お菓子の話題が悲しすぎる今日この頃..。..。
イチゴ味の次は、バナナ味とナッツ味について書こうと思っていたのに。。。
大好きな「見る」チョコレートシリーズや「牛乳っぽい」キャンディや、
コーヒーカップに入ったプリン... ...
私が育って、生きてきた今までのうち、何十日か何百日分のエネルギーになっていたはず(..涙)
しばらくは会えないのですね。
このニュースを聞いて最初に浮かんだのは何故か、
辰巳芳子さんの顔。
http://www5.ocn.ne.jp/~monika/
料理家というよりは、ある意味哲学者。
「命のスープ」のエピソードを語る一言ひとことの重み、
スープ作りをとおして「心のこめ方」を教えているんです。
ずっと忘れられません。
きっと、悲しんでるだろうな..。
うちは辰巳先生ほどではないけれど、
母も祖母も、叔母も・・・
まわりの女性はみんな料理上手。
その食材にどういう栄養があるかとか、美味しくするテクニックを
説明されながら食べさせられたほう。
私も料理は大好き。
正統派の土井勝さん、善晴さんのレシピのファンだけど、
基本どおり作るのは最初の1回だけ(笑)
あとは、いろいろアレンジしたりチャレンジしてみたくなるほう。
小林カツ代さんよりはケンタロウさんのお料理に近いし、
奥園壽子さんの頭脳派手抜きにも共感できる。
楽しくて、見た目が良くて、美味しければいいでしょ..。
ぐらいに思っていましたが、
私の作った食べ物を口にして、
自分や家族や友人やお客さんが何日か延命するのか...と思うと、
またこれからは少し違う気持ちでお料理をすることになりそうです。
そう・・・
辰巳先生がホテルで若い料理人の指導をしている様子をテレビで見たことがあるのですが、
「人様の命につながる仕事をそんないい加減な気持ちでやってはいけません!」
と話していました。
一流の人たちにも静かに「喝!」...ちょっと鳥肌でした。
「見る」チョコレートは社会人になってからも、駅のホームでよくクィックチャージしたアイテム。
「牛乳っぽい」キャンディは、母が「喉が痛いときに効くよ...」と言っていた。
七五三やひな祭りやバレンタインなどの思い出もいっぱい。
最愛の人達と一緒に食べた記憶・・・私だけではないと思います。
悲しいニュースだけど、
いろいろ思い出したり、考えさせられたりしました。。。

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