


何のことはない、5月の節句と言えば子供の日とも言う本来は端午の節句。
その端午の5日に間に合わないので六日の菖蒲(ショウブ)を飾ったのを持って役立たずの喩えとした謂。
紛らわしいのは、この菖蒲と云う名の花である。花にははた迷惑な話、ドレがドレやら〜ついでに見分け方を調べてみた。
つまり、同じ漢字の菖蒲はアヤメとショウブ。どぉでも良いのかも知れない、花にはそれぞれの名前があるも花自体は語らず又自慢も奢りも無い。勝手に人間が思い込んでるだけ〜ほれ!その畑に、イヤ花壇に生えてるのが菖蒲アヤメよ〜
で水辺に咲いてたのが菖蒲ショウブ!生まれも育ちも違うとか〜アヤメは花の根っ子が網目状でごさる。
して、ショウブは黄色い太い様な線が走るとぞ。
そして、何れが菖蒲か杜若?のアヤメとカキツバタ。まぁね、白い線か花弁の上に見られたら杜若夏季津バタ。
▼杜若は、水の風景が似合う花。花びらの付け根に白い筋がすっと入っているのが目印です。
杜若は、尾形光琳の『燕子花図屏風』でも知られる花。ちなみに漢字は杜若ではなく、「燕子花」〜
さらに杜若は、平安時代の歌人・在原業平が「かきつばた」の文字を詠み込んだ(歌で有名!❩
★唐衣きつつなれにしつましあればはるばるきぬる旅をしぞ思ふ
先日つい夢中になって読んだ漫画、内田春菊ツウ〜エロ女マンガ師が描いた日本の天才物知り博士南方熊楠の伝記、エロでなくてエロスやバトスといった哲学的で叙事詩的な内容でもあり、又明治の異才天才や寵児等の伝記を加味した活劇感溢れるストーリー。
どおした訳か彼女が特異の得意なヒステリー婆(マダ若いのにね!ゴメン〜)めく怒れるオンナ闘士アマゾネスみたいだったらしく途中で、書くのを止めた!らし。イヤ止めさせられたのか?
マァ尻切れトンボなんだが、それでも明治の小説家の誕生がカナリ解り易いのは、ヤッパ内田春菊なる菊奴姐ゴの栄誉!あっぱれ〜天晴!エロ事師じゃない、本能的に漫画家なのかな!
上の男業平に匹敵もするぞよ、着つつ〜馴れにし〜(熟れ)★妻★夫★来ぬる〜着ぬる〜濡れる!
その漫画のひとコマにも登場した明治の青春群像、アレは英語の宣教師に教えられたベースボール試合、東大受験の為の予備校で余りにも遊び過ぎて落第〜不合格となった正岡子規の翻訳日本語、野球とぞ呼び習わした〜
そして、一方では世の中は未だ新政府への不平士族の不満タラタラ、憤懣やる方なしの日露戦争前後の世の中、江戸から明治へと時代が変遷しつつも地続きの頃で、維新当時は平気で他者との殺し合いまでやってノケタ日本人同士、新時代には今度は言論思想の自由を以て魂の叫びとした自由民権運動、それもゴロツキ紛いのフシダラな刹那的な暴動主義へと変貌を遂げて、逆に真の自由を求めた大杉栄や幸徳秋水などの国家による大虐殺を招いた。文学で成し遂げようとした北村透谷はコノ5月の払暁に自裁して果てたが藤村は生きて昭和の戦争まで文学を業と成した。
そんな中に後には日本の文豪とも呼ばれる夏目漱石も小説を書き始めたのだった。
とマァつい最近のクマ、役立たずの明治のチョイ文学史を辿った〜

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