9/19.20は御殿場競技場でホースショーでした。
このホースショーは今年で5回め。1回目から参加しています。
毎回、アメリカの第一線で活躍されているジャッジを招き、アメリカのビッグショーと同じレベルで審査・採点してもらえます。
また、ショーの後の勉強会ではどのパフォーマンスがなぜこの採点なのか、動画を見ながら説明してくれて、どうやったらもっと改善できるのか、さらにはそのためには普段どのようなトレーニングをしたらいいのかまでをレクチャーしてくれます。
毎回参加して受講して、そのアドバイスを理解し実行できれば回を重ねるごとにレベルアップできるはず、なので我が家は毎回参加していてこの先もこの趣旨が変わらない限りはずっと出ます。
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今回連れて行った馬は
リコ・ウインピー・ティカル・フルーリー・リル。
目的は
リコ・・・検疫開けて初めての外出。スクーリング・・・というよりは12歳ベテランの馬なので本番での手ごたえを確認する。
ウインピーとティカル・・・本番となると緊張してしまうオーナーさんの練習。
フルーリー・・・苦手な右リードの克服。馬場を広く使うなど細かな修正点。
リル・・・ネックだったストップ直後の右のロールバックの確認とFor Saleのため。
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ウインピー・ティカル・フルーリー(乗り手)の課題は70〜90%クリアできたでしょうか。
リコは予想以上にリンクスマート(先読み)で、パワーもあるので見せ方、持っていき方の改善点が見つかりました。(結果はとりあえず優勝しました)
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競技が終わった後、もう一つのメインがこちら。
今回のジャッジはユースワールドの役員もなさっているということで、クリニック(講習会)も受けました。私も聴講して、これがとても勉強になりました。
1にシート、2に脚で3に手綱が重要。というところから始まって、サークルの発進からリードチェンジ・スピン・ストップと、マヌーバごとに1頭ずつレクチャーいただきました。ユースライダーに限らず、シンプルに的確に指導すること。褒めて伸ばすことが有効なんだと思いました。
そのあとの勉強会にも急きょ参加。
「すべての競技において最初に明記されていることは、『馬が喜んで演技をしていること』」
基本的な、基礎的な運動ができてからその上のパフォーマンスを求めること。
最重要なのは、ペナルティーを取らないこと!それができた上でプラス評価をもらえる演技を求めるように。
馬の表情・感情を感じて、変化を感じて、良い運動ができたら褒める、リリースすること。地道に見えるこのルールを続けていけばある時ぐんと成長する。
など、毎年ほぼ全部の勉強会に参加して、5人の方のお話を聞くと、どの方も細かい方法や物のたとえは違えども、核はみな同じです。
非常に有意義な会でした。ありがとうございました。動画もあるので次回UPしたいと思います。
おまけの写真
2枚目の写真は受講された方からいただきました。Оさんありがとう♪

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