6月29日から7月8日の10日間、娘はAQHAが主催するユースワールドカップへ参加していました。
ユースワールドカップ(YWC)は、30年近くの(それ以上?)歴史のあるイベントで、2年おきに世界各地で開催しており、近年では2012がドイツ、2014がアメリカ、2016がオーストラリアで今年2018はアメリカでした。
YWCへの日本参加は、30年ほど前は積極的に参加していたそうですが、その後長い間参加せず、2016年に2名の選手が参加し、今回は3名参加しました。参加の条件は、日本支部であるJQHAが取り決めていて、2017年の競技成績で上位3名を選出しました。今年は日本含め19か国が参加しました。
YWCの趣旨は
「教育的リーダーシップのイベントで、各国の若者が様々なクラスで競い合い、学んだことを実証する機会を提供します。世界から集まったユースメンバーが10日間で8つのクリニックをそれぞれ競います。友好的な雰囲気の中で学んだスキルの発表の場です。これは若者が他国のユースメンバーと一緒に実践的な環境で学ぶユニークな機会なのです」
ということ。リーダーシップと国際交流を目的とした教育イベントなのだそうです。これは非常に有意義なイベントだと思います。この年頃だからできること。吸収すること。その後の人生に影響することなんだと思います。もっと多くの若者にこの機会を知ってもらって参加できるようになるといいと思っています。
娘を参加させた個人としての感想は、中学3年の受験生、しかも期末テストの時期で学校生活を考えると厳しいものもありましたが、彼女の人生(これは乗馬だけにくくらず)に少なからず影響のあるターニングポイントになったであろうこと。知らない土地で知らない馬で親がそばにいない環境で、自分の知識と経験だけを頼りにクリニックや競技会、そして非日常な生活をクリアしてきたということ、そして世界に友達ができたことは彼女にとって自信と財産になるはずです。

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