この前、近くのファミマの正面が陥没してて、店員さんに聞いたら車が突っ込んで来たのだそう。
店員さんは「よく車が突っ込んできて、いっつも同じ場所なんですよ!」と言っていて、その晩TOMOさんがそのこと聞いてきたから私は
「よく車突っ込むんだって」
「いつも同じ場所なんだって!祟られてるのかな(笑)」
なんて何気なく聞いたことを話していたら、
「『よく』って、何回だよ!?毎日通ってたってめったに見ないよ!毎年のようにあったら『よく』だろうけど、今までに2回やそこらくらいなのに『よく』て言ってんじゃないの!?」
と…
ん〜、確かに気づいてないだけかもしれないけど毎日のように通ってても突っ込んだ痕は見かけないような…
「よく」とか「いつも」とか、何気に使っちゃうことってあるけど、聞く側からしたら2回やそこらじゃ「よく」じゃないよね(苦笑)
むか〜し、20年以上前、私がまだアメリカ(オクラホマ)に行ったことなかったころ、(自分もまだ装蹄について歩いていた頃)とある乗馬クラブで会ったご夫婦がオクラホマのことを熱心に教えてくださって(汗)その方は話の端端に「オクラに行くときはいつも〜〜」と仰っていた。
その時は(このご夫婦は「いつも」と言えるくらいオクラホマに行かれてるんだ〜)って、ちょっと憧れ的な目でお話を聞いていたんだけど、後で他の方がそのご夫婦は2度、クラブで組んだツアーで行ったことがあるんだよ!という話を聞いた。
(「2度」のオクラホマ行きを、「いつも」と思うのか、「2度行ったことがある」と思うのか、情報の発生源によって受け方はこんなに違うのか!)
と、思ったことを思い出しました。
その後少しの間、私とTOMOさんの間では「Pretend to know」という単語を覚え、プリテンダーズにはならないように!という話題がしばしば出た(笑)
ここ最近、こんな私も一丁前に講習会などをやることがあって、みんなの前で「指導」という前提のお話をしなきゃならないんだけど、私は無意識に
「私の経験での場合は〜〜」とか「私だったらこうかなって思う」とか
「多分〜〜」とか「〜〜だと思う」
という、言葉を使ってしまう。
これは多分、自分の経験はまだ不十分で知ったかぶりになってしまうかも!という思いがそうさせているんだと自己分析する。
ある講習会の後に
「だと思う、とか曖昧な言葉は使わないで」と、振興会事務方さんに言われたことがあった。
講師は自信を持った発言をしないとダメ、ということなんだと思うけど、精神についてなら自信はあるけど方法は、特に言葉だけの方法って正解はたくさんあるんだろうから断言ってやっぱり抵抗あるし、まだ自分の知らないことっていっぱいあるから知った風な口はきけないんだよね(汗)

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