
久しぶりの晴れた朝、朝日が眩しい程に昇ってきた。気温も一気に下がり未だ暗い5時前の寒さと言ったら4度表示、晩秋から一挙に本格的に冬へと様変わりなんだろうが、起きるにはまだ早過ぎるとネット逍遥してたらば再度寝落ちしてしまった。して目覚めたはもう8時前で、しかし寒くて身震いしてしまいながら、このまま布団の中の温もりを抱きながらヌクヌクとしてしまおうかとも思ったのだが、そう言えば今度の日曜日は朝の8時からのお墓の掃除開始のお達しがあったノ思い起こしたから、寝てる場合じゃないナと起き出したのだった。曇りや雨続きで身体も鈍ってしまい、ばかりか心の中まで腐り果ててしまいかねないヤワな老人かよ‼
流石に8時台の気温は朝陽の照射で一挙に上がり、倍の8度!それでも家の奥そこからの冷気は忍び寄り暖房を効かせたいけれども、それじゃあ又グズってしまいかねない。
3〜4日前に撮った画像の高隈山の〜皇帝ダリアの満開光景なり。北米メキシコ辺りの産だろうか、コンナ花なんぞ子供の時分には見た事も無かったのに、今ではゴク普通にアチコチの家の庭先に時に見かける。住んでる人は猫よりも少ない位にも思えるが花や木だけは茫々と、否イキイキとして盛んにその姿を晒している。
誠実な土方土建屋さんらはもう音立てて仕事に励んでる。近くの保育園の新しい園舎の建築工事が始まったから、朝からそれなりに人の気配はする。
死んだかの様な村や町がそれでも活性を取り戻す時間、それでは私も畑に出ようとするか。庭の草木の葉っぱにはまだ朝露がビッショリと残り慣れている。今頃は畑の草や野菜もお昼近くまでそうなのだ。だから余り朝早くから野良仕事はしたくはないが、午後になると今度は早い夕刻の暗がりを気にせねばならないし、今日みたく久々の上天気には毒虫の蚋ブトブヨが集ってくるのも困る、種付けの甘藍や白菜に大根は一応は植替えを終えたが、まだ苗が残っている。沢山の野菜を作っても仕方ない、けども無ければ困るし〜昨日はミディトマトが赤く色付いてたので掌に余る程を採ったが、もう少し茎が枯れるまでは収穫出来ようか^_^ 長ネギでも植え替えてしまおうか〜
そうそう、借りた本も返却期限が過ぎたし図書館に持って行かねばならんわ。
借りた本の『七面鳥の森』はとっくに読み終えたが、気になる所もあったから返すのを忘れてた、固定資産税の督促状を貰う前に支払いも済ませねば又もやトイチ百円を徴収されるなぁ〜部屋の模様替えも中途半端、窓の掃除もしてない。どころか考えてみれば家そのものの整理整頓が為されぬママ数年が過ぎてる。
本の様に立ち退きを迫られた方が手っ取り早いかも知れないが、引っ越す手合もないしムダな考えはよそう、サッサとやる事をするとしよう。
も一つ書いて置こうと思ってた事があった、シラスの件の崖の防空壕の話。本を返す前に引用しとこう〜
▼〜あれは冬休みに入って間もなくだった。隣村から正月用のシラス取りにきていた一家が、砂取り場のシラス崩れに遭って三名が命を落とした〜
農家では牛舎の床にシラスを牛に踏ませてその糞尿を混ぜ合わせて田畑の肥料にするのだ。また正月には各家の庭に二尺幅ほどシラスを撒いて道を通す。この白い道を踏んで新年がやってくると信じられている。暮れも押し詰まってから〜崖崩れに遭ったのだ。
〜崖にはいくつもの穴が横堀りされていて、シラスは穴のなかへ潜って掘り出す〜〜もっこに乗せて外へ運び出す。〜穴のなかで掘っていた父親と、もっこを持って穴のなかへ入ったばかりの母親と嫁が生き埋めになってしまった。

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