昨日は暖かかったけど強い南風がビュービュー吹いていました。ここも春一番だったのかな?
でも今日は一変、朝飼いの時は珍しい東風(富士山からの吹きおろし)それから寒ーい北風に変換中。太陽も隠れててとっても寒い!
前日が一日雨での翌日強風ってことで、馬たちは元気!チッチは追い運動にしました。
下の馬場もぐちゃぐちゃだから上まで行く道中も走りたくて膝がハクニ―のような高踏み。
上の馬場に着いて本人は早くぶっ飛びたい!!でも、そんな時こそ私はゆっくり慌てずチッチがこちらを見て指示待ちするまでホールド。
ソワソワしてた肢がピタッと止まって私を冷静に見るようになったら解放してGO!
「イヤッホー〜!」と言ってるかのように走り出すチッチ。微笑ましい。
でも、だんだんここらへんもお行儀よくガス抜きさせていきたいので(怪我予防も兼ねて)ロープを短めにして小さい円での調馬索からスタート。
調馬索も騎乗も、上手い下手は全く同じで、馬の様子で加減するのがポイントかな。
はしゃぎたい馬に対してはしゃがせたくない人間。でも、はしゃがせないようにと許容範囲をうんと狭くして馬に我慢を強要しすぎるとガスが抜け切れないとか、反発心が強くなってヒトとの戦い(引っ張り合い)になることもある(馬の精神年齢もあるけど)
怪我を伴うような走りや跳ね・引っ張り方はさせないけどある程度自由に走れる許容を与えてどんどん走らせて発散させるとすぐにガスは抜けて馬はスッキリ。スッキリしちゃえばどんなに風が吹こうと放牧してる他の馬がぶっ飛ぼうとも影響なし。
まったりしてくると頭がガクンと落ちるので判りやすい(笑)
ここまでなったら得意のダブルロングレーン。
ロープを内側一本だけで走らせると、馬によっては内側から口元を引っ張られるだけで走ることで、ヒップが外に振られて逆リードになりやすい。騎乗の際にはそんな体勢で走らせはしないのでそれだと追い運動から騎乗運動への関連性がなくなる。
だから私は外から壁を作って、乗ってる時と同じ体勢にするためにほとんどの場合でハミの両側からロープを取って外側は鐙に通して飛節の上にまわして、馬体の両側からロープでコントロールします。
これだとヒップをちょっと中に入れた状態で駈歩を促せば正しいリードで走ります。たとえ後肢だけ反対になっててもヒップからのロープを手前に引けば変えることが可能、もしくは内側のロープを上下に振って内側の肩を外に押し出せば正しいリードになります。
ダブルレーンは結構深くて楽しくて、馬の変化も客観的に確認できるので好きです。
そしてリルも久しぶりにチェック。
自分が乗っての運動だと、私も無意識に馬の欠点をフォローしちゃってることがあるので、乗らずにチェックすることは結構大切(忘れがちなんだけどね)
案の定、リルのダブルレーンはいくつか問題が出てきた。これがこのところレッスンでうまくいかなかった原因の一つかも。
たまに戻ってチェックは必要ですね。
(ダブルレーンとかリルとか写真撮りたいと思ってたのに携帯のバッテリーがすぐ無くなる…)
そろそろ3月の講習会の内容と進行を書類にまとめないといけないな〜。座学用の資料作りをどうやって切り出してどこを拾ってどう結論付けるか、まったくまとまらない!

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