テニスに行く時、世界の盗塁王、福本豊さんとバッタリ出会った。
「あ、こんにちは!」と言ったら「こんにちは!」と返してくれた。私を見〜の、脇に抱えたラケットを見〜の、テニススクールの建物を見〜の、「なるほど、今からテニスに行くのね。」みたいなわかりやす〜いリアクションをされた。嬉しくてルビママ大興奮である。
実は福本さんとは喫茶店の入り口でばったりとか、食博の入り口でばったりとか、過去に何度か遭遇したことがあったのに、あまりにも出会い頭すぎて声も掛けられず、いつも後からキーーーーッ残念と悔しがってばかりだった。
今日は何のきっかけも必然性もないのに、道々「今度もしもN珈琲で会ったら絶対あいさつしよう。隣に座るのは失礼だから、あ、でもわりと近くに座って隙あらば・・・いや、無理かな」とか半ば妄想のようなシュミレーションをしながら歩いていたのだった。その3分後くらいに目の前数十センチにご当人が現れたので声が出せたのかもしれないけど、なんでまた福本さんの事なんかを考えながら歩いていたのかそれが不思議だ。
で、テニス後にそのN珈琲でランチを食べていた時、「最近メガネを掛けたいつものあの女の店員さん居ないよねー。」と言おうと思って「でもまぁたまたまお休みだって事もあるわな。」と思い直してスポーツ新聞を読み始めた数分後、すぐ横の階段からその人が、まさにオフの髪型と服装で家族と思われる数人と一緒にお客として上がって来たのだった。
ひーーーえーーーーーーっ!
もう自分が恐くなる。
な、なんだ!?今日はイメージした人が私の目の前に現れるのか!?
二度あることは三度あるに違いないとあわてて「誰に会えたら嬉しいか?」と考えようとしてみたが、邪念があるとだめらしく、あたふたあたふたするばっかりで考えはまとまらないのだった。無念。
その帰りに駅前の植木市で買ったブーゲンビリア ¥800-
食っちゃイカンよ!
花の妖精でもイメージしてたら不思議体験できた・・・・・か?

0