9月はブログ記事を書かぬまま10月に突入(*_*;
先週末はJQHAクラシックでした。
うちの厩舎からは
ストーミー、ルーク、フルーリー、ウインピーが参加。
ストーミーとオーナーさんの課題は、本番もいつも通りに、ゆっくりと指示を出して馬の軸をまっすぐに保つこと。
ルークはオーナーのお嬢さんとのコンビで初めてのショーマンシップとホルター。課題はリーダーシップ。
ウインピーは娘の怜奈と初コンビでウインピー自身約3年ぶりの競技会。課題は慣らすこと。特にセンターでナーバスになる癖があるのでそれを克服すること。
フルーリーと怜奈は来年のユースワールドカップ代表選手の最終選考会。必須3科目の練習の成果を発揮すること。
結果としてはみんな課題をクリアできました。
ストーミー、初めはライダーの肩が3センチくらい上がってて、馬もソワソワ。スピードのコントロールを支配しきれなかったけど、最終日には身体が柔軟に対応していて人馬とも気持ちよさそうに動いていました。
ルーク、本番前日の夜の練習での会場内マイクテストの音にビックリし走り出したルークに、オロオロするだけだったお嬢さんでしたが、当日の朝の練習の途中からスッと自信がついたような、馬をリードする姿勢が見て取れて、本番も終始リーダーとして馬を御せていました。成長の変化を目の当たりにして、とてもうれしい瞬間でした。
ウインピー、前日に私でエントリーしたアンセラリーで、会場に入ってから固さがあった右スピンを、出る直前まで調整していざ本番。右はOK左でフリーズの反抗。やられてしまった💦自分で言ってたのに「左右ちゃんとチェックしないといけない」って。
で、娘の時も左で反抗した。けど娘はいたって冷静に正して回数も間違えず、その後の走行も難なくこなし点数を出した(スコアは低いけど)彼女は肝が据わってるのかもしれない。翌日のランチライディングでのスピンはOKだった。リード間違えがあったけど、本来の目的は達成した。
独自ポイント制で、最終的のポイント獲得上位3名が権利を得るユースワールド代表戦。
7月時点3位で始まったフルーリーと怜奈の選考会。
1種目目はショーマンシップ。7月は1位だったこの種目、本人は気が緩んだのかあまり練習していなかった。どうなることかと思ったけど、どうにか2位で、合計ポイントも2位に浮上。
2種目目。ランチライディング。小股で年寄りのフルーリーはメリハリがないので、これを1番練習してきた。直前まで流れを何度も確認して・・・本番、まずまずの出来・・・とおもったら「オフパターン」とのアナウンス!!!なんと常歩指定のゾーンで常歩が少なすぎて、ジャッジが不実施判断。オフパターンで最下位になってしまった!
それでもどうにか今までの貯金があって、ギリギリ3位。でも最終種目次第で誰もが逆転可能な僅差!
最終種目のホースマンシップ。コーチできることは、馬コントロールととにかく姿勢。引っ込み思案でいつも猫背の怜奈。胸張って堂々と前を見て扶助は目立たぬようにいれる〜〜などのアドバイスだけしてスタート。
スコアはないので順位は表彰式までわからない!!!
みんなドキドキ。
怜奈は2位。そして総合ポイントも2位で代表権を獲得しました。
ちなみに3位は同点となり、3位決定戦。観ていて涙もんの感動シーンでした。
オリンピックと同じで、勝者も敗者も輝いてる。どちらにも感動しました!
さあ、ここからスタート。大会期間中14歳の誕生日を迎えたけど、3人の中で一番年下でシャイな怜奈。みんなに引っ張ってもらって自分の殻を破ってほしい!

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