アメリカで見るショーホースは、みんな身体がパチパチしていて一流アスリート。
2歳でもビックリするくらいの仕上がりです。それは計算された飼料(エサ)や適切な運動プログラムと運動内容、ケア、それらの賜物なんでしょうね。
理想のボディコンディションに近づけるための維持管理。
馬のボディコンディションスコア。数年前に研修会で受講した時の資料とメモ書き含めてここで備忘録として。
ボディコンディションスコアというのは、馬の用途や品種により多少の理想スコアは違うけど、その馬の理想コンディションを維持するために定期的にチェックする指標です。運動エネルギーと消費エネルギーのバランスを調整しましょう、ということです。
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チェックする場所は@肋A背B腰C頸D肩
BCS-2*腰骨は角張って皮膚は固い。尻の肉は大きくくぼむ。背骨は突出していて肋骨もくっきりと浮いている(虐待の域)
BCS-3*腰骨と尻の頂点が突出し、肩の骨が明らかに見える。肋骨がはっきり見える。尻の肉がない。(虐待のボーダーライン)
BCS-4*腰骨と尻の頂点がフラット。肋骨がうっすら見える(4本見える状態)
BCS-5*尻は脂肪に覆われているが、腰骨は触れば容易に確認できる。肋骨と背骨は見てわからないが触れば確認できる。背中の溝はない。頸の脂が触れる。
BCS-6*腰骨や背骨は脂肪に覆われていて強く押さないと触れない。背中に溝ができる。頸の脂肪がしっかりついている。
BCS-7*腰骨や背骨は厚い脂肪に覆われて強く押しても触れない。背中には深い溝ができる。頸の脂はこんもりとして、キ甲にも脂が付く。繁殖牝馬では難産になりやすく、甲状腺異常も疑われる。
BCS-8*桃尻で太ももが大きく膨らむ。ヒバラがわかりにくい。肋骨は触っても確認できない。喉もとの筋にも脂肪がしっかりついている。
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ジャンピングホースなら4.5〜5.5
ドレッサージュなら5.0〜6.0
クロスカントリーなら5.0〜6.0を目指しましょう。とのこと。
クォーターホースは5.5〜6.5が理想でしょうか。肋骨は見えないけど触ればわかる。背中に溝ができる。
私が理想とする身体は6.0かな?締まったマッチョ。その肉体に近づくように、また維持できるように、いつもスコアチェックして運動内容とエサのバランスを調整していきたいと思います。

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