RIO2016 オリンピック。
オリンピック(テレビ)観戦大好きなんだけど、ブラジルだと観たかったものはすべて爆睡真っ只中の時間帯で、今回は開会式もいろんな種目の決勝も閉会式もみんな録画(ハイライト)で感動半減(か、それ以下)(*´Д`)
それでもやっぱり感動できた。
リオは予算がないとか、治安が悪いとか、空席がいっぱいとか言われているけど私はとても良かったと思った。
終わってからの後日談として知ったけど、聖火が小さかったのはCO2削減の意味があるとか、閉会式の大きな木のモニュメントも地球環境のメッセージとか、説明を聞くとなお素晴らしいと思える。
私が感動できるのは、選手たちがメンタルもフィジカルも極限の状態で両者がパンク寸前のところでせめぎ合っての決着だからいい。そこが一番。どちらが勝った負けたはそのあとの話。
レスリングの吉田選手は「ごめんなさい」と言った。私は彼女のあの発言で涙が止まらなかった。それは、彼女がどれだけの重圧を感じていたのかと思ったから。彼女はここ数ヶ月、試合をやっていなかったそう。怖くなってきたと漏らしていたそうです。その話を聞いたら(不謹慎かもしれないけれど)永遠に勝ち続けることは絶対に無理な話。いつかは負ける時が来る。その時があの決勝だったんだと思う。もしあの場で勝って金メダルを取っていたらその直後から、次の試合がもっと怖くなったんじゃないかな。
体操の内村選手、個人総合ではずっと2位でした。最後の鉄棒の演技ですべてが決まるという時、内村選手は腹をくくったんだそうです。勝つ負ける(結果)を意識から取り払って「無心」で自分の演技を精一杯やろうと。悔いのない演技をしようと思ったそうです(表現は違ったかも)
昨年のNRHAフチュリティーの決勝も同等の感動でした。やはりこちらも極限のところで演技しているから観るものを感動させるんだと思います。
私のブログ記事から
スポーツは素晴らしい!
内村選手やフチュリティーでのケイシー。どこでどうなるのかわからない。勝つとか負けるとかその他もろもろの邪念を捨てて自分の演技を精一杯やる、その先に結果がついてくるんだと、そういう気持ちを常に持って私たちも競技会に臨んでいきたいですね。
(採点種目の体操・レイニングの話で、レスリングは違うかも)

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