SNSでも取り上げられていたのでご存知の方も多いと思います。
2015.11.5板東消費者庁長官記者会見要旨
2015.11.7日本経済新聞
「ウマに噛まれた蹴られた落っこちた」などの乗馬施設(乗馬クラブ・観光施設)での事故に関して、消費者庁が注意喚起しました。
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12/1に私は全乗協の会議に出席。この会議はそれとは別の議題でしたが、その話にも触れさせていただいて、あらためてこれは身を引き締めていかないとと痛感しました。
あまり難しいこと、固いことは割愛しますが、現状の乗馬界は指導者や騎乗者資格を持っていなくても、極端に言えば我流で馬に乗ってきた人でも営業出来て指導もできるわけです。
我流でも、馬に乗れない人でも、そこに立ち寄ったお客さんが無事に満足してくれればいいのかもしれないけれど、ハインリッヒの法則のように300:29:1の割合で重大な事故が起こっているんですよね。
私のブログで書いたところで、この記事を読んでる方はきちんとできる施設で、勉強されている方だと思うけど、勉強意欲もなく自己満足で乗っていてそれを知らないお客さんまで巻き込んでしまう無責任な対応があると乗馬全体の首を絞めることに繋がってしまうと思うのです。
何年か前にポニーしかいないふれあい牧場で子供が指を食いちぎられた事故もありましたよね。「うちはポニーだから」「うちは引き馬だけだから」問題ない。じゃないと思うのです。
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観光牧場やウエスタンの乗馬クラブなども全乗協をご存じない方も多いと思います。
馬を「飼育管理」するには動物取扱業が必要な資格でこちらは法で定められていますけど、お客さんを馬に「乗せる・触れさせる・指導する」なら全乗協の乗馬指導者資格を持っていただきたいと思います。
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今、乗馬がレジャーとしてもスポーツとしても人口が増加傾向なんだそうです。だからこうやって耳の痛くなるようなニュースも入ってくるのでしょう。今のままだと指導者資格を持っていないと乗馬指導はできません!なんてなってしまうかもしれません。
今現在、全乗協で行っている従事者対象の資格は乗馬指導者資格で、実技試験は乗馬です(学科では馬学その他もを学びますが)
今後、例えば引き馬やふれあい牧場の従事者対象の乗る以外の扱い者資格、みたいのがあってもいいかもしれません。
馬の、最低限な、基礎的な扱い方・指導法・調教法を業者内で統一しないと、今はお客さんもいろんなところで乗れるしネットで勉強もできるので、厳しく考えれば勉強しないところは淘汰されるのでしょうが、勉強できるなら勉強したいって思ってる従事者がいるならば多くの人に学べる機関があること、業者間で話し合える場所があることを知ってほしいと思います〜。
結局お堅い話になっちゃったかな!?
この姿も見納めかな?まだ何回かはここに来ることになるのかな?東京オリンピックに向けて大幅に改修するようです。
東京出張での私のひそかな楽しみは東京ぶらぶら。といってもいつも行くのは昔の通学路、北青山〜表参道ゾーン。20数年たつとだいぶ変わっちゃうけどそれでもここの街並み好きだな〜。ってUpしてる画像は孝太に見せるために撮った等身大?ダースベーダーとトルーパー。キディランドで子供たちのお土産探し(笑)

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