昔の動画シリーズ第二弾(苦笑)
2002年のUSETネーションズカップでの動画です。海外ショーイング二度目のチャレンジは、シアトルのMATT McAUSLAN(確かBob Avilaの弟子)をコーチに迎え馬を借りて参戦。
私の乗った馬はSliding Jacといって、Jac Deniels Neat産駒のスタリオン。この馬はNRHAの血統書しかなかったからAQHA登録もして名前もBR Sliding Jacとして出ました。
すごくでかくて(高さも幅も)乗ってチーム4人で並ぶと、私だけ笑点で座布団いっぱいもらった人みたい(笑)
でも、性格も乗った感触も(いい意味で)スタリオンぽくなくってすごく気に入った馬。
ワシントン州からニュージャージーまで運んで(アメリカ横断の旅)Rocky Dearのランチに居候っせてもらってから会場入り。今回も本番までは10日くらいでしたが、この馬は3か月前の選定の時も乗ってたからちょっと楽でした。
でも本番は…私やっぱり力んでる(汗)手が固いな〜。ストップが特に。観てて嫌になるくらい(涙)それとランインの出だしとか、ファストサークル、ランダウンがダメ!
力抜き過ぎ。今見ても自分にイラつくくらい(苦笑)
これって日本人気質そのものって感じ。「とりあえず最初は守りで…」みたいな。
早く走らなきゃいけないマヌーバ―は早く走らなきゃいけないんだよ!力抜いて走ってるのは乗らない人が見ても分かる。
2nd Goのサークル途中からの走り位なら観ていられるかな。
昔は、早く走らせることは馬を消耗(ショーサワー)させると思ってた。でも、今は 消耗は肉体的なこと(早く走らせるとか)じゃなくて、精神的なこと(不安にさせるとか不快にさせる)がいけないんだと思ってる。どんなに早く走っても、馬が心地よく感じていれば、不快じゃなければ問題はないってこと。早く走らせてるのにどこか押さえてるとか、手を譲らないとか、そういうあいまいなことをすることが不快につながる。と思う。
10年前、私は当時の代表メンバー2人に「もっと攻めろ!」と(フルーリーに乗ってる時)口癖のように言われてきた。
あの時は、みんな攻めてて、サークルも早くて、みんな迫力があった。その分確かにリスクもあったけど(口開くとか顔が一瞬上がるとか)。みんなが攻めてたから私は違う色で走りたかったから断固としてこの姿勢を崩さなかった(水が流れるようなきれいな走り)
でも、今はあのスタイル(攻めの走り)を競技会で見ることはなくなった(失礼な言い方だったらゴメン!)
身内とか社交辞令的な歓声じゃなくて、あの頃のような自然に出ちゃう歓声が聞けるようにショーイングすることがオープンライダーの役目だと思う(自戒を込めて)
(つぶやく程度のつもりがめちゃくちゃ語ってるよ〜ぉ)いつも熱血で笑われちゃうね。

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