うちの娘の通う小学校では、3年生以上の生徒には授業でアイススケートが入ります。
昨日がその一回目。
怜奈は保守的で、新しいことに自ら踏み出さない。スケート場すら連れて行ったことない怜奈にとって、昨日の朝は憂鬱だったよう。
それが、帰ってきたら「楽しかった!」の連続。
あんなに嫌がっていた怜奈が次の授業を楽しみにしていたり、オリンピックの話をしたり。どうやったらこんなに子供を夢中にさせられるのかと思った。
スケートの講師は1992年アルベールビルオリンピック、ショートトラック選手で5000mリレー胴メダリストの川崎努氏。
午前中は教室でスケートの説明や、オリンピックの映像や話、銅メダルも見せてもらったそう。
そして午後の授業は近くの朝霧野外活動センターでスケートの授業。
まずはじめにヘルメットとプロテクターを付けて、転び方の練習をしたそうです。その次に手を引いてもらってたくさん滑って最後は自分で好きなように滑る。帰り際に2020東京オリンピック招致のピンをもらった。
怜奈の話を大人の事情から考えると…
A.オリンピック選手が直々に来てくれるというのはおそらく2020招致運動(冬季の選手だけどね)
B.メダルを見せたりオリンピックの話をすることでに憧れを抱かせる。
C.実技で、最初に転び方を教えて不安や恐怖心の払拭と危機回避力を植え付ける。
D.滑る楽しさを存分に味あわせて、不安より楽しみを多くしてあとは氷に慣れるために滑り方のマニュアルにとらわれず楽しむ。
E.思い出の品を持ち帰らせる。
という流れと私は読んだ。
お上手!
私は基本東京オリンピック賛成。やる気と夢を与えることに一役買ってるから。
今回のスケート教室だって、もしかしたら生徒の中に選手を目指して頑張る子供が出るかもしれない。スケート人口が増えるきっかけ作りにはなってると思う。
…どのスポーツも憧れる存在、目指す頂点、楽しさ、形に残るものが必要。それも業界以外にも理解できる「価値のあるもの」じゃないとね。
オリンピックなんて、誰もが分かる価値だもの。今のウエスタン乗馬ではC.D.Eは出来るけどB以上は…
スケートの授業は全部で4回。怜奈は次回をとても楽しみにしている。

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