9月の競技会で、気になるところがあったリル。その一つを重視していたらもう一つの気をつけなきゃいけない部分が失敗。
すべての原因は一か所、これはきっちり直したい!と、リルの改造を試みた。
リルの最大の弱点は右の肩が出ること。特に左ヒップの脚を入れると出ちゃう。それでもリードチェンジはなんとかできてた。でもストップ直後が右肩に張りがあるので、まっすぐバックアップも右のロールバックもスムーズにできなかった。
肩を出さないようにの調教はず〜っとやってきたことなのでだいぶ板についたから、今度は左ヒップを意識させていってスムーズにヒップの入れ替えができるように、とやってきた。
でも、「もう少し!」というところでリルがギブアップ。頑張って肩を張らないよう努めてきてくれたのだけれど、どうしてもこの体勢は辛いらしい。身体的に、そしてそれは精神的にも。
ついには左ヒップにアプローチしようとすると「できません!」と返してくるように。
いくつかの方法から攻めてみたけどリルは、頭では分かっていても身体が動かせないみたい。もうひと超えなんだけどなぁ〜。
そうこうしているうちにもうAMAHA CUPまで2週間を切ってしまった。私は2週間前というのを一つのポイントにしていたので、もうゴリ押しはやめよう。最大の弱点の肩が、またこわばって張ったからちょっと昔に戻っておさらいさせて、強制はしないけど出来たところまでは戻していきたい。
6歳のリルは来年繁殖も考えているし、ピリピリしちゃって可愛げがなくなっちゃう(そこかっ!(笑))
もしかしたらこの子での最後のショーイング(私が乗るのは)になるかもしれないし、私としては全ての運動科目をこなせることよりダメな部分は最小限に、その代りあの子のいい部分を最大限に本番の舞台で出し切れたらいいなって思ってる。今は追い込まれてて表情がない(乗ってて感じるリルの感情)また、いつものような気分よく♪マークが見えるような顔でチャキチャキ、パキパキ動く足さばきで一緒に走りたい!

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