようで自信なげに動き出す。すかさずバンプして2周くらい回ってまたヘジテイト。両者とも静寂の中神経を研ぎ澄ませて2回目の小さな指示。ん〜、いいターンでした。自ら意欲的に回るので、肢のさばきもいい。
スピン自体の練習・スライディングストップ自体の練習をしなくったって、馬の重心(意識)が手元にあって正しいサークル(ショルダーとヒップのコントロール)ができればスピンもストップも出来るのだ〜!(笑)という私の理屈が、いまのところ成功してます。
という自己満足のお話でした(笑)*自分のプログラムの整理だよ!

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