リルは良い方向へ向かっていつつもまだ安定しないまま会場入り。
問題は馬じゃなく私のメンタルの問題。アプローチの問題だ。
そう思って、昔の自分の動画、リルの動画、アメリカの色んなショーイングの動画、アメリカのはなるべくリルに似たスタイル(直線的な)を探して一つ一つの動きを何度も何度もピンポイントで(マヌーバー切り替えの瞬間とか)観た。
そして会場入り。
環境も変わって自分も馬もスイッチを切り替えるいいチャンス。
到着後少し休憩を入れてさっそく騎乗。
!!!なんか…イイ♪(♪が見えてきた(笑))
まだマヌーバの入り口がちょっと不安定だけど、だいぶリルも私も動きにスムーズさが戻ってきた!楽しくなってきた!気分よく走れるようになってきた!!
11/1。チェックのためにエントリーしたアンセラリー。
パフォーマンスじゃなくて体勢の切り替わりを重視した。そして心地よく走らせてやろうと心に決めた。
右スピンの入り口もスムーズに入った!右へのリードチェンジもJOGが入ったけど体勢はすぐ切り替わった(その代り手薄だった左スピンの入り口が敏感すぎて前肢を後ろへ交差させてしまい失敗したけど)
でも、リルが嫌がってた右への動きがスムーズだったこと、スピードに乗れてサークルもスピンも積極的だったこと。ストップへのアプローチも躊躇しないでスピードに乗って行けたこと。リルらしい、ほぼ満足の走りができた。
スコアを聞いて「えっ!?」って思った。大きなミスが2つもあったのに137.5。
スコアシート見たら、ペナルティー2x2があるのに右スピンとサークルとストップと+1/2がいくつもあった(ちょっと付きすぎだな〜(~_~;))と自己評価より甘い気がするけど、でも評価してもらえたことも嬉しいおまけ。
今日が本番。うちで産まれて4歳でTOMOさんから譲ってもらい、子供たちにも初心者にもいつも穏やかに付き合ってくれたリル。フルーリーは「戦友」だったけどリルはスクーターに似てて「家族」のような「親友」のような感覚。
2年間、この子には癒されたし乗っててほ〜んとに気持ちいい馬(ターボの効いたスピード!)だった。もしかしたら私は、リルとの旅はこれで終わりかも(来年は繁殖予定)
今日も「リルらしさ」で気分よくターボ効かせて走ってこようと思う。結果に縛られず、気持ちよく走らせて放牧されたリルが演技しているように馬場を独占してやろう!

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