「気にかける」心にとめて考えること
「気をつかう」あれこれ心配すること
だそうです。
この春は娘と息子の卒業&入学が、ダブルでお得(違うか!)自宅内の断捨離も相まって、バタバタしていて久々の更新・・・!
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いつも、何をするのも受け身だった12歳の怜奈は今年の正月に自ら若馬ツインと組んで競技会に出たいと申し出た。昨年までコンビだったショーホースは親が下乗りしてから渡していたけどツインは自分でやりたいと。
若馬ならではの難しさに歯を食いしばったり微笑んだりしながら奮闘。自らに試練を与え乗り越えようとしている。私は最小限に的確な助言を心掛け、留守の時に馬を調整し出しゃばりすぎないようサポート。
さらに春休み中に一人で埼玉(私の実家)まで行ってみたい!と申し出も。
これも自立の始まりと喜んで、ルートを調べてリスクの少ないルートを探してサポート。6歳の孝太も行きたがり私から頼んでみたら、いいとのこと!いつもウザイと嫌う孝太も連れて一緒に旅に出るなんて。なんてすばらしい経験♪
怜奈には電話を持たせていたけれど、出発してから帰って来た姿を見るまで一切連絡取らず(実家からは報告もらっていました)心配はしなかったけど気持ちはずっと旅の空へ。我が子への想いは努力しなくても常に心にとめているものですね。
中学生って人生の中では「試練の時」かなと思います。
「若いうちの苦労は買ってでもしろ」
「かわいい子には旅をさせろ」
の精神で、強制はしないけど自ら挑戦しようとすることは、否定せず助けすぎない程度に影から全力サポート。
「親」だけに、立木の陰からいつも見守っていくことを心掛けたい。
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最近うちの厩舎(私)のポリシーを馬談義の中でお話しすることがありました。
私の思う理想的なウマとヒトとの関係は
「1日中一緒にいても疲れない」
「互いを尊重しあっている上司(先生・先輩)と部下(生徒・後輩)」
一緒に似ても互いが疲れないようにするには、「気にかける」けど「気を使いすぎない」ことかな?
私は馬たちの身体面、精神面をいつも自分の心にとめています。これはそうしようと努めなくてもできること(家族を思う気持ちと一緒)だから疲れません。
身体面、精神面に問題が起きたときはあれこれ心配します。でも、教育、向き合い方についてはあれこれ心配はしません。淡々と毎日同じスタンスで向き合ってルールの徹底。馬も人もルールが徹底していれば、両者とも気を使わないで済みますよね。ルールの中であれば何してたっていいんだもの。ルールがわかれば馬はそこにいるのを心地よく感じるはずです。
でも気を遣うというのはそうしようと意識しているのでやがて疲れます。疲れてもなお継続すると、その環境に慣れる場合もあるのかもしれませんが、苦痛になり耐えられなくなることがあります。
あれ?なんか話がまとまらない・・・!(しかもこの記事、何度も書き直してるのに)
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要は・・・
うちにいるすべての生き物にはいつも同じように「気にかけて」。でも「気を遣いすぎず」。自然に心地よく過ごせるように。そう心掛けています。
お互いに意見・要望等、我慢せず共有して一緒に解決改善を探して、お互いにすっきりしていきましょう!
馬も子供もオーナーさんも!(^^)!

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