2012/6/9  8:09

大飯原発と福井大地震  原発

久しぶりの投稿になります。

福井県の大飯原発、再稼働に向けて動き出しました。
国も県も町も、みんな稼働させたくて仕方がないのですから、
日本中の国民の反対の声も、右の耳から左の耳に抜けていってしまってますね。
反対を叫び続けなければなりませんが、
空しい気持ちになってしまうのは私だけでしょうか?


野田首相は「責任」という言葉を以前から何度も口にしていますが、
「責任」とはそんな軽い言葉だったのかと、
とにかく唖然とするばかりです。
「私の責任で」とは言っても、「私が責任を取る」とは言わないところに、悪賢さを感じてしまいます。
もっとも、元から「責任」など取れるはずはないのです。


こちらの動画は、昭和23年に発生した福井大地震の動画です。
この映像を見て、なお「安全」だと言えるとしたら、
都合の悪い物は見たくない、起きないことにしたいという無責任か、よほどの無神経かのどちらかでしょう。


●動画:福井大地震

東日本大震災、阪神・淡路大震災に次ぐ、戦後3番目の規模の大きな地震災害です。
戦後間もない頃という時代背景はありますが、
映像を見ているだけで恐ろしくなります。


●ウィキペディア 福井地震

先々大飯原発で事故が起きた時、
国民の多くが反対する中で福井県が再稼働を認めたとして、
福島の場合と違って、
福井県が加害者的に見られてしまうのではと懸念されます。


★当サイトの日記について、その内容はすべて転載自由です。

にほんブログ村 政治ブログ 平和へ
にほんブログ村
0
タグ: 原発 原子力

2012/2/20  6:33

南相馬市の黒い物質  原発

南相馬市内の至る所に黒い正体不明の物資が確認されているという情報。
この物質から、極めて高い放射能が検出されているそうです。
1kg当たりでみると100万ベクレルを超える想像を絶する数値です。
これは、生命が存在するところに絶対にあってはならない、余りにも危険極まりない物質です。


比較的軽い物質で、地面に吹きだまっているそうですが、この物質が風で飛ばされてそれを吸引してしまったら、重大かつ深刻な内部被爆を受けることとなってしまいます。
この物質の正体と、それがどの地域まで広がっているのかという実態の調査、そして避難を含めた早急な対策をとる必要があります。
もっとも、国や県は動こうとしないでしょうから、住民が自衛手段を講じていくしかないかもしれません。


☆ブログ「原発はいますぐ廃止せよ」から

南相馬の黒い粉の正体は?   1,089,612 Bq/Kg

南相馬の黒い粉の正体は? ウラン燃料か?

南相馬の黒い粉の正体は? 3号機の核爆発から飛んできた?

そればかりでなく福島第一原発4号機の使用済み燃料プールは、倒壊の危険があって不安定な状態のままです。、
政府は「冷温停止状態」を宣言し、世間に安心情報を流すことに躍起になっていますが、現場では実は事態の深刻さを認識しているそうです。
福島原発付近で直下型地震の危険が高まったとの情報が先日流れましたが、そんな直下地震が起こったら、使用済み燃料プールは確実に倒壊するという指摘もあります。


原発直下で地震の恐れも 深部から水供給

しかも、使用済み燃料を取り出す具体的な方法のメドも立っていないとのこと。
何年かかるのか、10年かかるのか、それともこのまま取り出せないのか。
その間に直下型地震に見舞われる可能性が少なくないのは言うまでもありません。
この使用済み燃料プールが倒壊したら、それこそ人類史上例を見ないほどの大惨事になってしまうのではないでしょうか。


私たちは常に危険と隣り合わせの状態だということを、いざという時のために心に留めておく必要があると思います。
もっとも、そんな恐ろしい事態が本当に起きた時、一体どう行動したらいいのか考えもつきませんが…。


★当サイトの日記について、その内容はすべて転載自由です。

にほんブログ村 政治ブログ 平和へ
にほんブログ村
5
タグ: 原発 原子力

2012/2/2  6:12

強烈なメッセージ!「human ERROR」  原発

ご無沙汰してしまいました。

今日は是非皆さんに見ていただきたい動画があります。
FRYING DUTCHMANの「human ERROR」です。
京都の三条川端でのライブの模様です。

動画「human ERROR」

強烈なメッセージです。
反原発・脱原発を求める凄いエネルギーを感じました!
一人でも多くの人に見ていただきたいです。

FRYING DUTCHMANの公式サイト


★当サイトの日記について、その内容はすべて転載自由です。

にほんブログ村 政治ブログ 平和へ
にほんブログ村
5
タグ: 原発 原子力

2012/1/8  10:42

NHK「低線量被ばく_揺らぐ国際基準_追跡!真相ファイル」  原発

12月28日、NHK総合テレビの「追跡!真相ファイル『低線量被ばく 揺らぐ国際基準』」で、国際放射線防護委員会ICRPの定める安全基準の危険性、そしてその基準の決定方法と、その組織自体の内実について放送していました。
その要点をまとめると以下のとおりです。


@スウェーデン北部のサーベ地方では、トナカイの肉を常食しているが、肉の安全基準は日本よりも厳しい値であるにもかかわらず、チェルノブイリ事故から25年経った今、食物による内部被爆のためガンなどの病気が増加している(ガンは34%増加)。
研究を続けてきたマーティン・トンデル博士が、汚染地域の全ての住民110万人の食べ物による内部被爆量を調査したところ、事故後10年間の積算で10ミリシーベルト以下だった。

Aアメリカのイリノイ州では、通常に稼働している原発からの排水に含まれるトリチウムが地下水にしみ込み、周辺住民が内部被爆している。
過去20年間の州の全住民1200万人のデータを分析したところ、原発周辺地域のみで脳腫瘍、白血病は30%以上、小児ガンは約2倍に増加していることが確認された。(州政府は、井戸水による被爆は、年間1マイクロシーベルトと微量で、健康を脅かすことはないと回答している。)

BICRPの科学事務局長のクリストファー・クレメンツ氏から、「これまで低線量被爆のリスクを半分にとどめてきた」との発言を得た。
広島・長崎原爆の日米の合同調査の「1000ミリシーベルトで5%ガンのリスクが高まる」という調査結果から、ICRPは100ミリシーベルトで0.5%リスクが高まるとリスクを弾き出していたが、実際には日米合同調査では500ミリシーベルトで5%という調査結果だった。
つまり、根拠もなくリスクを半分に引き下げて決めていたということになる。

C当時基準を決めたICRP委員17人のうち、13人が核関連や原子力政策を担う官庁とその研究所の出身者だった。

DICRPは、原爆・核関連施設の労働者のために特別な基準を作り、半分に引き下げられていた基準を更に20%引き下げた。

E基準の作りに携わってきたICRPの名誉委員チャールズ・マインホールド氏は、「原発や核施設は、労働者の基準を甘くしてほしいと訴えていた。その立場は、エネルギー省も同じだった。基準が厳しくなれば、核施設の運転に支障が出ないか心配していたのだ。科学的根拠はなく、ICRPの判断で決めたものだ。」と語った。
同氏は、内部文書である米国エネルギー省からICRPへの要望をまとめた報告書(1990年)を示し、米国が「基準が厳しくなれば、安全対策に3億6900万ドルの莫大な費用がかかると懸念を示していた。」と説明。
マインホールド氏は、当時米国の他の委員と協力し、基準の引き上げ(半分に引き下げたリスクを見直すべきという意見があった)に強く抵抗したことを明かした。

FICRPの予算(2010年は617,168ドル)は、米国を始めとした原子力政策を担う各国の官庁からの寄付によって成り立っている。
ICRP自体が、原発を推進したい人たちが作った団体である。
ICRPは自らを、科学的根拠を示すのではなく、「政策的な判断をする組織である」と彼ら自身が繰り返し言っていた。


こちらのサイトで、番組の動画を見ることができます。
低線量被ばく_揺らぐ国際基準_追跡!真相ファイル

ICRPという組織と、その安全基準についての問題点は、これまでも色々言われてきたことですが、こうして実際に基準の作成に関わった人物の発言や、どのように基準を操作したのか、その数字が具体的な出て来てきたのには、改めてですが衝撃を受けました。
この放送から分かったことは、ICRPが原発推進者側の団体であるということ。
そして、ICRPの安全基準には科学的根拠はなく、そればかりではなく、原発推進者に配慮して安全基準の数値を意図的に大幅に引き下げていたということ。(人命や健康よりも、原発の経済的な稼働を優先したということ。)


更には、ICRPの安全基準よりも低い低線量被爆でも、ガンなどの病気が大幅に増えているという調査結果が報告されているということ。
加えて言えば、広島・長崎の日米合同調査についても、当時米軍が原爆による放射能被害を実際よりも軽く見せるよう、意図的にデータに手を加えていたのではないかという疑念の声が、以前より多くありました。
これらのことから考えると、今回の福島原発の放射能による健康被害は、これから想像以上に深刻に徐々に現れてくる可能性があります。
国は相変わらず、誤魔化しと責任回避が最優先で、その姿勢はもう改まることを期待する方が虚しくなるばかりです。



それでも、色々な事情から避難したくてもできない人たち、故郷に愛着があってどうしても地元を離れたくない人たちなど様々で、そんな中で私たちは、一体どうしていくべきなのか。
否応なく現実に向き合わなければならない時期がやってくるのかもしれません。
その時には、心のより所になるのは、人間同士が助け合っていく心と心の絆、それしかないのかもしれません…。
もちろん、大きな問題もなく、これまでの不安が杞憂に終わるなら、そんなに嬉しいことはありませんが…。


★当サイトの日記について、その内容はすべて転載自由です。

にほんブログ村 政治ブログ 平和へ
にほんブログ村
2
タグ: 原発 原子力

2011/12/29  12:34

微生物が放射能を分解する!  原発

福島第一原発に近い福島県川俣町(飯舘村の西隣)において、「複合微生物による放射性物質の除染浄化実証実験」が行われています。
(株)高島開発工学総合研究所の高島康豪博士が行っているもので、この実験で放射能の除染浄化分解の効果が実証されたと報告されています。
私には専門知識がないので詳しいことは分かりませんが、単一もしくは数種類の微生物ではなく、数え切れないほど膨大な種類の微生物たちが互いに依存・調和しながら共存している…、その「複合微生物群」が放射能の浄化に大きな効果を発揮するのだそうです。


10月に実証実験を開始した際には、周辺での放射線量が約800CPMであったものが、12月現在では100〜200CPMにまで順調に低下しているとのことです。
↓こちらのサイトで、その実証実験について詳しく説明されています。

(株)高島開発工学総合研究所
柳田ファーム〜原発災害放射能汚染浄化〜

広島・長崎の原爆の際も、「今後100〜150年は放射能が消えず、不毛の地と化す」と言われていたものが、翌年には放射能が分解軽減され、数年後にはほぼ分解消滅したとのこと。
これはまさに、耐放射性細菌による微生物触媒効果によるものであるとのことです。
加えて、地球の創世記の高温・重金属・放射線やあらゆるエネルギー線の存在する過酷な環境が、複合微生物群の働きにより改善され、あらゆる生命体を発現させるに至ったのだそうです。
それと同様の作用が、福島原発の放射能汚染に対しても有効であるというのは、理にかなっているようにも思われます。


高島博士のこれまでの研究・実験は、ウクライナや台湾でも評価を得ているそうです。
しかも、複合発酵微生物群は、大量にしかも簡単にできるとのことで、これを日本中の汚水処理業者が、バキュームカーで大地にどんどん撒けばいいのだそうです。
ヨーグルト,納豆などの発酵食品を摂取することで、放射能による健康被害を軽減できるとの研究報告を以前見たことがありますが、それとも符号する部分があるように思われます。
微生物たちが日本を救ってくれる…、希望を持ちたいです。


この地球上のあらゆる生物は、微生物の存在なくしては、その生命を維持することはできません。
人間の体も、体内の数え切れないほど膨大な種類・数の体内微生物、ミトコンドリアなどが、人知を超えたスケールで絶妙な調和を形成することで、初めて存在することができるのです。
無数の微生物たちの調和が、放射能でさえも無毒化する…、それは私たち人間が互いに助け合い支え合い、本当の調和を実現したその先に、私たち人間が本当の幸せを手にすることができる…。
そのことに通じているのではないでしょうか。


微生物たちは、私たちの「存在そのもの」に根源的な関わりがあります。
その微生物たちに対して、微生物たちがこの地球上に存在してくれていることに、感謝の気持ちを向けていきたいです。


★当サイトの日記について、その内容はすべて転載自由です。

にほんブログ村 政治ブログ 平和へ
にほんブログ村
2
タグ: 原発 原子力

2011/12/16  6:17

「患者調査」福島の深層  原発

福島県で「患者調査」が行われないことについて、これまでもブログで日記を書いてきましたが、先日アベっちさんから情報をいただきました。
「アーバンプレッパー」というブログに、医学部出身のおしどりのマコさんが厚生労働省などに特攻取材をかけた内容が紹介されています。
↓こちらをご覧ください。
福島県全域、宮城県(一部)で患者調査をやらない理由 アーバンプレッパー

その内容から、「患者調査」が福島県全域で実施されないのは、福島県が”調査に協力しない”と言ってきたことが理由であることを窺い知ることができます。


また、かなり以前の情報ですが、福島原発事故の当時、放射線量の安全基準を年間20ミリシーベルトと定められたのも、福島県の佐藤雄平知事が国に要請したものであるとのことです。
このサイト(→カレイイドスコープ)に、そのことが詳しく書かれています。
他にもいろいろな方が追求して、福島県からの要請であったという結論に行き着いたと、多くの方がブログ等で書かれています。


福島県知事は、県民の生命よりも、経済や”県”の存立を優先したということです。
福島県知事が要請したと言われる「20ミリシーベルト」という数字は、一旦それで決定されてしまったために、いつまでも撤回されることなく基準として残り続けています。
その結果、多くの方が、避難や当然受けるべき補償が困難になり、それは福島県に限らず、他県の人にも同様の苦渋を強いることになっています。


こんな福島県知事ですから、福島県民に「放射能被害が広がっている」などということが客観的データとして上がってきては、それこそ一大事です。
そこで、”復興最優先”などともっともらしい理由をつけて「患者調査」の実施を拒否し、放射能被害のデータを闇に葬り去ろうとしているのではないでしょうか。
福島県の県民健康管理調査検討委員会の座長には、原発御用学者で「ミスター大丈夫」と言われている福島県立医科大学副学長の山下俊一氏を置いているのです。


本来であれば、県民の生命を守るために、県民の健康状態を少しでもデータとして把握しようと、「患者調査」実施に最善の努力をするのがあるべき姿のはずです。
その当たり前過ぎる姿勢が見られない不自然さ…、その背後に真っ黒な闇を感じます。
福島県知事が、テレビで「被害者」としてメディアに登場し、怒りをあらわにしている姿を何度も見ましたが、上記の情報に間違いがなければ、実は福島県知事こそ最大の加害者の一人ではないでしょうか。


こちらは、今人気の斉藤和義さんが、福島県の会津若松でLIVEを行い、「ずっとウソだった」を歌った時のYou Tube動画です。
ずっとウソだった。2011年09月15日 LIVE福島 会津若松

福島県の方々が涙を流している光景を見て、胸が締めつけられる思いです。
この福島県の方々の姿を見ても、その思いを知っても、福島県知事はなお自らの保身を最優先にするのでしょうか?(ウソにウソを重ねて、もう後戻りはできないということかもしれませんが…)


★当サイトの日記について、その内容はすべて転載自由です。

にほんブログ村 政治ブログ 平和へ
にほんブログ村
3
タグ: 原発 原子力

2011/12/11  7:19

福島県内の放射線測定機器の設置 契約解除(続報)  原発

11月27日に、「福島県内の放射線測定機器の設置 業者との契約解除(その裏側)」というの日記を書きました。
〜福島県内の小学校や公園など600カ所で放射線量を常時監視するために設置された測定機器の性能が、文部科学省の定めた基準に達していないことから、文部科学省は機器を納入した業者(アルファ通信)との契約を同日解除。機器を回収し、入札をやり直すことにした。これに対してアルファ通信は、”文部科学省が国際標準の線量計よりも数値が低く出るように仕様変更を強硬に求めてきたことが原因である”と反論している〜というものです。


これについてはひとつの情報として前回お伝えしましたが、今回はアルファ通信の豊田社長の生の声で反論が掲載されています。
その記事がこちらです。

放射線測定器「文科省は数値改ざんを要求してきた」 〜日刊ゲンダイ〜

文部科学省は、アルファ通信が使用しようとしていた世界仕様の放射線測定器について、2割も低い数値が出るように、内蔵の計算ソフトの補正を求めてきたというものです。
国は、とにかく数値を低く”見せる”ことに全力を挙げているようですが、こんな見えないところで、しかも全ての対策のよりどころとなる数値そのものに「改ざん」を行っていたことが明らかになりました。


国は、今の数値をあくまで”日本仕様”だと言って「正しい」と主張するようですが、どんなに仕様に手を加えようと、得られるのは世界では通用しない数値です。
文部科学省は「第三者機関の放射線計測協会で検査した」としていますが、日本の「第三者機関」というものは、その機関がよほど国民に注目されているものでなければ、行政側に都合の良い人選がなされて、行政側の主張を補強するための機関になっている場合がほとんどなのは周知の事実です。
「(ソフトに)数値の補正を求めたかどうかはともかく、…」、”ともかく”で言葉を濁して済む問題ではありません。
これは今回の福島の事故からではなく、以前からずっと行われてきたことなのかもしれません。


すべては2割増しで考えなければいけないということです。
「年間1ミリシーベルト以下に収まっています」と言われたら、それは実際には「1.2ミリシーベルト以下に収まっています」ということです。
年間20ミリシーベルトは、24ミリシーベルト。
年間100ミリシーベルトは、120ミリシーベルト。
毎時3.8マイクロシーベルトは、毎時4.5ミリシーベルト…。


「改ざん」を「改ざんでない」ことにしてしまう巧妙な国のやり方、本当に恐ろしいです。
自己保身のためなら日本中の国民の命も見殺しにするようなやり方は、これまでも同様だったので驚くには当たりませんが、ここまでやるのかという感じです。
本当に許されることではありません。
この事実が多くの国民に知られることなく過ぎ去っていくのが悔しくてなりません。


★当サイトの日記について、その内容はすべて転載自由です。

にほんブログ村 政治ブログ 平和へ
にほんブログ村
0
タグ: 原発 原子力

2011/12/7  5:52

福島県は除外された「患者調査」(追記)  原発

追記

先の日記の「患者調査」について、厚生労働省のホームページに、「患者調査」を福島県などで取りやめにすることを検討した審議会の議事録が公開されています。

2011年10月20日 第17回社会保障審議会統計分科会議事録
議題5 ページの8分目くらいいったあたりの早川統計企画調整室長の説明から

これによると、福島原発の影響などで平時とは違うデータが出る可能性があり、そのような状況では統計データとして活用していくのには支障があるため、福島県は調査対象から除外した・・・、そう読み取れる内容でした。
しかも、大した議論のないまま決定されてしまったようです。


「平時とは違うから調査しても仕方がない」ということですが、「平時とは違うからこそ、調査が重要な意味を持つ」という発想はできないのでしょうか。
それとも、言葉には出しませんが、やはり「隠蔽」の意図があったのでしょうか。
しかしながら、この際そんな理由はもうどうでもいいので、とにかく一刻も早く福島県でも調査を実施してほしいです。


★当サイトの日記について、その内容はすべて転載自由です。

にほんブログ村 政治ブログ 平和へ
にほんブログ村
0
タグ: 原発 原子力

2011/12/6  5:36

福島県は除外された「患者調査」  原発

厚生労働省が3年毎に継続して行っている調査に、「患者調査」「医療施設調査」というものがあります。
病院・診療所の施設の状況や、診療や患者の状況等について、3年毎にその変動の傾向を知ることができる調査です。
ちょうど今年はこの調査の年で、この秋に調査が行われているようです。


過去の調査結果は厚生労働省のHPでも公開されています。
都道府県別のデータなど、患者の疾病の状況等の概況なども把握できる貴重なデータとなっています。
しかしながら、平成23年度の調査では、「患者調査」は福島県全域と宮城県の一部は調査を行わないと厚生労働省は決定しました。
また、「医療施設調査」のうち「静態調査」も、福島県全域と宮城県の一部は調査項目を限定して、福島県については県による聞き取り調査に変更するとのことです。
このことは、以下の厚生労働省のHPでも明らかにされています。


厚生労働省HP「厚生労働省における東日本大震災の対応状況」

こちら↓のサイトでは、厚生労働省に対して、なぜ福島県などを調査対象としなかったのか、その理由を直接電話で聞いた人の話が載っていました。
厚生労働省の担当者は、「復興を優先させるため」と回答したそうです。


白血病急増のネット情報に関し日本医師会に、引き続き「患者調査」について厚生労働省に電話照会を行った

しかしながら、今福島県の方々に放射能被害が広がっていないか、それを客観的なデータとして把握できるこの調査はとても重要です。
過去のデータと比較すれば、今どういう疾病が増えているかが分かるからです。
そして、それが特に福島県で傾向が強く出れば、放射能との関連を推測することができるからです。
過去のデータと比べて変化がなければ、それは安心材料にもなります。
それが「調査の対象としない」とは、一体どういうことでしょう?


厚生労働省は、本当に福島県の方々のことを考えているなら、何を置いてもこの調査を行って、早急にデータを分析してこれからの対策に役立てようするのが常識ではないでしょうか。
今回この調査から福島県などを除外したのは、放射能が健康に影響を及ぼしているというデータが出るのを恐れたためではないかとの疑いがあります。
調査を行わないことにして、放射能による健康被害のデータを闇に葬ろうとしているのではないでしょうか。


「復興を優先」というのも、岩手県や宮城県の大部分の地域では従前どおりの調査をやっているのですから、まったくの詭弁に過ぎないと思います。
厚生労働省のいろいろな調査でも他の調査は、福島県でも従前どおりの調査を行っています。
そもそも、「患者調査」等を行うことが、果たして復興にどれだけ支障があると言うのかとても理解できません。
この調査は、福島県の方々の命を守るためにも、絶対にやらなければならない調査だと思います。


穿った見方かもしれませんが、厚生労働省は、健康保険の使用状況などから福島県での疾病の状況・傾向をある程度把握した上で、それを隠蔽しようとしているのではないかとさえ疑ってしまいます。
厚生労働省が「復興のため」と理由をつけて、いかにも「福島県の方々のために調査を中止した」と言うのであれば、福島県の方々の生の声を直に聞いてみれば分かるはずです。
この事実を知ったのなら、ほとんどの福島県の方々は調査の実施を強く望むに違いありません。
たとえ医療関係者であっても、「そんな調査に関わっている暇はないから、調査は取りやめにしろ。」などという人がいるとは思えません。


この調査はこれまでずっと秋に実施してきており、今回も同じ時期に行った方が、過去の傾向と比較する上でベストなのは言うまでもありません。
福島県においても早急に調査が実施されるように、世論がもっと広く声を上げて行かなければならないと思います。


【参考】
e-Stat「政府統計の総合窓口」 〜患者調査結果(H8〜H20)〜
※都道府県別のデータの項目があります。
例えば、
平成20年患者調査「下巻」をクリック
→「2008年」をクリック
→17「受療率(人口10万対),入院−外来・施設の種類 × 傷病分類 × 都道府県別」をクリック
→条件選択画面が出るので、都道府県の項目について「絞り込み」をクリック
→48都道府県名が出るので「全項目非表示」にした後、「福島」を「選択項目表示」にして「OK」をクリック
→「表表示へ」をクリックする
→福島県の人口10万人対の疾病別の受療率(入院・外来別)の表が表示されます。


★当サイトの日記について、その内容はすべて転載自由です。

にほんブログ村 政治ブログ 平和へ
にほんブログ村
1
タグ: 原発 原子力

2011/11/27  23:33

福島県内の放射線測定機器の設置 業者との契約解除(その裏側)  原発

11月18日の多くの新聞・メディアの報道で、以下のようなニュースを目にした方も多いのではないでしょうか。

東京電力福島第1原発事故を受け、福島県内の小学校や公園など600カ所で放射線量を常時監視するために設置された測定機器の性能が、文部科学省の定めた基準に達していないことが18日分かった。同省は機器を納入した業者との契約を同日解除。今後機器を回収し、入札をやり直す。この影響で、10月に予定していた運用開始は来年2月以降にずれ込むことになった。(毎日新聞HPより)


福島第1原発:県内常時監視用線量測定器に基準超える誤差(毎日新聞)

この報道を聞いた時、「能力が欠けている業者に発注したことで、放射能の常時監視システムの稼働が遅れてしまった。行政の事前の審査がずさんだったことで、結局、放射能の危険に晒されるのは福島県の方々だ。」と思いました。
同じように感じられた方も多かったのではないでしょうか。


しかしながら、別の報道からは、この問題の違った側面が見えてきました。
文部科学省は、受注業者の「アルファ通信」が使用している計数管が国際標準のアメリカ仕様のものであったことにより、これまで文部科学省が使用してきた国内の日立系の会社の製品よりも数値が高く出るため、業者に対して、国際標準の仕様よりも線量計の数値が低く出るよう仕様変更することを強硬に要求したとのこと。
そのために業者の設置の仕事に影響が出て、期限内の設置ができなかったというものです。
文部科学省が発表している放射能の線量は人為的に操作されたもので、それを設置業者に強要して、それを飲まなければ切るというやり方をしている可能性があるという話が出ています。
その情報がこちらです。

文科省「放射線量低く見せろ」要求応じず解約になったオンライン線量計

まだ情報が少なく、事実関係もはっきりしないところがありますが、これが本当だとしたら本当に恐ろしいことです。

政府・官僚はこれまで、「汚染等の計測値は少しでも低く。規制値・基準値は少しでも高く。」という対応に終始し、多くの国民がそれをまざまざと目の当たりにしてきました。
この情報のようなことがあっても全く驚くに当たらないとさえ思えるほどです。
国民の「命」も、単なる数字・データとしてしか捉えられない人たちが日本を動かしているというのは、本当に悲しいことです。
事実関係を正確に把握するため、今後の情報に注視していきたいです。


【参考記事】
5月にあった「アルファ通信」に関連するニュース

子どものための放射線測定装置、東京のメーカーが福島市と飯舘村に無料設置


★当サイトの日記について、その内容はすべて転載自由です。

にほんブログ村 政治ブログ 平和へ
にほんブログ村
3
タグ: 原発 原子力



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ