まさかGW最中の子供の日にコンナ訃報が報じられるとは、やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。人生とは不可解なり〜を日々に更新。
とても世間的には通俗的に言って何の悩みも社会経済的にも不満なぞ有り得ない、と思われるゲーノー界でも、やはり昔から或る一群の律儀な程の俳優に限って、自裁して果ててその輝かしき仕事を捨てる人士もいる。
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俳優の渡辺裕之さんが、今月3日に神奈川県内の自宅で亡くなっていたことが5日、明らかになった。66歳。自宅で縊死(いし)していた。家族に発見されたという。
〜「社長にだまされたと思う」と会見で語る渡辺さんは05年8月に、投資運用会社への投資に失敗し、1億円以上の損害を受けたことが報じられた。
【以下、2005年8月2日のデイリースポーツより】 俳優の渡辺裕之(49)が7月に破産した投資運用会社「ジェスティオン・プリヴェ・ジャポン」に約1億2000万円を投資、1億円以上の損害を受けていたことが1日、分かった。渡辺は横浜市内で会見し、一部週刊誌で報じられた同社の広告塔疑惑には「心外です」と否定した。
同社は02年の設立以来、340億円以上を集め、約200億円が不明となっている。 渡辺は昨年7月、知り合いのイベンターから同社・(記事は実名)社長を紹介され、3回に渡り、計1億2000万円を投資。6月に1億円の返却を求めようとしたが、連絡が取れなかった。その間、同社は7月20日に破産し、渡辺は「社長にだまされたと思う」と話した。
渡辺は2月に同社が企画した「カリブ海クルーズツアー」に司会として参加。“広告塔”と騒がれたが、「仕事として行ったこと。ギャラ800万円も受け取っている」と説明した。
渡辺の妻は女優の原日出子。「内証でやったことで仕方ないわねと、あきれられた。でも、きずなを確認した」と離婚の可能性は否定した(デイリー報知)
普通はこの夫婦共に人気俳優、しかもマダその芸能生命は廃れてもいなかった筈だが、ヤッパ良心に恥入るその性格ゆえに、何かしら悩んでは居たのだろう。

彼の女房がニュースも合わせて読む。
▼原の最新の投稿は4月30日で、自身が出演している
映画「余命10年」を鑑賞したという内容。「あらためて観てきました。自分の出演作で号泣。心が洗われました。
頑張って生きようって思いました」と感想をつづり、「#頑張って生きよう」「#毎日を楽しく」などのハッシュタグをつけた。
全く典型的な〜教科書的な事例と成るかも知れない。
精神病患者への第一番の禁句!タブーが妻の言葉とは!自死した多くの精神的に心を病んでた人々が、ガンバって!や元気出して〜とは言われたくナイのだ。普通の人ならば何のことはない、何気ない気さくな励ましや挨拶文句なのだが、己れ自身が精神的に凹んでてその事を深く悩んでる、手前自身の元気ナサや心労に悩んで参ってるのを生じっか自覚してる分、他者に傷口にシオをナスラれる様な発言や呼び掛けと聞こえてしまうのだ。無自覚的にも往々にして未だ自分は努力が足りないのかと、心の底奥深くに傷を負ってしまうらしい。
最終的に自身で考えた結果は、生きてても為すすべはない、この上は死んだがマシ、とか生きてても活路が見出だせない、いっそ死んでしまえば心が軽くなる〜といった短絡的な決意に染まってしまう。
他人に、例え最も身近な妻や兄弟にでさえも、助けてくれ!っと心から言えない、訴えられない程に自己の内部で格闘してしまう。最早一人では頑張り様ガナイ所にソウ呼び掛けられて答えようがナイのだ。答えようとすると答は死ぬ以外に考えられなくなってしまうのも多い、とか。

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